稲垣えみ子さんが好きです。 その1
一つ前の記事で、NHKの「あさイチ」が好きだという話をしました。
今回はその続きとして、私が憧れ、尊敬し、人生のロールモデルとして強く影響を受けている「稲垣えみ子さん」について書きたいと思います。
稲垣えみ子さんのプロフィール
もしかすると、稲垣さんを「アフロ記者」としてご存知の方もいるかもしれませんね。新聞記者時代には、取材した方の話をまとめた『死に方が知りたくて / 朝日新聞大阪本社/編 Parco出版 (1995.9)』や『震災の朝から始まった / 朝日新聞社(1999.5)』などを出版されています。ちなみに、この頃はまだアフロヘアーではなかったと思われます(笑)
※上記2冊の著書に興味を持たれた方がいらっしゃるかもしれないので、一応補足しておくと、私が今この2冊をamazonや楽天市場で調べたところ、中古品しかヒットしませんでした。しかも結構割高だったので、ネットで購入するのはあまりおすすめしません…(本屋さんでなら、新品を取り寄せられるかも?)私は数ヶ月前に、市の図書館で予約することなく即借りられたので、もしかすると、図書館で探した方が簡単に手に入るかもしれません。
私と稲垣さんの出会い
私が稲垣さんを知ったのは4年程前です。人生に悩んで、ゆるい自己啓発本(?)やエッセイ本を読み漁っていた時期に、偶然稲垣さんの著書『アフロ記者 / 朝日新聞出版 (2019.12)』と『魂の退社 / 東洋経済新聞社 (2016.6)』を読みました。
当時は、「なるほど」と思う内容はあったものの、稲垣さんがおっしゃっていることを実践するまでには至らず。憧れてもいませんでした。
では、いつから人生のロールモデルにするほど憧れるようになったのかと言うと、今年2024年の春、ミニマリストしぶさん(https://twitter.com/minimalist_sibu)のお世話になって物を減らし終え、ミニマリスト(仮)になってからです。
ある日、ひょんなことから東京旅行へ行くことになった私は、いつ帰るかも、宿泊先も決めずに、ほぼノープランの「行き当たりばっ旅」を1人満喫。(私は「行き当たりばっ旅」がデフォルトです。)
旅の途中、時間調整のために1時間半程度どこかで寄り道したいなぁと思っていた時、ふと、蔦屋書店 中目黒店にミニマリストしぶさんのアパレルブランド「less is_jp」(https://www.less-is.jp)の商品が置いてあることを思い出しました。
「ちょうど今乗っている沿線上にあるし」ということで途中下車し、そのまま駅付近を探索。蔦屋書店へ行った後、すぐ近くの「ハイジ」というハンドメイドの雑貨屋さんに立ち寄りました。
その店内で、私は稲垣えみ子さんと遭遇したのです!
お見かけした時の第一印象は、「あ、稲垣えみ子さん??アフロだ。絶対そうだろ。絶対稲垣えみ子さんだろ…!」と疑う余地がありませんでした(笑)
開店直後の狭い店内には、私と稲垣さん以外にお客さんがいなかったこともあり、私は勇気を出して、「あの、稲垣えみ子さんですよね?」と小声で声を掛けました。
すると、稲垣さんはちょっと恥ずかしそうに、「はい」とおっしゃって、私は心の中でガッツポーズ。疑う余地がなかったと言っても、「声を掛けて、迷惑がられたらどうしよう…」という一抹の不安はあったので、迷惑そうではない稲垣さんのリアクションに私は胸を撫で下ろしました。
そして私は「稲垣さんに影響を受けて、色々物を減らしたんです!」と会話を続行。稲垣さんは「おうちが大変なことになってないといいんですけど…」とおっしゃったので、私はとんでもない!と言わんばかりに「すごく生きやすくなりました!炊飯器も手放しました!」と返しました。それに対して、稲垣さんは「炊飯器…なくても困らないですよね…」とポツリ。うんうんと頷く私。
もっと稲垣さんにお伝えしたいことはありましたが、これ以上は迷惑だろうと私はこの辺りで話をセーブして、「これからもご著書、楽しみしています!」と言ってペコペコ頭を下げ、後退りました。
稲垣さんがアフロにつけるブローチも、もしかしたらここで購入されているのかも!?と、その後稲垣さんが何を購入されるのか大変気になりましたが、さすがにレジを盗み見ることはできず…(笑)
いや〜、やっぱり東京ってすごいなぁ〜!と私は高揚して、その後もしばらくはフワフワしていました(笑)
ただ、会話の最後に「私も稲垣さんが前に『あさイチ』でおっしゃっていたように、寝たきりになっても天井を眺めているだけで幸せを感じられるようになりたいと思っています!」という決意表明(?)を伝えたかったなぁと、フワフワが落ち着いてから反省。
いつどこで、推しや憧れの人に会うかわからないので、どんなに可能性が低くても、会ったらこれは伝えたい!というメッセージは、あらかじめ考えておくべきだと学びました。
