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週刊ブレックス(仮) ~2019/10/14
こんにちは、hiroです。
まず先日の台風19号は皆さん大丈夫でしたか?実家のある栃木でも災害で電車が数日動かなくなったり、浸水被害で部屋が泥だらけになったり、火災が起きたりといろいろな被害があったと聞いています。幸い実家は無傷だったようですが、被害に合われたブレックスファンの方もSNSで見ております。被災された方々へお見舞い申し上げます。
今週ブレックスはアウェイで滋賀との対戦でした。場所は今年の6月に完成した草津市のYMITアリーナです。
10月の日程
残念ながら連敗からのスタート。連敗スタートはBリーグになって初めてです。
昨シーズンは連勝、アウェイも12月まで負けなしで進んでいましたが、今シーズンの序盤戦は強豪とのタフな日程が続きます。
第2節 vs滋賀レイクスターズ(A)
現地観戦してきました。GAME1当日は台風の影響で新幹線や飛行機が止まっていた影響で関西圏以外から遠征できない方が多くいました。ワタシは運良く飛行機で前乗りできたので、観戦ができました。
GAME1 滋賀 71-84 宇都宮
この試合は前節の退場処分で滋賀の外国籍選手のヘンリー・ウォーカーが出場停止。また、滋賀は外国籍選手を2人しか契約していないため、滋賀は外国籍選手ローズ1人で戦うことになりました。日本人選手では新加入の谷口が体調不良で欠場でした。ブレックスはこの試合から鵤が復帰しています。これは大きかったです。
前半は開幕節の川崎戦に続き重苦しいスタートでした。滋賀に立て続けに得点されリードを許して開始2分半で安齋竜三HCはタイムアウトを要求します。その後は立て直して接戦に持ち込みますが、攻守ともに重苦しい前半だったといった印象でした。滋賀はスリーが当たっていて若手選手の思い切りの良さが有りつつもTOVが3つと良い内容で試合を運べていました。
後半はスタートから滋賀がブレイク出したりと10点差を付けられ一気に走られるかと思いましたが、ベンチメンバーを中心にディフェンス強度を上げて良いオフェンスに繋げて、ブレックスが流れを掴みました。タイムアウト使わずに立て直したのは驚きでした。やっとブレックスらしいバスケが見られた気がします。今シーズン初勝利です!ナベタイムが飛び出し(23得点)、ギブスと竹内がダブルダブルの活躍でした!
1Q終了
— 宇都宮ブレックス (@utsunomiyabrex) October 12, 2019
ブレックス 24 - 21 滋賀
立ち上がり、滋賀に立て続けにシュートを決められ2-10とリードされてしまう。
しかし、#22 ロシターの連続得点、ベンチスタートの#13 渡邉が連続3Pシュートを決め、流れを変える。
終了間際に#13 渡邉が3Pシュートを沈め、24-21で1Q終了!#BREX pic.twitter.com/tlN3b8nZL7
3Q
— 宇都宮ブレックス (@utsunomiyabrex) October 12, 2019
ディフェンスから流れを変える!!#BREX pic.twitter.com/Ej7Q29fg2T
3Q終了
— 宇都宮ブレックス (@utsunomiyabrex) October 12, 2019
ブレックス 58 - 54 滋賀
#0 田臥のジャンパー、#6 比江島のバスケットカウントで得点するも、滋賀にインサイドで得点を許し、リードを広げられる。
しかし、ディフェンスから流れを変えて連続得点し
猛追。
#13 渡邉の連続得点で逆転に成功し、#18 鵤の3Pシュートで58-54で最終クォーターへ! pic.twitter.com/kcTlY3bxFU
4Q
— 宇都宮ブレックス (@utsunomiyabrex) October 12, 2019
#13 渡邉選手のビッグショット!!#BREX pic.twitter.com/WcJOzW8DV2
BOXSCORE
ハイライト
ゲームレポート
GAME2 滋賀 90-96 宇都宮
前日欠場だったウォーカーが復帰、谷口はGAME2も欠場でした。ブレックスは2日ともロシターとギブスのコンビを起用していて、2日間見た感じだとランドルフと栗原は帯同していませんでした。
GAME2は試合開始から『遠藤タイム』昨シーズンの遠藤が戻ってきました!ファウルトラブルで開始3分でベンチに退いてイマイチだった比江島も、ベンチで竜三さんが声をかけた後は吹っ切れて2Qで9得点。ブレックスは前半で47得点し7点リードで折り返しました。対する滋賀はウォーカーとローズ、PGの齋藤を中心に得点を奪った前半でした。特にウォーカーと齋藤に流れを作られた印象です。
後半は滋賀がウォーカーの連続スリー、スティールから速攻で8-0で一気に2点差に追いすがり、ブレックスは親分怒りのタイムアウト。その後締め直したブレックスはボールをシェアし、得点が分散して的を絞らせないチームオフェンスで得点を量産しました。3Qでギブスが左足を痛めたのが少し心配ですが連勝です!
