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週刊ブレックス(仮) ~2020/01/13 天皇杯編

こんにちは、hiroです。
年を明けて2週間が経とうとしていますが皆さまいかがお過ごしでしょうか?ワタシは天皇杯にウキウキワクワクで特別指定選手のリリースで絶頂に達しましたが、うぎゃあああな展開に意気消沈しております🤮
ということで、今回も書いていきます。

1月の日程

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ブレックスは新年1発目の琉球戦で15連勝ストップ。翌日のゲームは前日の反省を活かし新年初勝利を掴みました。リーグ戦はお休みで、天皇杯。初優勝、3度目の正直となるか。


特別指定選手加入

今シーズンも特別指定選手で既に活躍している選手が多い中、毎シーズン定着していないブレックスではありますが、特別指定選手の加入の発表がありました。本当に楽しみな選手たちです!

山口 颯斗
まず一人目は、筑波大学3年生の山口颯斗!194cmと高身長ながらハンドラーであり、力強いペネトレイトやスリーも決められる筑波大の得点源です。1年生からベンチ入りし、2年生からスタメン。3年生のスタッツは画像の通りで、4年生の牧(琉球)と増田(川崎)の為にと意気込んで臨んだインカレでは4試合で二桁得点を取り平均16.2得点、スリーも38.7%と高確率で沈めました。3年生ではありますが、高齢化が進む2番と3番の世代交代はブレックスとしては必須。とても楽しみな選手です!

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テーブス 海
二人目は日本を代表する若手PGのホープであるテーブス海。ジョーンズカップに日本代表として出場し、ワールドカップでも代表に推す声が多かった選手でもあります。ノースカロライナ大学ウィルミントン校から日本に戻ってプロになるか、転校すると発信していたので去就を注目していた人も多かったと思います。日本バスケ界を応援している人なら今回のブレックス加入は驚いた人も多いはず。そんなワタシもその1人。
▼感情の折り合いがつかないまましたツイート

リリースにも書いてありましたが、18-19シーズンはNCAA ディビジョンⅠのアシスト部門で全米2位の平均7.7アシストを記録したことも記憶に新しいです。NCAAには190cm代のPGもゴロゴロいてそういう選手を守ってきたとも話していました。3Pやフリースローの確率に課題はありますが本当に楽しみな選手です!田臥勇太が好きな人は絶対彼のプレーは好きだろうなぁという印象があります。視野が広くて、パスで魅せれるPGです!ただ、ずっとブレックスにはいないと思います。彼にはNBAに行ってほしい。そのためにブレックスで数年田臥からしっかり学んで成長して、サマーリーグにも挑戦してほしいです。

▲2020/01/10現在約325万再生されているOSAKA DIME.EXEでもプレーしたYouTuberともやんとテーブス海の1on1動画。ともやん君!ナベとお話してテーブスと1on1しに栃木に来てもええんやで?概要欄に2年後リベンジって書いてるやん?←


天皇杯 ELITE 8(準々決勝)
宇都宮 74-65 富山

ブレックスはナベがベンチスタートで喜多川がスタメンに。富山はリーグ戦と同じスタメンで『5out』を形成した形。

富山はブレックスのオールコートのディフェンスプレッシャーをライオンズがボール運びに参加することによって無効化することにより無駄なターンオーバーを減らし、ブレックスのディフェンスを乗せさせませんでした。それもあり富山ペースで試合を進めることに。PnRから展開してオフェンスを展開していたブレックスだったが、富山もボールが良く回りスリーも3本決まり22-19富山リードで1Q終了。
2Qになり富山の『5out』にアジャストし逆転したブレックスでしたが、ギブスがキックアウトした際に左足を負傷し一時離脱。鵤のターンオーバーの多さや、オフェンスリバウンド6本を含むリバウンドで上回れ、オフェンスの起点として活躍した比江島ですが、フリースロー前半で4本外し前半ラストオフェンスでターンオーバーから速攻を喰らうなどリードして前半を折り返しましたが、イマイチな展開でした。

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鵤のスリーでスタートし、ブレックスはディフェンスのギアを上げたかったが富山が回避しブレックスにペースを渡さない。結果的にはブレックスがリードを6点に広げて最終Qに。
ブレックスの連続ターンオーバーに漬け込み富山が1点差に縮める。ただし、ブレックスは近寄られても並ばせない展開が続く。そこからベンチから出てきたライアンがスイッチオン。4Qだけの11得点を取り74-65でブレックスの勝利。ブレックスは翌々日の準決勝進出。川崎ブレイブサンダースと対戦になりました。

