見出し画像

ワタシ的お土産ランキング・長崎編 ~2024年10月

こんにちは。
DSSで助手を務めている松山と申します。よろしくお願いいたします。
今回は、私が選ぶおススメの長崎土産を(勝手に)紹介したいと思います。
皆さんは長崎の土産といったら何を思い浮かべますか?

自分にも決まったお土産リストはあるのですが、情報の整理とアップデートは欠かさないようにしています。先日、長崎に行ったので私のリストは予定通り上書きされ、最新版になりました。

まずは、現地に行く前にWeb検索したりYoutubeを観たりして情報を集めました。定番のものを淡々と紹介するページや、長崎出身のYoutuberがおススメの土産を提案する番組等々、たくさんのネタをチェックして情報を仕入れました。前回行った時の写真を見て、記憶と情報の整理もしました。そして長崎から戻り、実際に買ってきたものを試してみて、ああだこうだと考えて更新をかける。これで私の長崎お土産リストのアップデートは完了しました。

今回はその最新版を勝手に綴らせていただきます。



ワタシ的お土産ランキング・長崎編


 

第10位 長崎物語(株式会社 唐草)

定番中の定番の「長崎物語」ですが、私が食べたのは今回初めて。
今まで試してこなかったのは「こういうお菓子ってどこにでもあるよねぇ」と軽んじていたからです。申し訳ございませんでした。

長崎空港でも定番のお土産。貰って嬉しくない人はいないでしょう


一口サイズのバウムクーヘンの中にクリームやあんこを詰めたお菓子って、各地で見かける気がするのですが、この「長崎物語」が元祖※ということが最近わかり、平伏した次第です。恐らくですが、私が最初に食べた一口バウムクーヘンは「伊達絵巻」というお菓子です。子供の頃、お土産として誰かがちょくちょく家に持ってきてくれたのを「美味い、美味い」と言って食べていました。ですから勝手に「長崎物語」は「伊達絵巻」のパ〇リじゃんっ」と決めつけていました。

それで「長崎物語」様と「株式会社 唐草」様に懺悔をして、悔い改めて食べてみたのですが、正直美味い。味のアップデートはしているはずですが、50年以上前に発売されたお菓子とは思えない美味しさでした。バウムはしっとり、香料が抑え気味でなかなかの好み。お値段も手ごろですし、ラインアップも二個入からあるので色々な用途で購入できます。あと、あまり日持ちはしないので注意が必要です。
 
※他の商品に先駆けて、昭和42年(1967年)に発売されたらしいです。
 

せっかくなので、各地のライバルたちと食べ比べてみました
長崎物語は、クリームは甘すぎず、バウムはしっとり。安定の美味しさでした



 
第9位 皿うどんチョコレート(株式会社 みろくや)

お土産ちゃんぽんで有名な「みろくや」さんが販売するお菓子です。
ぱりぱり皿うどんにチョコレートをコーティングするという、その名の通りのお菓子ですが、シンプルゆえに美味い。ぱりぱり揚げ麺の食感がとても面白くて、心地良く食べられるんです。チョコもそんなに甘くないのがポイント。ウイスキーにもばっちり合いますよ。長崎空港限定のパッケージは5個入り&特別包装なので、バラマキ用にもお勧めです。「長崎名物=ちゃんぽんだよね~」と思っている人も多いので(DSS調べ)、お土産に渡すと結構反応が良いです。

長崎空港限定の5個入りタイプ。飛行機のイラスト入りで、ちょっと特別です
私のお土産の定番です。いつも少し多めに買ってます


 
第8位 ハトシ(いろいろ)

長崎の郷土料理という「ハトシ」は、海老のすり身をパンではさんで油で揚げた食べ物。海老トースト(揚げパン)ですね。広東語(福建語?)の「蝦多士(ハートーシー)という読みが変化したらしいです。確かに香港で食べた飲茶屋さんの「蝦餃(ハーガオ)」、茶餐廳(街の食堂)の「多士(トースト)」のことを思い出すと、しっくりきます。

さらにバターとかチーズとか挟んだら美味しそうで、大きなポテンシャルを感じます


食べてみると「海老のすり身揚げパン」と言う感想しかないのですが、好物なのでおススメしたい。近所の百貨店の催事で見かけたりすると、ふらっと買ってしまうほど好きな料理です。あと何となく仙台の蒲鉾やさん「阿部蒲鉾」のひょうたん揚げを思い出す食べ物なんですね。味は全然違いますが、何だろう?食べたくなる時が同じというか、雰囲気が似てるというか、上手く言えないのですが・・・。

