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お久しぶりです。近況なんかをだらりと。要は色々書いてました。(日記)

Go To Eatキャンペーンの受付ハガキが来て、勇んで近所のイオンモール(販売窓口)に行ってみたら、でかでかと「販売中止」の立て看板を見た時のやるせなさについて(挨拶)。

と、いうわけで、フジカワです。今年もあと2週間と思うと、感慨深いよりも恐ろしさを感じる夜のひととき、皆様いかがお過ごしでしょうか。

さて。タイトルの話なんですが、少し前、懸賞小説の話をここでも書かせて頂いたと記憶しております。確かあれが、9月中頃の話でしたかね?

その作品はもう、自分の中で納得がいったので、さっさとMF文庫Jライトノベル新人賞に送りました。9月末締めの第3期募集でしたから、結果が出るのは来年1月末あたりとのこと。

これは至って当たり前の話ではあるんですけど「僕は面白い」と思うことと、「第三者が面白い」と思う事とは、まるで別問題です。価値観が違うんですから。

ただ、これも厳然たる事実ではありますけども、書いた本人すら面白いと思えないような作品なんぞ、書くだけ労力の無駄です。自惚れにならない程度に、さりとて卑屈になりすぎないように、いい塩梅の自信を持つってのがかなり難しいんですよね。

その後の話です。気付けば11月を迎え、いつもながら「もげー」っとしておりましたら、ハタと毒電波が。僕の中で長らく「書きたいなあ」と思っていたシーンの断片=無数の点が、なんか繋がって「線」になりそうな気がしました。

早速、テキストエディタを開き、殴り書き開始。すると、まず骨子が決まり、主要キャラの輪郭が決まり、ざっくりした大枠も出来上がりました。

これは僕の大変悪い癖なんですけども、「シーンの断片」という、「枝葉」は色々浮かぶんですが、肝心の「幹=ストーリー」にならないということが結構あったんですよ。

しかし、今回は違った。するすると一連の流れが浮かび、いつの間にか、細分化されたプロットまで出来上がってました。

こうなりゃもう、後は書くだけです。好きなことを、好きなように、市場リサーチなんぞ全くせず、徹頭徹尾「ゴメン、俺の趣味」。

この作業が、楽しくない道理がありますか? 確かに、懸賞に出すつもりではありました。ただ、「全く気負わずに、肩の力を抜いて」書く。

さながら、僕の好物だけてんこ盛りにした、巨大お子様ランチを食ってるようなモンです。

「そいやっさあ!」と、一気呵成の勢いで書き進め、初稿が上がったのが、約2週間後の話でした。原稿用紙換算にすると400枚程度。

いや別に、僕は自分の手の早さを自慢してるわけでもなんでもないんです。ただ、まるっきり他人事風に、「うわあ、やらかしちまったよ」と思っただけです。

やらかしちまった、とは言えども、きちんとしたラノベ(のつもり)です。ストーリー構成も考えてありますし、表現に凝ったところもあります。

じゃあ、というわけで、数日間の推敲作業を経て、今度は電撃小説大賞に応募しました。応募した後で、ちょっと(表現的に)まだ甘かったところを思い出したんですけど、もう遅い。

「作品の選考過程が気になってしょうがないから、別の作品を書くことで逃避する」という。メビウスの輪ですか?

電撃小説大賞の締め切りは、来年4月10日(だったよな?)ですので、まだまだ時間はあります。

一応の今後の予定としては、まず年内は一服ついて、年が明けたら短編のネタがあるので、それを形にすること。

それが出来た頃合いに、多分MF文庫Jライトノベル新人賞の方から講評なり何なりが来るはず。それの反映作業ですね。できればの話ですけども。

僕の「興味の持続時間」は、だいたい1ヶ月~マックスで1ヶ月半である事が、ここ最近で分かりました。じゃあ、後1本ぐらい長編が書けるかも? ってのは甘いですね。そんな簡単に、あたかもドリンクの自販機みたいに、ボタン一発でガコンとネタが出てくりゃ苦労しません。

まあまあ、やらかしちまったもんは、それはそれで。繰り返し気味になりますが、自信過剰は滑稽で、過ぎた卑屈は嫌味です。どこのへんにポジショニングするかが、わーりと悩ましいなあ、と思います。

しかしなんですか、まるっきりナントカの一つ覚えですね。確かに、11年前に大失敗した時の、同じ轍は踏まない様に気を付けましたが。

「金になることをしろ」と、常日頃から親には言われてるんですが、母殿、あなたの息子はロクデナシです。

んじゃまた。

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