自分を信じていいんだよ、と誠実さの強みは言った(600字)
対話で自分の強み発掘するワークショップで
VIA-ISの誠実さの強みを発掘した。
誠実さの強みは、自分に誠実に、正直にいようとする強みだ。
自分の価値観に一致した目標を持ち、裏表なく、一貫した思考や行動をとり、真実を求めようとする。
そんな誠実さについて対話していると、率直になれない場面もあるし、あえて正直に全てを伝えないこともある、という話も多くあった。
そんなときに現れてくるのは自分が大切にしたいことだ。
それには、誠実さの強み以外の強みが影響していることが多々ある。
特に上位の強みは自分が大切にしたいことに直結している。
大切にしたいことはひとつじゃない。
いまは自分のことより相手を優先したい、そんなこともあるだろう。
そんなとき、誠実さの強みは、自分が大切にしたいことを大切にしていいんだよ、自分が信じることに素直に従っていいんだよ、と背中を押しているように感じた。
なぜなら、誠実さが求めている「真実」は、社会的な正しさや正義ではなく、自分にとっての真実だからだと思うのだ。
それは誠実さの強みが勇気の美徳に分類されることにも表れている。
自分を信じて行動した結果が必ずしも望んだ結果になるとは限らない。
それでも勇気を出して、自分を信じて行動していいんだよ、と誠実さの強みは言っているのだ。
ちなみに、信じて行動した結果が望んだものでなかったとしても、その結果に責任を持つのも誠実さの強みの特徴だと申し添える。
■わたしの誠実さの強みは、よく声を掛けてくるみたい