田原がめちゃくちゃテンパってたので、次チャンスがあった時は頑張ってほしいです。(正直残り2分くらいからずっと不安でした)
2Q終了
— 宇都宮ブレックス (@utsunomiyabrex) October 13, 2019
ブレックス 47 - 40 滋賀
ディフェンスから流れを掴むとリズム良く得点を重ねて逆転。
滋賀に4Pプレー、3Pシュートを許しながらも、#6 比江島が内外で加点すると終了間際には#9 遠藤が2本の3Pシュートを沈めて、47-40とリードして前半終了!#BREX pic.twitter.com/24G9pz2ahM
10/13(日) vs.滋賀
— 宇都宮ブレックス (@utsunomiyabrex) October 13, 2019
3Q
#9 遠藤選手が巧みなステップで得点!!#BREX pic.twitter.com/M04P6WegcB
3Q終了
— 宇都宮ブレックス (@utsunomiyabrex) October 13, 2019
ブレックス 72 - 60 滋賀
ミスから失点を重ね、滋賀に0-10のランを許し、同点に追いつかれてしまう。
しかし、ブレックスはディフェンスから流れを変え、トランジションから得点を重ねて再びリードを広げる。
終了間際には#22 ロシターが3Pシュートを沈め、72-60で最終クォーターへ!!#BREX pic.twitter.com/Rt73UdVGvQ
10/13(日) vs.滋賀
— 宇都宮ブレックス (@utsunomiyabrex) October 13, 2019
4Q
#10 竹内選手のアシストから#31 喜多川選手が得点!#BREX pic.twitter.com/zzzfxxc0Lc
試合終了
— 宇都宮ブレックス (@utsunomiyabrex) October 13, 2019
ブレックス 96 - 90 滋賀
粘り強くリバウンドを奪うと#22 ロシターが加点リードを広げる。⁰さらに#9 遠藤、#31 喜多川、#10 竹内が得点。
終了間際に滋賀に激しく追い上げられるも、96-90で勝利しアウェーで連勝!
本日も勝利の後押し、ありがとうございました!#BREX pic.twitter.com/30xxFyb3zw
BOXSCORE
ハイライト
ゲームレポート
今節の雑感
滋賀との開幕節連敗同士の対決はブレックスの連勝で終えることができました。両日とも前半はオフェンスが停滞する時間帯がありましたが、後半はスペーシングが良くPnRから良くボールが回り良いシュートを打てていたと思います。シュート確率も開幕節よりも上がっていて、OR%でも両日40%以上を超えたようにリバウンドを支配したのでゲームも制することができたと思います。一番印象的だった、両日とも勝負所で畳み掛ける集中力と勝負強さは流石の一言でした。
GAME2の3Qで起こったギブスの怪我ですが、左足の腿裏を痛めた感じでした。ベンチに下がってからはストレッチしたり、ローラースティック転がしたりしてましたけど無理はしない程度というところでしょうか。4Q始まる段階でアイシングを始めてました。大怪我をしたというわけではないと思いますが、次の試合は水曜日で中二日しかないので、もしかしたらシャビーがデビューするかもしれません。
また今回担当した審判は、ベテランの相原さんとB1経験10試合に満たない2人だったので、本来吹かれるべきファールが吹かれなかったシーンが試合を見直しても割とありました。なので、お互いに少なからず不満はあったと思います。その都度選手もHCも審判に確認している事が多かったです(特に相原さんに)。それもあり、お互いファールトラブルにならなかったとも言えますが…両チームともに笛と戦わなかったことは良かったと思います。
GAME1が開催されることの是非ですが、個人的には開催して良かったですし、されるべきだったと思っています。
ワタシがいた京都〜草津間で台風の影響があったかと言えばほぼ有りませんでした。台風の左側だったので、風が少し強いくらいで電車もほとんど動いていました。GAME1の観客数も2752人で、滋賀側としてはホーム開幕戦ですしリーグ屈指の人気があるブレックス戦なのでもう少し入ってほしかったところだと思いますが、昨シーズン平均の2417人を超えました。もともとGAME1はファンクラブ枠で1階の指定席がほとんど埋まっていたので、最初からブレックスファンの方がたくさん来ないのではとも思っていました。空席は多かったですけど。