富山の土俵のゲームが展開されましたが、ブレックスが締めるところを締めた試合となりました。締めるところを締めたと言って良いかわかりませんが。ターンオーバーは富山よりも多く、オフェンスリバウンドは琉球戦よりも多く拾われ、スリーは5のみしか決められずで、最大リードも試合終了時点の9点差という内容。ただ、富山の得点をライオンズに集中させ日本人選手に得点をさせなかった点はさすがでした。見逃し配信を見ましたが、井口さんがサトル・マエタの名前を叫ぶことはなかったです(4得点 3P 0/7)。最低限中の最低限の結果かなと。厳しい言い方かもしれないですけど。サッカー的に言うと鹿島みたいな試合だったかなと。つまんなくてもなんだかんだ勝つんです鹿島って。天皇杯決勝で神戸に負けたけど。

富山は今のバスケに宇都帰ってきたら面白そう、中地区2位は狙えるかもしれないですね。ペッパーズの帰化申請はいつ通るのかにも注目してます。

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BOXSCORE

ハイライト(YouTubeにも流して…)

ゲームレポート


その他の準々決勝の雑感

どの試合も面白い試合で見応え抜群でした!4試合を3610円で見れる天皇杯コスパやばすぎだろ。1試合約900円ですよ…この日のランチの方が高かったわ…試合を見ながら書いたメモ程度ですが雑感です。天皇杯は毎年準々決勝が面白いと思います!平日だけど行って損なしです!

SR渋谷 76-60 北海道
今シーズンのスタッツを見ても互いの外国籍選手の得点力がほぼ同じだったので、日本人選手の得点力に注目してた試合。ベンドラメが20得点と躍動、北海道の流れを拒んだのは彼だった。特に4Q勝負所でのオフェンスリバウンドやスティールは渋谷の勝利を決定付けるものだった。数字以上に骨を折るような得点を沈めたケリーも流石。北海道も我慢しながら『on3』を駆使して4Qを10-0のランで喰らい付くも最後は根気負け。渋谷は準決勝はケリーとサイズかな?

滋賀 73-65 三河
狩野の連続スリーでスタートした試合は滋賀ペースで進む。お互いやりたいオフェンスを展開できていたと思うが、思うように得点が伸びなかった印象、これがトーナメント初戦の難しさか。ここ最近好調だった齋藤が絶不調だったが、古巣相手に愛の恩返しスリー3発をかました狩俣が穴を埋める活躍。三河はなんと言っても新加入のクリス・ジョンソン。長くてしなやかなプレーで好インパクトなデビュー戦。オトゥーレやグラッドネス、シモンズよりも得点力があり、長さを活かしたディフェンスも素晴らしい。2月対戦する時は要注意。それにしてもシェーファーの弟似過ぎだわ、噂以上でした。弟のほうが犬っぽい←

川崎 69-66 アルバルク
準々決勝1番の注目カードだったと思う試合。1Qはアルバルクが怒涛の攻撃を繰り出し川崎をパニックに陥れた。この10分を見ると「あの川崎をここまで圧倒するアルバルクつえぇぇぇ」な展開だったが、今シーズンの川崎はそこからディフェンスで我慢強く立て直せる。
後半試合を動かしたのは藤井祐眞。ファジーカスが乗れたのも彼が仕掛けてできたミスマッチから。役者がそれぞれ活躍し3Q最後にPG辻からヒースへのアリウープでついに逆転。It's beautiful!!!そこからアルバルクは追い抜くことが出来ずに川崎が我慢比べに勝利。川崎は苦しみながらもそれぞれが役割を果たしていた印象が強かった。この試合を組み立てた佐藤HCも個人的には素晴らしかったと思う。藤井祐眞ココにあり!な試合でした。


天皇杯 FINAL 4(準決勝)
川崎 82-61 宇都宮

川崎に完膚なきまでに叩きのめされ準決勝敗退。
言いたいことはいろいろありますが、スタッツだけ載せます。悪いところをあげだしたらキリがないくらいに残念な内容。ちなみに開幕戦よりも悪かったです。オフェンスレーティングはあの悪かった開幕戦を上回りましたが(ラスト数分得点が決まったので)、ディフェンスレーティングは今シーズン2番目に悪い105.0と全く守れませんでした。NETレーティング-33.3は今シーズン最悪でした。それだけ惨敗だったってことです。
▼レーティングについて初めて聞いた方はこちらを読めばわかると思います。100回攻めて何点取れるか?取られるか?その差異はどれくらい離れるか?という理論値です。

