「ダンジョンエクスプローラー」を語りたい
協力プレイゲームの楽しさをいろいろ書き残したいと思っています。
(スキを付けてくださった方、ありがとうございます。次の記事を書くモチベーションを頂いております)
「ダンジョンエクスプローラー」はPCエンジンで1989年に発売したソフトで、5人まで同時にプレイできるアクションRPGです。
1989年ですよ、奥さん。
その頃はファミコンで2つのコントローラで遊んでいたのに、いきなり5人までプレイなんて、当時小学生だった私は衝撃を受けましたよ。
2020年3月に発売されるPCエンジンミニにも収録されるそうです。
マルチタップも一緒に売るとか、けっこうな本気度を感じるハードですよ・・
PCエンジンの衝撃
ファミコンは父に買ってもらえていて、それで遊んでいた中で、PCエンジンはどうやって購入したのか、記憶が定かではないんですが、おそらく3人兄弟でお年玉などを協力で出し合い、マルチタップやゲームパッド5つも揃えたんじゃなかったかと思います。
これまで買ったゲームは大抵2人プレイまでだったので、いつも3人兄弟の1人が余ってましたし、5人プレイなら親戚の子も一緒に遊べますからね。
しかしファミコン全盛当時のPCエンジンのグラフィックの綺麗さや、「THE 功夫」の大きなキャラは衝撃的で、市場シェアとか全然わかっていなかったガキんちょの私は「これはファミコンを超えてる!」と思ってました。
結果は・・まあ30年前に出てますね・・。
5人で陣形を組んで特攻だ!
そしてダンジョンエクスプローラーです。
前述の通り、PCエンジンにマルチタップを経由してゲームパッドを5個接続することで、5人同時プレイが可能なアクションRPGです。
遊ぶための初期投資、高すぎやろ・・。
しかしRPG要素も多く、職業選択、複数のフィールドやダンジョンの攻略、レベルアップ時にステータス4種のうち1つをアップさせるというプレイヤーごとの個性を反映させる要素もあり、しっかり「みんなで冒険してる!」感がありました。
↓ 画面写真とかはこちらをどうぞ
攻撃方法は、全職業が前方に向けての射撃なので、基本は敵を近づけさせずに遠距離から陣形を組んで一斉射撃ですね。
ボス戦は大抵5人VS1体となるので、狙われて体当たりから逃げ回る人と、それ以外の人が撃ちまくるというパターンばかりだった気がします。
それよりも、ザコ敵が狭い道を大量に迫ってくるほうが凶悪だったような・・。
私はこの頃からずっと後衛職好きで、唯一回復できる職業プリーストをやってることが多かったです。
この回復魔法、他の人を回復させる場合はその人と密着して魔法を発動しなければならないんですが、よく失敗して自分だけが回復しちまったもんだ・・
ともかくも、みんなで協力して進んでいく楽しさに兄弟親戚たちで何周も遊んだのでした。
ダンジョンエクスプローラー2が来た
1993年には2が発売されます。
PCエンジン SUPER-CDROM2によるディスクメディアでのリリースで、ボイスも出るようになったこのゲームは、私たち兄弟が待ち望んでいた続編でした。
ゲームシステムの基本もそのままで、ムービーシーンが入ったり、仲間が途中で増える等、ボリュームアップした続編として正当なものでした。
よく覚えてるシーンとしては、狭くて一直線の通路でひたすら突進してくるというボスに、5人みんな必死で逃げまくったあげく、移動力にパラメータを振ってない私のキャラクターが真っ先に追いつかれて死んでいる記憶ですね・・。
後衛職ほったらかして、みんな全力で逃げるというね・・(#^ω^)
また、ミノタウルスのムービーシーンでセリフ「俺に勝てるかな?」が、なんか間延びした言い方で「か~てるかなぁ~~?」と面白く聞こえた、という記憶です(笑)
くだらないことばかり覚えてるものですが、こちらも兄弟たちと何周も遊びました。
もう再現しづらいゲーム性の懐ゲー
今では、多人数プレイで完結がある作品はあまり見られず、ハクスラ系やチーム対戦がほとんどですが、コンシューマーで出た初めての多人数同時プレイRPGとして、知らなかった方はチェックしてみてほしいです。
先程紹介したPCエンジンminiの他、PS3&VITAやWiiUあたりでも遊べるようです。(私はゴニョゴニョな方法は推奨しない!)
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