「大阪は延期してるのになんで京都と滋賀は開催するんだ」的なこと言ってる方もいましたが、大阪は開催地が舞洲で埋立地ですからね。行ったことある人はわかると思いますが海沿いで強風ですし、かなり交通の便が悪いです。関西圏だからといって同じ括りにはできないかと。滋賀にリプライ送ったり、電凸した人もいるようですがちょっと違うんじゃないのかなとも個人的には思います。百歩譲ってそういう事するのであれば、台風で全試合延期にしなかったリーグ側の方では?と思ったりもします。
滋賀の感想も簡単に。
両日とも前半は接戦でしたが、勝負所の差が出た感じですね。あそこで狩野や高橋のシュートが決まってたらわからなかったです。昨シーズン狩野にやられましたからね…
良い若手がたくさんいますし、ハンドラータイプの外国籍選手ウォーカーがいるのは羨ましいです。先週のnoteで個人的な注目選手で挙げた齋藤にはまんまとやられました。GAME1では13得点4アシスト、GAME2では12得点8アシスト2スティール。敵ながら注目している選手でもあったので楽しませてもらったのと、マークマンが遠藤に変わった時は『ガチで止めに来たな』と感じました。ただ、齋藤がベンチに下がってしまった時に滋賀の流れが止まってしまった印象です。狩俣や伊藤のベテランがもっと頑張らないと厳しいなと。
あとは昨シーズン試合に出られなかった佐藤のプレーは気持ちが出ていて個人的には良かったと思います。GAME1で腕を振り回して比江島と一触即発な場面がありましたが、それ以外は気持ちもフィジカルも強くて良かったです。1年間じっくり筋肉強化が実を結んでいるようです。
ポテンシャルはあるだけに水曜日の島根戦は重要でしょうね。
抜群のスピードとパスセンスを兼ね備えた攻撃型PG⚔️
— B.LEAGUE(Bリーグ) (@B_LEAGUE) October 15, 2019
滋賀#2 齋藤 拓実@tkm0811@shigalakestars#Bリーグ pic.twitter.com/gejqAFBqeI
第2節の試合結果
台風で開催が検討されたり、開催が延期される試合もあった第2節。
B1で延期になって連休中に行われなかった試合は以下の通り
・横浜 vs 秋田 1試合
・A東京 vs SR渋谷 2試合
・大阪 vs 琉球 1試合
そんな中で開幕4連勝を記録したのが北海道、名古屋、京都、川崎の4チーム。今節の気になったトピックは以下の通り。
大相撲京都場所開催されず思わぬ事態に…
先週の京滋ダービーの一件で京都のマブンガがGAME1に出場できなかった。それもあり150kgある巨漢のホロウェイが出場するかと思っていたのですが、京都はサイモンのみのエントリーで富山に勝利。ホロウェイはハンナリーズアリーナにはいたようです。
結果的にこのカードは京都の連勝で終わるのだが、GAME2の3Qまさかの事態に。6:55のスミスがダンク失敗の際に着地を失敗し負傷し救急車で搬送されたそうだ。翌日のリリース通り「右膝蓋腱断裂」で全治未定の大怪我を負ってしまった。この怪我について調べてみると術後復帰まで3〜6ヶ月程度でプレーができるようになるみたいです。琉球のスコットが昨シーズンやった怪我と同じようなのでシーズン絶望か、終盤戦で復帰できるかなといったことでしょうか。圧倒的存在感のスミスの離脱は富山にとっては痛すぎますし、ブレックスは来週対戦するので気になるところです。
名古屋は2人が骨折で戦線離脱
4連勝した名古屋にも負傷者が2人。JBと菊池がそれぞれ右手を骨折。名古屋は序盤戦は比較的楽な相手との対戦が続くので、そこでどれくらい勝ち星を稼げるか。12月にはブレックスを含む東地区3チーム、川崎、琉球などとタフな日程に入ってくるので、特にJBにはそこまでには帰ってきて欲しいところだろうか。JBはインジュアリーリストに登録されるようなので、新外国籍選手獲得するのか注目です。
テラスハウスに出演する田渡率いる横浜初勝利
横浜がホームで初勝利。試合を見ていたのですが、これが横浜の勝ちパターンに勝っていくのかなと行った印象です。テラハ騒動の中、約35分出場した田渡が9得点12アシストの活躍。彼のヒーローインタビューもとてもかっこよかったのでそこだけでも見て欲しいです。横浜はベクトンが良いですね。強豪相手にもどこまでやれるか楽しみです。生原も鼻骨骨折でマスクマンになってしまいました。お大事に…
対する秋田は古川が当たらない場合に他の日本人選手が点取らないと昨シーズンと同じように下位に沈むかなと思っているのですが、今日がそのような試合でしたね。今シーズンはマスクマンが多いです。
