身体の不調サインを見逃さない!
健康を維持するためには、適度な運動、バランスの取れた食事、心と身体の調和が大切です。日頃、健康管理をしているつもりでも、関節の痛みやこり、頭痛、不眠、身体のだるさ、便秘や下痢など、身体に不調サインが生じることはありませんか?これらの不調サインは、早めに対処することが重要です。病院の画像診断や血液検査で異常が見つからなくても、「病気の種」が隠れているかもしれません。
「病気の種」とは、目には見えない「誤作動信号」のことを指します。これは現代医学の検査では評価できない生体の電気信号の問題です。事故や怪我などの「外因」による病気以外の慢性症状は、ほとんどが「内因」によって発症します。例えば、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症、変形性関節症などの筋骨格系症状も突然発症するわけではありません。
最初は「病気の種」から徐々に根が生え、茎が育ち、枝葉が伸びて、やがて「病気の実」が現れ、病院で診断される病気へと進行します。「病気の種」は「誤作動信号」であり、これが脳や身体に記憶されると「誤作動記憶」となります。病気を作り出す神経回路が記憶化され、自動的に慢性症状が引き起こされるようになります。
症状を改善するには、症状を抑える「対症療法」なのか、症状の根本に働きかける「根本療法」なのかを理解することが重要です。病院で痛みのある関節を固定、あるいは身体を動かさない様に安静にして、一時的に症状が緩和されても、元々の「病気の種」が残っていれば、慢性症状が再発する恐れがあります。
当院では、身体の反射作用を応用した「生体反応検査法」を行い、「誤作動信号」と「誤作動記憶」を特定することができます。「誤作動記憶」には程度があり、浅いレベルであれば身体の調整で症状が改善しますが、深いレベルでは無意識的な心の信号を認識し、調整する必要があります。多くの人が身体の不調を心の問題と結びつけたくない傾向がありますが、心と身体は密接に関連しています。特に無意識の心は深く広く、慢性症状に関係します。
長年の臨床経験から、確信していることは「心と身体は繋がっている」という原則に基づいて病気の原因を捉えることです。心の影響は複雑で、慢性症状の多くは無意識的な心の動きによって引き起こされます。これにより、生体に電気信号の問題が生じ、さらには器質的異常(構造異常の問題)へと発展します。
慢性症状の大元の原因に「病気の種」が隠れていることを知ることが健康維持には重要です。身体からのサイン(自覚症状)を見逃さず、慣れてしまわないことが大切です。特に隠れた関節痛などは、身体を適度に動かさなければ気づけません。ラジオ体操など、気軽にできる運動を毎日行い、身体の不調サインを見逃さないようにしましょう。
身体の不調サインがありましたら、遠慮なくご相談ください。完全な根本療法ではありませんが、「病気の種」を患者様と共に探索し、「誤作動信号」と「誤作動記憶」の調整をサポートさせていただきます。
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