お土産用「ハトシ」はだいたい冷凍品になります。自分は帰る日にスーパーマーケットに立ち寄って、練り物コーナーなどにある冷蔵ハトシを選んで持ち帰ります。
まあ、自宅用になります。私が食べたいので。

トーストかオーブンでリベイクするのがおススメ


 
第7位 うに豆(いろいろ)

そら豆って独特の香りと味がしますよね。正直、好き嫌いが分かれると思うのですが、この「うに豆」なら大丈夫。誰もがそら豆を美味しく食べられてしまう魔法のお菓子です。というか、食べだしたら止まらなくなります。
松村代表にいただいて知ったお菓子なのですが、酒飲みとしては定期的にポリポリしたくなる美味しさですね。特にビールやハイボールに寄り添ってきます。
また、コンパクトサイズなので持ち運びも楽ちん。他の地域でも同じような商品は見かけないので、貰った人にも「へぇ、ほう」と珍しがってもらえると思います。

一番有名なのは「藤田チェリー豆総本店」さんですが、色々な会社が販売しているので食べ比べてみてはいかがでしょうか


第6位 日本酒 はねぎ搾り(酒蔵 吉田屋)

『南島原の小さな酒蔵さんが造る、日本で数少ない伝統製法「はねぎ搾り」のお酒』・・・って聞いただけで飲みたくなります。もとい、商品力があります。
森山酒店の店主さんの勧めで出会ったお酒ですが、すっきりとした味わいで辛口。個人的には吟醸香が漂う華やかなお酒より、色々な食べ物に合う食中酒が好きなので、この「はねぎ搾り」はどストライクの味。このお酒、関東ではなかなか見かけないので、長崎で見かけたらマストバイです。

酒飲みのための酒(ほめ言葉)



 
第5位 五島うどん(いろいろ )

初めて食べた時、つるんっとした喉越しにビックリしたうどんです。
長崎空港の2Fにあるレストランで「まだ食べたことないので、頼んでみるか」と何気なく選んで出会った感動の味です。とにかく心地よい「つるんっ」は癖になりますね。松村代表のレクチャーによると、とても手間暇かけて作られるうどんとのこと。そりゃ美味しいわけですよね。椿油を麺にコーティングするので「つるんっ」とした食感が楽しめるそうです。

つるんっとした食感が楽しい五島うどん

「うどん」というと少し地味な印象ですが、乾麺タイプで簡単に持って帰れるので、お土産にも最適です。出し汁が入った「温かいうどん」で食べても「つるんっ」とした食感が残っているのが素晴らしいです。

パッケージもオシャレ。うどんや椿が素材に使われていて秀逸!ベースの色はあごだしスープでしょうか?



 
第4位 桃カステラ(万月堂)
※以前の記事の流用です。
 
桃カステラの美味しさは万月堂さんの味で知りました。以前から気になっていたのですが、初めて食べたのは結構最近。長崎の方たちにはお馴染みというか、珍しくないものというか。何人かの長崎出身の知人に感想を求めると、皆、素の表情で「うん、あるね。味?甘いかな」という返答。とっても美味しいのに。多くの味を知っているわけではありませんが、万月堂さんの桃カステラのスポンジ部分は、他のお店のものより黄色みが強くて味も濃厚な気がします。桃をかたどった糖衣(バームクーヘンの表面も同じようなコーティング)も食べてみると、思ったより甘ったるくは感じません。日本茶にも珈琲、紅茶にも合う万能選手です。

元々は女の子の初節句に贈る縁起物のお菓子だったそうですが、今は年中販売されています。縁起が良いものならいつでも大歓迎ですよね。
ただ傾けたら桃の意匠が崩れちゃうので、持って帰るのに気を遣うんですよね。飛行機なら必ず手荷物で。

元々は季節限定の縁起物。最近は年中買えるらしいので嬉しいです。形が崩れやすいので、帰路の機内ではVIP待遇で扱わなければなりません



第3位 缶ケーキ・ノスドール(ママン・ガトー)

 缶に入れて焼き上げるという珍しいケーキ「ノスドール」。
珍しいだけではなくて、しっとり濃厚な味で美味しいケーキです。
お店でもいただけるのですが、やはりこれはお土産で持ち帰るのがベストです。
少し重いですが美味しいケーキを型崩れなく、安心して持ち帰ることができるのはとても嬉しいです。防腐剤も使ってないそうですよ。
私は「ケーク・オ・フィグ」か「オレンジ」ケーキが好きかなぁ。
友人に贈ったらとても喜ばれました。