ブレックス今週の試合
今週は3試合あります。3連休刈谷で戦っていた2チームと戦います。
まずは水曜日にアウェイ千葉戦。ブレックスの開幕からアウェイ5連戦の最後の試合。
ホーム開幕戦の千葉は、開幕節で渋谷に連敗を喰らうスタートだったが、三河に連勝してブレックスと同じように2勝2敗になりました。とりわけGAME2では100点ゲームの快勝で気持ちよくホームに戻れることでしょう。ただ、台風の影響で中一日のみとブレックスよりもタフな日程にはなります。
そんな中で、特にエドワーズは4試合連続20得点以上と今シーズンは開幕から絶好調なので要注意です。あと昨シーズンは怪我で不調に終わった小野龍猛も復調の兆しを見せているので、彼のポストアップ対策も見ものです。
そして週末は待ちに待ったホーム開幕戦。相手は大型補強でオフシーズン話題になったシーホース三河。
昨シーズンは2試合ブレアリで圧勝したが、あの時戦ったメンバーはほとんどいません。金丸もJRも不在でしたしね。大型補強を行ったとは言え、ここまで4試合はイマイチ結果を残せていない状況。圧倒的攻撃力があるというイメージがあると思いますが4試合の平均が77.3得点で、更に気になるのが後半4試合全てで得点を上回られているところ。個人的な注目選手は川村卓也。完全に好みです、ワタシのヒーロー。試合前にブレックスのメンバーと話してるところを見るのも楽しみです。良いカメラ持ってる人はたくさん撮ってSNSにアップしてください!
三河はまだまだチーム再建中だと思うのでホームで連勝したいところ!
パワーアップしたブレアリと土曜日来場のシクラメンのパフォーマンスと、シクラメン来場時の連勝記録が伸びるかも個人的に楽しみにしてます。
おわりに
ということでいろいろとありましたが、やっと今週末ホーム開幕戦です。試合が延期されたことによって試合数にバラつきが出ましたが、序盤戦ですので一戦必勝で行きましょう。
今回も読んでいただきありがとうございました!
おまけ
YMITアリーナの簡単なレポート的なものを書いておきます。と言いつつもあんまり写真撮ってなかったので本当におまけ程度です。ウカルちゃんも何回か行ったことがあるので簡単な比較もしてみます。
ウカルちゃんアリーナはめちゃくちゃ古いのに対して、YMITアリーナは今年の6月完成したアリーナ。収容人数は3500人みたいです。5000人規模にしなかった理由はお偉いさんが「滋賀にそんなに大きい箱は必要ない」的なことを言っていたからと聞きました。結局新アリーナ別のところに作ってますが、ウカルちゃんアリーナやYMITアリーナに比べると立地は最悪ですね…YMITアリーナは新快速止まるので行きやすいですが、個人的にはウカルちゃんアリーナのほうが琵琶湖の隣ですし滋賀に来た感があって好きです。
▲ウカルちゃんアリーナ ▼YMITアリーナ
照明が明るいので写真撮る人には良さそうな気もします。写真撮る人間ではないので詳しいことはわかりませんが、照明を使った演出は良かったです。
マッチデープログラムやアリーナ全体を見渡すとたくさんのスポンサーが並んでいました。コートサイドは勿論、指定席の上部、コート上に吊られた得点板など。滋賀の選手の幕が吊られているのですが、選手の写真の下にもスポンサーを入れられるみたいです。狩野や高橋といった人気選手から埋まっていくのかな?
あと滋賀で個人的に好きなのが、リングの上にある24秒計。Bリーグで唯一かな?三角形になっていて、どこから見てもすごくわかりやすいです。先週のとどろきアリーナとかは、そもそも上についてないし横から見れないしで見やすさが雲泥の差ですね。ブレアリも導入して欲しいレベルで好きです。コートから選手に見やすいように若干コート側に傾けていましたね。ボールがそこに当たる場面も有りました。
フードは今までとあまり変わっていないと滋賀ブースターの方は言っていましたが、昨シーズン不評だった食券制度廃止されPaypayが使えるようになったのは良かったです。ブレアリでも使えるかな?
アリーナグルメとしては唐揚げが人気でした(名前忘れた)。ドリンクはスポンサーになったサン・クロレラのスムージーとレイクスカラーのカクテルが良さげでした。
欲を言えばですが、モニターが1つしか無かったり、1階のトイレが少なかったり(2階は少し多めでした)、ペットボトルの持ち込み禁止などが少々不満なくらいです。ですが、トータルで見れば素晴らしかったです。
おわり。
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