英語とサッカーの意外な5つの共通点
私は昔、サッカー部に所属していた。
今はほとんどする機会がなくなったが、それでも誘いがあればサッカーをするだろう。
今は英語学習に励んでいるが、意外にもサッカーと共通点があるのではと思いキーボードを叩いている。
「確かに一理あるかも」などと思っていただけたら幸いである。
その1: 基本練習が重要
サッカーの練習といえば、ボールタッチやシュート練習が思い浮かぶ。
正直言って、毎日続けるのはそれほど楽しい作業とは言えない。
それでも自分なりにテーマを決めて取り組み、課題克服に繋げたりすることが重要である。
英語に置き換えると、単語や文法の勉強が当てはまるのではないだろうか。
これも地道な作業であり、続けていくのは決して楽ではない。
だが、「今日は苦手な現在完了を重点的にやる」などとテーマを設定し、課題克服に繋げることができればそれが自信となって返ってくる。
その2: 実践形式が非常に重要
基礎練習の大切さを論じた直後でなんだが、いくら練習ばかりしていても上達は見込めない。
練習試合や地区大会など、実践経験を積まなければサッカーは上手くならない。
もちろん、そのためには基礎が必要なのだが、実践あってこその基礎。
基礎あっての実践なのだ。
他校と試合をしなくても、チームメイトだけで実践形式の練習だってできる。
英語に置き換えてみよう。
いくら単語や文法を覚えても、実際に書いたり話したりできなくては何のための勉強だか分からない。
最初は誰でもいい。日本人であってもいいと思う。
英語で書いたり話したりといったことを他人に対して行わなければ上達しない。
逆に、ガチガチに基礎を固めなくてもいきなり話すことで上達することだってできる。
その3: ハッタリが重要
昔聞いたことがある。
ブラジルのディフェンダーは、1対1の状況でも涼しい顔をして挑むのだそうだが、いざ蓋を開けてみると大した技術ではなかったりするらしい。
それでもその表情から「こいつは上手いんだ」と刷り込まれ、なかなか抜けない人も多い。
これを英語に?と思った方。
きちんと用意してあるのでご安心を。
いきなり英語で話しかけられたら、あなたはどうなる。
特に英語に苦手意識を持っている人であれば最初に臆してしまい、言いたいことがほとんど頭に浮かばなくなるのではないだろうか。
その表情を見たネイティブも「こいつに話しても無理」となってしまい、会話は弾まなくなる。
言われたことが分からなくても「よく分からなかった。もう1度。」と冷静に伝えればよい。
Sorry?などと言っておけば、かなりの確率で相手はゆっくり分かりやすく話してくれるようになる。
できなくて当たり前。でもビビってしまったら続かないのだ。
ハッタリでもなんでもいい。まずは意識から変えてみよう。
その4: ボールはともだち
いかにボールを上手く扱うことができるか。
今ボールがどこにあり、どこへ流れようとしているのか。
サッカーには欠かせない要素である。
そう、「ボールはともだち」なのだ。
今自分はどれくらい英語を扱えるか。
今誰が話していて、どの方向に話が向かっているか。
これが分からなければ英会話は成立しない。
少々強引であることは素直に謝る。
ただ、いかに慣れ親しむか、流れを把握できるかが共通して重要であるということを言いたかったのだけは分かってほしいところだ。
その5: 夢を持つ
あなたがサッカーをする理由は何だろうか。
皆と楽しく触れ合いたい。何か特技が1つは欲しい。将来プロの選手になりたい。
モチベーションは人によって様々であるし、正解などない。
自分が掲げた目標さえあれば、最短でそこまで辿り着くように取り組むはずだ。
では、あなたが英語を勉強する理由は?
受験に合格する。ネイティブの友達が欲しい。ビジネスの場で活かしたい。
これも人それぞれ。
掲げた目標に対してどうアプローチをしていくかが重要だ。
目標によっては質も量も求められることだってあるだろう。
でも、それが糧になり、自信へと繋がっていくのだ。
最後に
自分の経験からサッカーに例えたが、球技全般に当てはめることができるように思う。
自分の経験を、他の学習に置き換えて参考にすればきっと前に進めるであろう。
死に物狂いで球技にあけくれたあなたであれば、きっと英語もものにできるはずである。