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街で見つけたほししいたけメニュー『椎茸そば』〜江戸蕎麦手打處あさだ〜

ほししいたけを使った美味しい椎茸そばがあるとの噂を聞いて伺ったのは、東京・浅草橋にある『江戸蕎麦手打處あさだ』さん。江戸時代、安政元年(1854年)創業で、170年の歴史を誇る老舗のおそば屋さんです。JR総武線・都営浅草線の浅草橋駅から徒歩3分、江戸通りに面しており、昼時には行列ができることも。間口は広くないですが2階席もあり、ゆったり落ち着いて過ごせる雰囲気です。

江戸通りに面した入口

人気の秘密は、毎朝石臼で挽いた粉を用いて「練り・延し・切り」といったそば打ちの行程を全て手作業で行う、手打ちの十割そば。十割とは思えない喉越しのよさに驚きます。風味よくなめらかなそばは、きりっと冷やしたせいろだけでなく温かいつゆでも美味しくいただけます。近くに住んでいたら毎日でも通ってしまいそう。

そんなあさださんで、ほししいたけファンクラブが注目したのはもちろん「椎茸そば」。お品書きには、ジャジャーン!「大分産肉厚どんこ椎茸の旨み」との説明が。早速注文してみます。

魅力的なメニューが目白押しのお品書き

注文後間も無く提供されたおそばを見てびっくり!直径15cm、厚さ2cmほどあろうかというしいたけ(※あくまでも個人の印象です)が熱々のおそばの上にたっぷりと盛り付けられています。

江戸蕎麦手打處あさだの椎茸そば! いただきまーす!

間違いなく原木栽培の、肉厚でぷりぷりのしいたけ。口に含むとジュワッと旨みが溢れ出します。「焼き節」を使い丁寧に仕上げる自家製のそばつゆで煮ているそうで、そのためか、しいたけとそばを一緒にではなく交互に食べても一体感が感じられます。甘さ控えめの卵焼きは、良い箸休めがわり。添えられたへぎ柚子とミツバの香りが爽やかなアクセントとなり、食べ飽きません。

旨みをふくんだつややかなしいたけがたっぷり

すっかり大満足で食べ終えました。

あさださんは、おそばをいただく前にお酒と楽しむ「蕎麦前」が豊富なことでも有名です。というのも、老舗の八代目となる現店主は、そば打ちの技術に加え、料亭などで研鑽を重ねて日本料理の技術も修得された方。伝統的なそば屋の肴のほか、毎朝市場で買い付ける旬の食材を使った逸品も評判です。

自慢の蕎麦前にもしいたけのうま煮がオンメニュー
板わさにも椎茸のうま煮が添えられる

温かい椎茸そばはもちろんですが、左党の方にはお酒と共に椎茸うま煮を楽しんだ後、冷たいせいろを召し上がっていただくのもおすすめです!

【店舗情報】
江戸蕎麦手打處あさだ
東京都台東区浅草橋2-29-11
TEL: 03-3851-5412
[平 日] 11:30~14:30(L.O.14:00)、17:30~21:30(L.O.20:50)
[土曜日] 11:30~14:30(L.O.14:00)、17:30~20:30(L.O.19:50)
日曜、祝日、第一・三月曜日休(※不定休あり)


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