缶の蓋もオシャレだし、コンセプトも面白い。何より美味しいのでおススメです

 


第2位 かんころもち(亀屋饅頭)
 
この伝統菓子の秘めたる力も見逃していました。だって地味だし、味の想像もなんとなくできるので。しかしそれが浅はかでした。美味しいです。
お餅に干し芋を混ぜて作るというシンプルなレシピゆえに、飽きがこない味だし、アレンジもしやすい。
小さめに切ってフライパンやトースターで軽く焼くと、外がカリカリ、中がもっちり柔らかいかんころ餅のできあがり。甘さも控えめでとても美味しいです。緑茶に合いますねぇ。さらにバターを絡めて焼くと悪魔的美味しさにパワーアップします。

五島地方の郷土菓子ですが、松村代表に教えていただいた長崎市内にある「亀屋饅頭」さんのかんころもちは、とても美味しいですね。さつまいも嫌いの私の父が美味いと言ってパクパク食べていましたから(鹿児島出身の父は幼少の頃、さつまいもばかり食べていたので、もううんざりとのこと)。
我が家では、買ってきて小分けにしたものを「かんころちゃん」と呼んでいます。そして冷凍庫に入れておいて、少しずつ取り出していただいています。

小さいサイズはラスト1で買えました。お店には昼前に行ったのに、もう売り切れでした



第1位 皿うどん~太麺(江山楼)
※以前の記事の流用です。
 
恥ずかしながら皿うどんとは、油で揚げたパリパリの中華麺に餡を掛けたものだと思っていました。江山楼さんに行って何気なく注文した皿うどん(太麺)を食べて世界が変わりました。

「ナニコレ?チョーウメエ!」

焼うどんのような中華麺に、濃い目のちゃんぽんスープがたっぷりかかった皿うどん。今まで見てきた世界の狭さに、己の不明を恥じました。
ほのかに香ばしい焼いたモチモチ麺と具材の出汁が効いたクリーミーなスープの組み合わせ。無限に食べられます。

初めて食べた時、衝撃でした。美味しさで身体に電流が走りました


昔、長崎の駅前ビルでレトルトパックを買えた気がしますが、今は長崎新地中華街にある店舗か通販でしか手に入らないようです。空港で買えないんですよね。
長崎に行ったらマストバイ。店舗に立ち寄る時間を、必ずスケジューリングしています。

これを買い忘れると帰宅後、肩身が狭くなります(多分)




殿堂入り ちゃポリタン(白雪食品)

ちゃポリタン」って、ご存じでしょうか?
これに出会ったのは2015年の秋のこと。「リンガーハット」が長崎エリアだけラインアップしている※と聞き、現地で食べたのが初めてでした。
「長崎出島店」で食べたのですが、松村代表や友人は迷わず「ちゃんぽん」や「皿うどん」を注文し、私がワクワクしている姿を生暖かく眺めていたのを覚えています。

※通販でも売ってます。

リンガーハットの「ちゃポリタン」。


もちもちした太麺にちゃんぽんの具材、それをナポリタンに仕上げるという斬新(奇天烈)な発想。美味いに決まってるじゃないですか。「ちゃポリタン」のブーム到来を予見して10年経ちますが、なかなか来ないんですよね。まだ時代が早いのか。
白雪食品さんが量販店向けに「ちゃポリタン」を出してると聞いて、すぐにマックスバリューに連れて行ってもらいましたね。ありがとうございました。
東京日本橋のアンテナショップ(長崎館)でも取り扱いがあるので、ちょくちょく買って楽しんでいます。
長崎のスーパーマーケットで買えると思いますので、ぜひお土産にどうぞ。

白雪食品の「ちゃポリタン」。食ってみな、飛ぶぞ!


 
長崎出身の知り合いに「ちゃポリタン」の話をすると反応が薄いんだよなぁ。会社の元同僚とか私が行く美容室の店長とか・・・。
長崎の人は「ちゃポリタン」に冷たいと思います。
 
「ちゃぽりタン」はせっかく「タン」が末尾についているので、「ちゃぽりたん」っていうキャラクターでも作りませんかね。安直ですけど。
 

以上、ワタシ的お土産ランキング・長崎編でした。
長崎に行ったら、またアップデートさせていただきます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?