酒飲みのための市販薬
こんばんわ、酒はウイスキー派のケイタです。
このnoteを読む方は成人がほとんどですよね、お待たせしました酒の話です。
…じゃなかった、酒飲みのための医薬品講座です。
本題に入る前に。
「ウコン」は医薬品でなく食品なので、今回は除外しています。
ウコンといっても数種類あるうえ、健康食品扱いのため安全性の保証もないため、個人的にはオススメしません。
詳しくは日本医師会HPのリンクを貼っておくので、時間がある方はどうぞ。
これから紹介する医薬品は毎日服用して問題ないものがほとんどです。
毎日晩酌する方は、肝臓プラスでケアできます。
▼大前提
医薬品は人によって作用の強弱があります。
今回紹介する医薬品は肝臓に働く成分です。
肝臓は人によって代謝力が違うため、一概にランク付けができません。
一通り試してみて、自分に合う医薬品を探してみてください。
▼肝臓水解物
読んで字のごとく、肝臓そのものの成分です。
レバーからコレステロールを抜いてギューッと濃縮したもの…と思えばOK。
飲んだ前に服用すれば悪酔いしにくく、飲んだあとに服用すれば二日酔い予防になります。
また、肝臓は臓器全体の疲れ(内臓疲れ)に直結しているので、どんなドリンク剤を使っても疲れが取れない…という方にもオススメ。
【アルコール対策・慢性の疲れ対策】にオススメです。
代表的な医薬品はゼリア新薬の「ヘパリーゼ」シリーズ。
錠剤やドリンク剤がありますが、錠剤はコスパが良くてオススメです。
▼ウルソデオキシコール酸
これは主に「胆汁」分泌を促す成分です。
胆汁って何や?って方も多いと思いますが、脂肪を分解するための消化液ですね。
胃の次にある消化器官の十二指腸で胆汁が分泌され脂質を分解しますが、胆汁が少ないと消化されず渋滞を起こします。
食べたものが胃から排出できなくなるんですね。
これが脂っこいものを食べたら胃もたれが起きる原因です。
そして胆汁分泌を促す成分が、このウルソデオキシコール酸、通称「ウルソ」です。
この成分は肝臓から分泌されるんですが、肝臓機能を回復させる成分でもあります。
【アルコール対策・胃腸のもたれ対策】としてオススメです。
代表的な商品は「タナベ胃腸薬ウルソ錠」
地味ーなパッケージで損していますが、なかなかのスグレモノです。
酒! 肉! ラーメン! 揚げ物!
な方はコレ一択です。
▼L-システイン
これは以前のnoteで詳しく解説しているので下記リンクを参照して下さい。
ハイチオールCは
【アルコール対策・肌対策】の方にオススメです。
女性や外仕事の方向けですね。
疲れにもオススメなので、毎日の身体のケアにどうぞ。
▼胃が冷たい酒でやられた時の医薬品
肝臓から少し離れて、胃薬をひとつ。
夏場の冷たいビールやハイボール、たまんないですよね。
冷たいドリンクを胃に流し込むと胃の動きが低下し、胃もたれの原因になります。
脂っこいもの食べてないのに胃が…という方は、飲み物が原因かも。
だいたい、夏にビール飲んで胃が…という方は「冷え」が原因。
この薬は胃を温める「安中散」と、胃の筋肉の痛みを緩和する「芍薬甘草湯」を混ぜたもの。
ちょうどこの季節の胃のもたれにピッタリです。
酒には強いけど、胃がもたれやすい方は一度試してみては。
今回は以上です。
まあ、いちばんの解決法は「飲みすぎない」ですけどね…w
ではまた。