見出し画像

【ML Study Jams#3レポート】

画像1

お久しぶりです、棘崎です!
前に、Googleのありがたい勉強イベント『ML Study Jams#2』について書きましたが、この度は、8月から本日9月30日までありました、『ML Study Jams#3』について書きたいと思います。

今回はチーム参加。

前回の#2までは、個人で参加する仕組みでしたが今回はチーム参加とのことで、社内で有志を募り、私を含め6名で取り組みました。
社内勉強会に手を挙げる人がいる会社…意識が高いですね!(自社を自賛)

今回はCourseraのコース修了が必要。

今回の内容は(上記ページにもありますが)、機械学習の基礎…という触れ込みだったので、メンバーにとって復習レベルであろう/そして、すぐ修了するだろう…と予想していました。
ですが、スタートは9月頭だったものの、メンバー全員(6人)が終えたのは9月下旬、ということで少し時間を要しました。
その理由は、今回は、前回までのQwiklabsによるハンズオンではなく、オンライン学習システム、Courseraによるコース受講と期間内の修了(視聴にある程度時間が必要なビデオ視聴+小テストのクリアが必要)であったことが大きいかと思います。

現場写真(勉強した内容を深める会)

今回は有志6人で取り組みましたが、初めから集まって勉強会、という形ではなく、まずはそれぞれでクリア(修了)をしてもらい、最後に所感などを共有しあう「ML Study Labsで勉強した内容を深める会」をしました。

画像2

画像3

また、今回は各自でコースに取り組もうとしたところでGoogleさまから『サポート費用(会場費や軽食など)』が出るよ、というアナウンスがされました(社内が沸いた)!私どもは、上記の会の時に軽食…というかここぞとばかりにおいしいと評判のケーキを買い、皆の頭に糖分補給させていただきました。

画像6

もちろんStudyJams内容そのものが今後の業務遂行のための身になったというのはありますが、上等なケーキも物理的な身になりました。Googleさんありがとう。。。今回取り組んだメンバーは本業も忙しい中、休日や隙間時間を使いStudyJamsに取り組んだ甲斐があったと思います。

取り組んだコースについて

私(棘崎)が9月30日までに終えたのは、4コース
 1) How Google does Machine Learning
 2) Launching into Machine Learning
 3) End-to-End Machine Learning with TensorFlow on GCP
 4) Google Cloud Platform Big Data and Machine Learning Fundamentals
のうち、初心者用と記載のあった1)と2)の2コースです。
3)4)も、10月以降少し試せる期間がありそうなので、取り組みたいと思っています。

1)How Google does Machine Learning について(所感)

2つのコースを修了しましたが、一旦 1)のコースの所感を書きたいと思います。
1)のコースでは、
 ・Googleではどのようにサービスに機械学習を取り入れてきたか紹介
 ・Googleの知見に基づいた、ビジネスに機械学習を導入する際の留意点

そして、かなりの駆け足で(!)
 ・Googleの提供するサービスを用いて例題をいくつか行い、ビジネスへのデータ処理の実践をひととおり学ぶ

…という感じでした。

このコース、前半(~モジュール4まで)はエンジニアリングの実践経験はなくとも聴けるしためになる内容であったと思いますが、後半のQwiklabsによる実習(モジュール5)が、シェルの操作経験などないメンバーにはハードルの高い内容であったようです。

個人的には、もしGCPを使ってデータ分析をしてみたいなーと思っておられるお客様(ビジネス寄り職種)が居たら、後半はサポートしつつ、特に前半は聴講いただきたいなーと思えました。

棘崎がこの度、このコースを受け特によかったと感じた項は、
(上記の『お客様にも聴いていただきたい』と特に思えた部分)、
導入の前:機械学習の前に行うプロセスについてを学べた項…、コースのモジュールで言うとモジュール3でした。
(下記はモジュール3の中の『機械学習の秘訣』より。秘伝のソースをジョシュさんが話してくださいます。)

画像4

世の勉強会ではpythonのライブラリの使い方等は取り上げられることは多いと思いますが、『そもそも、機械学習を自社のデータ処理に使わねばならないか(それ必要なんだろうか?)』の部分を、自社の状況をあてがいながら検討できる場…みたいなものは少ないのではないでしょうか。

まあ、過去にたくさんビジネスの自動化をしてきた会社でなければ、これを語ることは難しいですよね。。。

↑この、『うちのビジネスに機械学習(とかAI?)が必要なんだろうか』を、検討するためのフレームらしきものを教えていただけたのがこのモジュール3だったと思います。特に↓とか。

画像5

↑これは、今後頻繁に参考にさせていただくことになりそうだと思っています。ぜひ自社でデータを使って何かしたいと思っていらっしゃる会社の方にはおすすめしたいです。


終わりに

…ということで、レポートでした。
2)のコースについても所感ありますが長くなるので一旦ここまで。

初心者向けとのことではありましたが、考えることが多くあり、上に載せているメンバーで集まった会でも話がだいぶ盛り上がりました。

わたしは#2は個人でStudyJamsに取り組み、今回の#3はチームで取り組んだわけですが、複数人でやるほうが学んだことのFBができるのでより知識が深まるのと、単純に、このコースを一緒にやった人が周囲にいるという仲間意識的なものができるのがいいなと思いました。

もしStudyJamsに次回があればまた参加したいですし、できれば何度かFB会的なものもしてみたいと思いました。

画像7

(勉強した内容を深める会の後。私も復習してるけど対面でも多分復習してる)

いいなと思ったら応援しよう!