このように、稲垣さんとバッタリお会いして少しお話しできたことをきっかけに、私は稲垣さんへの憧れが一気に強まり、今は人生のロールモデルにさせていただいています。
私は東京旅行から帰ってくるや否や、図書館で稲垣さんの本を片っ端から借りて、最新作の『シン・ファイヤー 稲垣えみ子, 大原 扁理 / 百万年書房』も図書館でリクエストし、購入してもらいました(本は紙派だけれど、ミニマリストなので、うちに物を増やしたくない、かつ金欠の私は、専ら図書館で本を借ります)。
順番が前後しますが、上記の「私も稲垣さんが前に『あさイチ』でおっしゃっていたように、寝たきりになっても天井を眺めているだけで幸せを感じられるようになりたいと思っています!」というのは、昨年2023年夏に稲垣さんが出演された「あさイチ」のプレミアムトークに影響されての発言です。
私は、稲垣さんの「炊飯器を使うと、当然毎回おいしくご飯が炊き上がる。そうしておいしいことが当たり前になると、おいしいことに無頓着になる。」といった旨のお話が心に残っています。どんなに性能がいい炊飯器を買っても、「おいしい!」と感動するのは初めのうちだけで、そのうちそのおいしさに慣れて、「おいしい!」とは思わなくなります。
しかし、鍋で炊く場合は、慣れないうちは特に、失敗してご飯が固くなり過ぎたり、柔らかくなり過ぎたりするものです。毎回おいしく炊けるわけではないからこそ、ちょうどいい具合に炊けたときに「おいしい!」と感動することができます。
炊飯器のスイッチを押して終わり!ではなく、カセットコンロと鍋を使い、自分で火加減を調節し、鍋の音を聴いてタイミングを測る…五感をつかって試行錯誤してご飯を炊くことに、面白さがあると私も思います。
稲垣さんもそのようなことをプレミアムトークや『家事か地獄か 最期まですっくと生き抜く唯一の選択 / マガジンハウス (2023/5/25)』でおっしゃっていました。
※上記の話は完全に稲垣さんの受け売りです(笑)
さて、今回「あさイチ」のプレミアムトーク:稲垣えみ子さん回の再放送について、Xでネガティブな感想が散見されたことをきっかけに、私はnoteに稲垣えみ子さんについて書いたわけですが、私は文章が下手過ぎて、支離滅裂となり、何が言いたかったのか自分でもよくわからない記事となってしまいました(泣)
稲垣えみ子さんについては、修正版なり、続編なりをまた書きたいと思っているので、この記事のタイトルを「稲垣えみ子さんが好きです。 ”その1”」としています。
あまり気負わず、でも人にちゃんと伝わるように、今後も文章をうまく書けるように精進していこうと思います。
おまけ : ミニマリストしぶさんに報告
件の稲垣えみ子さんとの遭遇について、しぶさんに報告しました。
私が「物を減らすと運気が上がるという話は、迷信だと思っていたけれど、今回のことで運気の上昇なるものを少し実感した」と言ったところ、しぶさんはご自身の過去のTweet(下記のとおり)を引用し、物を減らすと運気が上がるロジックを説明してくれました。
なるほど〜!
今回私が東京へ行ったのは、推しのファンクラブ枠で、ミュージックステーション@テレビ朝日の番組協力に当選したからだったのですが、地方在住の私が、前々日の当選発表を受けてすぐに東京へ行けたのは、無職で、時間と体力に余裕があったからです。
そして、フラッと行って、気が済むまで連泊できたのは、時間とお金に余裕があったからでもあります。
さらに、「次いつ東京へ行けるかわからないから、できるだけ観光しなきゃ!」という焦りもなかったので、その気持ちやお金の余裕から、思いつきで中目黒駅で降りて、雑貨屋さんに行き、稲垣えみ子さんに会うことができました。
もっと言うなら、そもそも時間に追われる生活をしていた頃は、ファンクラブからイベントのお知らせが届いても、申し込みを後回しにして、気づいたら期日を過ぎていることが多々あったので、物が多かった頃の私は「サイコロを振る」ことさえできていませんでした…
サイコロを振り続けること。
ラッキーが起きた時に飛びつく余裕。
私も引き続き、身軽さにベットしていこうと思いました!
※稲垣えみ子さんには「稲垣さんに影響を受けて、色々物を減らしたんです!」と言いましたが、厳密には、稲垣さんに影響を受けたけれど、それは5%くらいで、残りの95%はしぶさんの影響です(笑)
(私はしぶさんの「モノ減らしコーチング」をモニターとして受講しています。)
炊飯器を手放したのも、シンプルに、ご飯を炊く行為そのものが嫌いだったからで…(笑)
私が物を減らした過程や、それぞれを持たない理由については、今後まとめていきたいと思います。
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