Tableauで福岡市オープンデータを可視化しました Vol.1
はじまして、ot-sen(おとせん)です!
株式会社データテクノロジーラボでデータサイエンス業務を担当しています。
今年も暑い夏が終わり、涼しくなってきましたね。
もう秋はすぐそこ!といった感じでしょうか。
ot-senは気になった
今夏も暑かった福岡の地。
BBQや草野球で倒れそうになっている人を何人も見かけました。
熱中症で搬送された人は福岡市でどのくらいいたのだろうか?
ot-senの目標
BIツールのTableauを使いTableau PublicにVizを初投稿する(ハードルが低すぎる)
第一歩はアクションを起こすということで。。
※Tableauについてtgzkさんが記事にまとめてくれています。
使ったもの
・Tableau Desktop 2019.2.2
・Python 3.7
・MySQL 8.0.15
データの探索
データがないと話になりません。
何はともあれ、データを探してみます。
ありました!!!!URLが【~nettyushohansou】(熱中症搬送)。
まさにこれです!!!!さすが、福岡!!!!
オープンデータへの取り組みに力を入れているだけありますね。
ファイルの中身を見てみると、どうやら【プライマリーの番号】、【搬送日】、【性別】、【年齢区分】のデータを毎日格納しているみたいですね。(搬送者がいた場合)
データを収集・整形
Pythonを使ってデータの取得や置換等を行い、データを整形しました。
詳細は別エントリで記載します。(気が向けば、というか大したことはしていない)
また、気象データを以下から取得しました。
さらに、カレンダーデータを自作しました。(日付を並べただけ)
データの管理
今回、データベースはMySQLを使用しました。(本当はCSVファイルで十分でしたがお勉強のために)
データ毎にテーブルを作成して、データインポートしてちょっといじっただけ。
データの可視化
Tableau Publicで公開しています!!(P1右側の福岡市HPが残念。福岡市の方、HPのSSL化をお願いしますm(__)m)
想定していた1ページ目はこんな感じでした。
2019年の現時点での搬送者数を可視化しました。
2019年5月4日~現時点(8月26日)で560人もの搬送者がいたようです。
2ページ目はグラフがプルダウンで指定した軸に切り替わります。
軸一覧
・平均気温
・最高気温
・最低気温
・一日気温差
・平均湿度
・日照時間
横線は月ごとの平均を示しています。
3ページ目はTableau Desktop 2019.2.2での新機能【パラメータアクション】を使ってみました。
表示させたい箇所をクリックすると、画面上記の値と各グラフの横線がそれに伴い切り替わります。
新機能です!!ここだけでも触れてみてください!!
実際に触ってみる
4ページ目は、計算フィールドで体感温度という指標を作成し、それを可視化しました。
※体感温度 = 37 - (37 - T) / (0.68 - 0.0014 * H + 1 / (1.76 + 1.4 * V ^ 0.75)) - 0.29 * T * (1 - H / 100)
T : 気温(℃)
H : 湿度(%)
V : 風速(m/s)
ページ右側には、予防と対策のリンクを設置し、福岡市LINE公式アカウントのQRコードを掲載しました。
(福岡市の宣伝バッチリ!!)
ot-senの感想
データの整形しかり、データの可視化しかり、まだまだ修行が足りないようです。
Tableauマスターのtgzkさんに教わりながら、また他の優れたVizでも学びながら、自分のスキルを向上させていきたいと思います。
これからも、Vizへの投稿は続けていきます。