試合後に他のチームのブースターに言われた言葉として「見ててショックだった」「ブレックスがこんなに呆気なく負けるとは思わなかった」「Brex Mentality全く出せてなかったね」「ちょっとヤバいなぁ」など。これ他のチームのブースターに言われた言葉ですからね。何も言い返せませんでした。
川崎戦の雑感や本音を1万文字くらい書き出しましたが、これはシーズン終了後にでも公開しようかなと、覚えてたら。もしかしたら読んでくださる方の気持ちを害す可能性もありますので。

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BOXSCORE

ハイライト

ゲームレポート


その他の準決勝と決勝の雑感

準決勝 SR渋谷 96-69 滋賀
川崎vs宇都宮と違って外国籍選手をどのような選択をするかから楽しみだった1戦はケリーとサイズ、ウォーカーとブラッキンズを選択。
流れを引き寄せたのはベンチから出てきた石井。渋谷がディフェンスで滋賀を上回りリードで試合が進む中、滋賀のキーマン齋藤が負傷離脱。この時「滋賀終わったな」と思いました。なんとかこの流れを打破しようとシェーファーを入れたビッグマンon3を発動させるも思うように点は伸びず。
後半から齋藤が戻ってくるも、渋谷のタイムシェアから繰り出されるディフェンスは流石の一言で、滋賀のお株を奪うスリーも要所に決まりました。滋賀は我慢強く守れるチームではないので、一気に点差が開きました。クローズはセクシーに締めくくり渋谷がファイナル進出。石井ちゃん4連覇の挑戦!13分しか出てないのにこの存在感は流石の一言!

決勝 SR渋谷 78-73 川崎
渋谷のフルコートのプレッシャーに手を焼いた川崎という立ち上がりの印象で、疲れたら別の選手が出てくる今シーズンの渋谷のやり方でリードを奪う。石井の連続スティールも光り渋谷ペースで進めていたが、川崎もしぶとくしぶとく戦い前半は同点。
両チームとも外国籍選手を前半20分フル出場させていたが、彼らを休ませた3Q。渋谷は野口とサンバを使ってベンチで休ませ、川崎はソープを入れ2-3ゾーンでファジーカスとヒースの負担を軽くしてコート内で休ませた。決して効果的ではなかったが、3点だけ離されるのみに済んだので成功と言えるだろう。ただ、結果論ではあるがここがクラッチタイムで出たと思う。ちなみに、ほぼほぼ40分出ずっぱりの外国籍選手が「疲れない?」って問いに対して「オフェンスの時に休めるから大丈夫」って答えたと聞いたことがあります。ちなみにその選手めちゃくちゃ点取る(笑)
話を戻しましょう。川崎は辻がスリーで何度も蘇らせ、ヒース砲も決まり試合終了残り4分で逆転。ただ、渋谷は山内とベンドラメのPG2人がチームを牽引し再逆転。2点差で辻が同点を狙うフリースローは1本外れ、その後の辻のスリーも211cmのケリーに阻まれた。ファウルゲームのFTを石井と広瀬が計4本全て決めきり渋谷が優勝!おめでとうございます!令和最初の決勝戦に相応しい素晴らしい試合でした!
渋谷は伊佐さんが選手たちに良くも悪くも絶大な信頼を寄せていることがわかった試合。川崎は辻のフリースローが2本入ってればとか、最後のスリー決まってればとかあるけど、試合通しても活躍した辻を責めれない。最高のパフォーマンスで1人でバックコート陣を引っ張っていた。辻とベンドラメは代表呼ばれろよ!そして、曲者石井講祐天皇杯4連覇おめでとうございます!多分竹内公輔以来です!ちなみに竹内公輔個人5連覇してます!すげぇ!(2008~2011年アイシン、2012年トヨタ自動車)


ブレックス今週の試合

天皇杯が終わりリーグ戦はすぐに再開。ブレックスはホームブレアリで天皇杯チャンピオンの渋谷と対戦です。天皇杯を制し自信満々で臨んでくる渋谷と、チーム状況は最悪とも言っても良いブレックス。天皇杯惨敗のブレックスにとってはめちゃくちゃ重要な1試合になります。色んな意味で楽しみな試合です。


おわりに

未来が楽しみになる話題と不安になるようなことが1週間にいろいろありました。天皇杯も終わりリーグ戦集中と言いたいところですが、今週末にはオールスターで5人が北海道に。エンジョイして欲しいところですが、それは水曜日の渋谷戦次第になるかな?ここからどのように立て直していけるのか注目してます。
今回も読んで頂きありがとうございました。

おしまい。

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