「禁止!?」で話題の「TikTok」ってどれくらい利用されてるの?
福田ダイスケです。
今日は
禁止?!で話題の「TikTok」ニュースをきっかけに、あらためて国内ソーシャル市場を4マスで整理し俯瞰(ふかん)してみる
についてです。
私のnoteではビジネスの課題に向き合っているビジネスパーソンのみなさんが明日から使える「図で考える」ノウハウをお届けしていきます。ぜひ気軽にフォローください。
なぜ禁止されるかもしれないの?
巷のニュースでは「TikTokが日本で禁止されるかもしれない!?」という話題が飛び交っています。なぜ禁止されるかもしれないのでしょうか。
いくつかの情報ソースをもとに整理すると、以下のような状況のようです。
・運営している中国のIT企業を通じて中国政府に利用者の個人情報が渡ってしまうかもしれない疑いがある
・インドでは既にアクセスできないようにしているし、アメリカも注意喚起を始めている
・日本でも自民党が法案を9月に政府に提出するかもしれない
国内SNS市場でのポジショニング
では、「TikTok」は日本ではどれくらいの利用者がいるのでしょうか?
2020年6月時点での日本国内のソーシャルメディアの利用者数によると、TikTokは5位につけており、950万人の利用者がいます。
こちらのサイトの資料をもとに、タテヨコ4マスに国内の主要SNSサービスを配置し、TikTokのポジションを確認してみました。
※LINEは除く
タテヨコは以下のように分類してみました。
タテ軸:「エンタメ」寄りか「ビジネス」寄りか
ヨコ軸:「動画」寄りか「テキスト」寄りか
また、単に4マスにプロットするだけでなく、円の大小でユーザー数を表現しています。
若い世代の認知度はかなり高い
950万ユーザーということで、主要SNSと比べると少なく見えます。
ただ、TikTokは主要なユーザーが10代~20代です。
あなたは、日本の10代~20代が何人いるかご存知ですか?
なんと、約2,300万人です。(令和2年統計)
若い世代でのTikTokの認知および使用率は相当高いサービスと思ってよいと思います。
意外にnoteの存在感がすごい
TikTokのことを調べようと思いましたが、意外にnoteの利用者数ってすごい、が感想です。(登録者は210万人だが月間利用者は4,400万人)
タテヨコ4マスは”新たな発想”を生む
TikTokの話題から離れますが、このタテヨコ4マスを見て、感じることがあります。
それは・・・左下の「動画」✕「ビジネス」の欄にプレイヤーがいないことです。(実際にはいるかもしれませんがBigプレイヤーが居ない状態)
・動画✕ビジネスで何か発想できないか?
・新サービスの余地は無いか?
・海外で実は流行りだしているサービスは無いか?
タテヨコの4マス=4象限に何かをプロットすることで、こうした考えを巡らせることができます。
これはノート等で文字列だけで考えていた場合には気が付かないことで、2次元の4マスに配置してみたことでわかることと言えます。
実はいたビッグプレイヤー
いやいや、左下にプレイヤーはいました。
横綱「YouTube」です。
YouTubeをSNSと呼べるかどうか?
各ユーザーがアカウントを持ち、動画を起点にコメントをしあったり、投げ銭を行ったりする状態は、SNSと呼ばないほうがおかしいと言えます。
ビジネス領域に拡大中
YouTubeはここ数年、ビジネス領域の情報発信者と視聴数が増えているようです。
この左下で新サービスでポジショニングするには、「YouTubeとの差異化」というかなり重たいテーマをクリアしなければならなそうです(笑)。
4マスに整理するメリット
自分の頭の中にあるテーマについて、タテヨコ4マス(4象限)にまとめてみるやり方を話題のニュースから実践してみました。
4象限にまとめるメリットについては関連記事も参考にして下さい。
① 全体像を捉えられる
② わかりやすく説明できる
③ 新しい発想が生み出せる
④ 意思決定ができる
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