初格ゲーGGSTで200時間かけてランクタワー9階(中級者?)に到達したので、これまでの経験を振り返る
ちなみに今7階。ウヒョ~落ちてる~
Drvr(ドライバー)と申します。4月より初格ゲー太郎。
全ての始まりはたまたま見たSFV動画(4月中旬時点)で爆笑したこと。そして気が付けばSteamのカートに今話題のストリートファイターが…
いや違うね!あえてGGST(ギルティギア ストライヴ)!
ちゃんと理由はある。好きなストリーマーであるSasatikk氏もGGSTをプレイしており、前から気になっていたタイトルだった。あと3Dのキャラ表現がすごい。でもブリジットしか知らねえな。 そして、親友のやっていた格ゲー、それこそがGGSTだった。知ってしまった以上、確固たる殺意を以て挑まねばなるまい、絶対に56す。親友はボコしてナンボや。親友の腕前は9-10階(リリース初期に一度天上階タッチ)とのことで、来る日に備えひとまずの目標9階が確定した。
このタイミングで2D格ゲーをある程度やり込まなければ、「腕に覚えがあってちょっと動かせる」感覚が一生身に着けられない。どんなFPSでも楽しめられるのは、昔Minecraftでバカ程遊んでいたからだ。ノベルゲーも楽しめられるのは、Steins;Gateで慣れたからだ。タイトルは違えどジャンルが同じなら出来るようにしておきたい。
俺はGGSTをやりたいんだ、だったら今しかねえ!…という経緯でドッカン大盛況SF6を横目にチマチマ遊んでた。正直SF6(6/2発売)に移行するタイミングを完全に見失ってたともいえる。
ということで、遅ればせながらGGST、9階初到達しました。2段上の天上階はトップ階層ながらプレイヤーにバラつきがあるらしいので、恐らく9階が中級者到達ラインなんじゃないかな、と思う。プレイ時間は約200時間、月日は3ヶ月強。こう書くと結構遊んでたな…
その間ランクマとトレモを常に行き来していた、という訳では全然ない。色々"寄り道"してたらこうなっちゃった訳なので。ではどんな道を歩いてきたのか、を時系列に沿って振り返るのが本記事のメインとなる。いってみましょ~
まず学ぼうと思います
キャラどうするよ問題。へっへっへ実は始まる前から決めていた。カイだ。
Sasatikk氏が使っていたらから、が一番の理由ではあるが、昇竜然り波動然り、スタンダードな性能の方が格ゲーを学べると思ったからだ。基本的にどんなゲームでもまず「初心者向けの何でも出来るキャラ」を選びがちで、やり込むうちに出来上がるプレイングスタイルから、より合ったキャラに後々鞍替えするのがいつものやり方。なんならそのままスタンダードを使い続けるまでがワンセットまである。
あまりにも動きが初々しくて最早記憶にない。確かこの時点で覚えた必殺技が236S(スタンエッジ)だけだったので、必死に出そうとして2Sが暴発してしまっている。ある程度コマンドやコンボを覚えてからと思ったけど、触りたての初心者に出来ることは取り敢えずボタン押しまくって「何の技が出るか」を体に刻むことだけ。それでも当時は夢中になってキーボード叩きまくってた。
あっ、ちなみにアケコンでもパッドでもなく、キーボード勢です。アケコンは持ってないし高い、パッド(PS4 DUALSHOCK4)はスティックでの46ビタ止の難しさと十字ボタンの親指酷使で諦めた。となるとFPS譲りのWASDで慣れてしまったキーボードしか残っていない、という訳で。
ただキーボードで一番苦労したのは覚醒必殺技のタイラン(632146)コマンド入力。とにかく薬指ってキーから離れないんだよ…
買って2週間でオフ対戦(!?)
ここに大体書いてる。「フツーこういうのって上級者が強い奴を求めて行くもんじゃないの?」至極正しい。でもそこにあったら行くしかなかった。当時の適正階層が3階だったので、7階勢から1ゲーム取ったのはビギナーズラックとはいえかなり上振れていたんだろうな…
自分が一番下手くそなのは始まる前から分かっていたから、対戦会の数日前は当時ギリギリ勝てるCPU(VERY HARD)を回しまくって自信をつけるしかなかった。その虚勢を天上階に悉く蹂躙されたのはいい思い出ですよ、ホント。
対戦会後、VERY HARDの上MANIACに対して目が慣れてしまった辺り、初心者ながらしっかりと持ち帰るものはあったんだ。
そしてキーボードを新調した。メンブレンから銀軸に進化。
ホントに珍しくストーリーを全部見た
新規コンテンツに対してメチャクチャ腰が重い&積みがちの自分がコンテンツを全部味わったのは数年ぶりのインシデントなので、この時点で面白さを保証できる。特に最初~GGXrd直前までが漫画なのが良くて、アニメや小説よりも観るハードルが低いから気軽にスイスイ読めてしまう。ウオ~漫画文化バンザイ。みんなも読もう。でもGGXrdのストーリーアニメは流石に長すぎて2週間弱かかった。
長いとはいえ3D表現が既にスゲ~ので何だかんだ楽しんでた。あと…そうですね…ラムレザルがメチャかわいいのが一番の感想です…
GGXrdストーリーを見た後はどうする?GGSTのストーリーを見る。完璧だな!しかもGGXrdより良心的な長さでちゃんと面白くて表現がさらにリッチ。もうこれGGSTストーリーを買ったら対人がおまけで付いてきたようなもんじゃん。
