私について④-高校前編-
高校への進学は全てが不安でした
母ちゃんの治療は?
バスケは?
大学な?
将来どうする?
とにかく勉強するしかない!
とにかくバスケするしかない!
…
バスケ部
部員5人!?
え!?三年生5人!?
二年生2人いるけど来ない!?
一年は俺だけ?
あー終わった。
素直に思ったけど、やるだけやって諦める事にしようと
同級生の身長高い人や他の部からスカウトしたけど
正直能力足らず、練習も片足突っ込む程度。
彼らの時間を無駄にしてしまうから
結果全て1人でやる事に。
ただ、地元でも有名なヤンチャ先輩が多々いる学校だけにバスケしてると土足で「俺にもやらせてよー」って一気に15人が体育館に。
毎日くるので
毎日ゲームできて、1人ずつ
フィジカル使って吹っ飛ばしたり
卑怯な事して戦意損失させて
あーバスケ面白くないなーって思わせる事に必死な毎日でした。
インターハイ予選は、現3x3のプロがいた学校(現在統合されている)にキャリアハイの26点取って1回戦突破
しかし、2回戦目は記憶にないぐらいボコボコにされた事は覚えてます。笑
先輩が引退して
部には平和が訪れたが
上履きで来た2年生。
頭きて、
「1on1で負けたらバッシュ履き替えてください!バッシュなかったら帰ってください!弱い人は要らないんで!」と言って
2年生は帰った。
そこから練習をする為には?
顧問だれ?
女子バスケ部と合同練習?
色々と1ヶ月考えて
近所の私立高校に出稽古依頼するが、断られる
顧問の前任校なら練習出来ると言われ早速練習へ
初日から喧嘩しました。笑
全員よりも俺のがうまいはずと天狗だったので
トラッシュトーク、ちょっかい出しまくったらブチギレられアワアワ…
ただ、この一連の経験を1年間限定でしたが、やった事により神奈川県の教育委員会から良い意味で目つけられる事に。
出稽古していると
練習先の高校の先生より
「君は、1ヶ月後の国体選手選抜大会に地元代表として呼ばれたから明日から@@高校に行きなさい」
入院先の母ちゃんに泣きながら報告。
母ちゃんは
まあ頑張りなさいよー!
早くあんたの試合も見に行かなきゃね!
私は嬉しくて浮かれた。
めちゃくちゃ努力しまくった。
そして選抜大会
国体Bという枠に入りました。
なんか特別な枠みたいです。
そんで特に国体選手として活動はなく
公式戦も出る事なく、高校一年目を終えました。
母の事
バスケに熱中してる間に起き始めた家族の歪み
進路に悩む俺
高校2年へと進む…