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2019年5月26日放送NHK「ガッテン」で特集されたほししいたけ!

 お正月休みにこれまで録り溜めたテレビ番組を整理していたところ、2019年5月16日に放送されたNHK「ガッテン!」のほししいたけ特集を見つけました。当時は、ほししいたけだけで1本の番組が放送されたことに、関係者は大いに盛り上がりました。

ちなみに「ガッテン!」とは
『ためして合点』(1995年度)から数えて21年目に番組を改題してリニューアル。ライブ感を高めたスタジオ進行の中にVTR映像をテンポ良く挿入し、視聴者に役立つ情報を伝えた。「腰痛患者の8 割が改善する最新メソッド」などの健康情報や、「驚異のネギパワーSP」などの食材ものまで、身近な生活の知恵を伝えた。司会は立川志の輔と小野文惠アナウンサー。総合(水)午後7時30分からの45分番組。(放送年度:2016~2021年度)

出展:NHKアーカイブス

 「えー、知らなかった!」「どんな内容だったの?」と気になる方もいらっしゃると勝手に想像して(^^)、録画を見直したほししいたけファンクラブが内容を要約してご紹介します!

タイトルは「戻し0分でうまみ30倍!?真・干しシイタケ究極活用術」!?

 番組の冒頭では、世界で注目されているほししいたけが紹介されます。その理由は「umami」として世界共通語にもなった「旨み」。ほししいたけの旨みを活用するハンバーガーショップでは、ハンバーガーの具材にほししいたけが登場し、さらにはハンバーガーのパティに塩としいたけ粉末を混ぜた調味料を使用するなど、しいたけの旨みを十二分に活用される様子が紹介されました。

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 ここのポイントが「グアニル酸」。シイタケのおいしさの秘密は、キノコ類を乾燥させることで生成される旨み成分です。このグアニル酸は、菌床栽培より原木栽培で栽培されたしいたけに多く生成される、ということも紹介されました。グアニル酸はグルタミン酸やイノシン酸といった旨み成分と組み合わせることで旨み30倍の相乗効果があることも詳しく説明されました。

 そんな優秀食材のほししいたけも「戻すのが面倒」「時間がかかる」という理由から消費量は激減。そこで、もっと簡単な戻し方の提案が。ほししいたけの戻し方は冷蔵庫で5時間以上ゆっくりとというのが基本。ぬるま湯を使うと早く戻せますが、温度が高いとグアニル酸を壊すような酵素が働いて、冷蔵庫で戻したものと比べるとその量は1/3くらいになってしまうそう。しかし、水につけて真空容器に入れるという方法を使うと、なんと5分ほどで戻ることがわかりました。

 それでも面倒という人や、しいたけの匂いが苦手な人もが多いという現状に、ほししいたけの旨みを活用するべく番組が開発したのは、「戻し0分おろしほししいたけ」。ほししいたけを乾燥したままおろし金ですりおろし、粉末状にして料理につかうというもの。「面倒な戻し時間」を究極短縮し、「うまみ」だけゲットする裏技です。番組では、アイスクリーム200gに対しておろしほししいたけ3gをかけたものを街やスタジオの皆さんが試食。グアニル酸の働きで100円アイスクリームが高級アイスクリームに変わるという驚きの瞬間がお茶の間に流れました。加熱中の料理に加えるとより効果的という説明付きでした。

 以上が番組のざっくりとした内容です。
(文責:ほししいたけファンクラブ)

 まさか、ほししいたけをおろすなんて!とテレビの前で衝撃を受けたことを思い出しました。また、再放送してもらえないかな〜。そしたらみなさまにも見ていただけるのにな〜。NHKさん、ぜひお願いします。

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