いや~~~ジャックオーはね~~~ホントに僕は知的キャラにクソ弱いんですよ…しかも諦めの境地に達してしまった人ほど魅力的でね…一体どこのセレセブに狂わされたんだか…
BGMdigる為にやってるまである
SF6に移行できない最大の理由。HR/HMのBGMが良すぎてずっとdigってる。何ならランクタワーやオープンパークでわざわざ2Pサイドに行く(のが多い)のは「新しいBGMをdigるため」といっても過言ではない。1PサイドにステージとBGMの優先権があるため、相手がどんなこだわりのトラックを敷いてくるのかが毎回の楽しみだ。ちなみにこちらはホワイトハウスでRock and Roll, Rock Hard Maniacを流して待っている。(2023年7月30日時点) もちろん、この曲を知ったのも相手のステージで流れていたのがきっかけだ。
ほぼ全ての楽曲がサブスクで聴けるのに何故そこからdigらないか、それは「ゲームミュージックはゲームプレイでこそ完成する」という考えがあるからだ。打撃音、キャラクターボイス、ステージ移行音、フェードアウト…BGMの上に数多のSEを通した聴覚、無意識のボタン入力の触覚、ヒリつく展開を映す視覚、プライドと判断の記憶がミックスされ、Spotifyやギャラリーモードとは違うオンリーワンの音楽体験が味わえる。だからこそゲーム内でファーストインプレッションをしたい。
ここで好きな曲をたくさん述べたってもいいんだけど、あえて1曲だけ挙げる。初めて7階到達した後、余韻で向かったオープンパークで同階層のラムレザルと10先を組んだ。その時に相手が指定したBGM、N.S.F.W.だ。公に10先を指定していた訳ではなかったが、後半から「今夜勝ちたい戦法」が見え始めた辺り、明らかにお互い意識していたと思っている。忌々しいランクの下降を気にせず、ただ自身のプライドを賭けて殴り合う。この純粋な戦闘が一番楽しいんだ。
結果は、9-10のフルセットで負け。N.S.F.W.を聴く度にラムレザルとイリュリア城がチラつくようになった。
5階スタックとド深夜マッチング
振り分け戦で6階に入れられてから負け続け、実質には3階スタートのランクタワー。そこから対戦を続けるも、5階で頭打ちになってしまう。
経験も戦術も知識も何も足りない。じゃあ何から補うか。う~ん、やっぱり相手をぶっ殺す最強コンボ!突進技で画面中央から赤ロマキャンで無理やりウォールブレイク!
ぶっちゃけ5階まで赤ロマキャン使ってウォールブレイクまで持っていく奴はあんまりいない。だからこそ、このコンボは勝つ上でとにかく重宝した。1試合に1回は必ず決めて、数少ないチャンスでリターンをデカくする。
すると、次の方向性が見えてくる。下段突撃のスタンディッパーが始動だから、相手はしゃがみガードを貼るようになる。そこに打撃を入れ続けて状況維持をしたり投げたり。格ゲーのじゃんけんの構造を身をもって理解出来始めたのがこの時期だった。
ただこのコンボ一本では勝てない訳で。テンションゲージが無ければ使えないし、スタンディッパーはガードされると不利フレームがキツイ。そしてキレるとまともに差し合いが出来ない。確かこの時に始めたのが、トレモで体力テンションバースト全部無限にしてCPUとひたすら殴り合うスパーリングだった。
殴り合いに慣れるのもあるけど、一番は技の出や繋がりをとにかく試しまくること。例えば、上記コンボで使う空中蹴りのフードゥルアルクは、空中でヒットさえすれば5HSと絡めて画面端コンボに繋げることが出来る。開幕空中ダッシュJHSは相手の頭上を通り過ぎるから攻撃に相応しくない、とか。とにかく実戦形式で当て感や即席コンボを学んでいた。
起き上がりのリバサ昇竜が出来るようになった頃、5階どころか6階に上がれるようになり、7階タッチも達成出来た。でも昇格戦はめちゃくちゃ指が固まったのを覚えてる。
ちなみにこの時並行してコンボ集のメモを取ったり、上位陣のカイを見て学ぶのもやっていた。ゲームスピード早すぎるしまともにコピー出来る気がしないので、投げ方とか圧の掛け方とか、部分的に注目して取り入れる。というか単純に試合が面白い。ギルティ上手人(うまんちゅ)しかいねぇ。
あと、今のスケジュール的に深夜~早朝が活動時間なので、大体ランクマッチを少人数で回す羽目になる。2人いれば成立するゲーム、人口が少なくとも試合が出来ることの嬉しさよ。その環境でひたすら回しまくって対策を押し付けると…
上がっちゃった。判断の甘えが許されない世界へようこそ。
難所はここからだ、9Fからは差し合いの純度が違う。
200時間、3ヵ月格ゲーを遊んでみて
うん、面白いわコレ。惜しむらくは環境の都合上まだ親友と戦えないこと。
今のところ、ある程度の操作感は身についてきたのでそろそろサブキャラを決めようかなと考えてる。キャラの好みならラムレザル、テスタメント辺りで、性能の面白さなら名残雪、ジオヴァーナが候補。いずれ対策として他キャラを知っておかなければならないだろうし、その研究も含めて扱えるようにしたい。
正直ちゃんと効率よく短期間でやり込めば、初心者でも2桁時間で10階まで全然いけると思う。それでも、これだけ時間がかかっても9階に到達出来た自分を素直に褒めたい。台パンしたりTiltしても何だかんだ戻ってきて、少しずつ強くなっていく。それがいいんだって3rd リュウが言ってたからね。
ちなみに先週友人よりSF6のお誘いが来た。digの旅のキリ時が近い。