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ETRAKはカルテと読む

こんにちは。

カルテは来たる5/19をもって
3周年を迎えます。

つきましては
ドンピシャではないものの
5/10~5/12  の3日間、ポップアップイベントを開催させていただきます。

ところはお馴染み裏参道ガーデン。

そしてまたもお馴染み、
GAMUSTOREさんとの合同開催です。

・当時の住まい
・OPENのタイミング
どちらも本当に偶然、殆どを同じくして始まった2店舗。

そしてどちらもデザイナーズファッションの虜。

佐久間さん、本当に徒ならぬご縁ですね……。
今後も末永く、こうしてご一緒出来ることを願っています。



さあ、こんなニッチな営みを続けてきましたが、もう3周年ですか。

本当に吃驚しています。
つい先月始めたばかりのような気持ちなのに。

でも、それと同時に
もうずっとこうだったような気持ちもあります。
その両方が半分ずつ。

服の過去には興味津々なのに、自分の過去はボヤけまくりです。


そしてもう1つ吃驚してるのは
こんな店が3年も続いたこと………。


3年ですよ。
次の5/19が過ぎたらもう4年目。

インターネットオンリーで気楽なもんでしょう、とは言え、毎月の家賃や高い仕入れ費、ずっとこの営み一本で副業せず続けてこられたのは奇跡としか言いようが無い。

私の手持ちのカードだけで組んだこの店は
基本的に、所謂【ファッション】とは凡そ真逆の位置にあると思います。


過剰に多いディテールフォト
大前提にあるオールスタイリング
規則正しく並ぶインスタのフィード

そして服の内面にフォーカスを当てたテキスト……。


この説明的過ぎるブランディングは
既存の美意識とは似ても似つかない。


然し乍ら

数多の美意識や価値基準が瞬時に
-あたかもそれが正解であるかのように-
強固に共有されるようになったこの情報社会において

世間一般の同調圧力を無視して、自分のみにとっての豊かさを偏執的に掘り下げるこの営みは、少しずつ刺さり始めているのではないでしょうか。


ちょっと字面が固くなってきましたね。


ラフに言いましょう。

オタクが好きなものについて語ってるのを見るのが私大好きなんですが、それを じゃあ自分も!とやってみてる感じです。



「ファッションは憧れさせる仕事だ」
とはよく言ったもので

弊店は
“心から楽しく服を見ている”
ことこそを、新しいロールモデルとしているのです。

この服、この合わせ、変じゃないかな……
とか

もう2年前の服だけど、遅いとか言われないかな……
とか

そういったこれまでのモードシステムを
烏滸がましくも刷新したいんです。


丁寧な写真とか
オリジナルのテキストとか
服を観察する時間とか

スタート当初から金科玉条として据えている大原則は、誰か「からの」いいねじゃなくって、その人自身の心に満ちるいいねのためのもの。


3年やってもまだ、一着一着の紹介に掛かる時間はさっぱり短くなりません。
牛歩そのもの。


そんなショップですが
これからも飽きられないよう頑張っていきますので、変わらぬお付き合いのほど、何卒よろしくお願いいたします……。



ポップアップの営業時間とか、
詳細についてはまた追ってIGの方で告知いたします。

入荷の方も、良くも悪くもETRAKらしい(?)ものを積んでますので、まぁぼちぼちお楽しみに………って感じでしょうか。

今期の大本命、ショーツとかスカートとかの
下半身にレイヤーを入れられるアイテムを
頑張って集めてるところではあります。


ではでは
3年の締めくくり

4年目のスタートとなる催し

どうぞよろしくお願いいたします。

ETRAK 大木




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