地獄と競馬と珈琲と、ゲーマーの故郷 ─ C4 LAN 2023 SPRING 13k文字レポート
楽しかった。やっぱ俺はゲーマーなんだなって。
初めまして。Drvr(ドライバー)と申します。最近GGST始めました。
この度C4 LAN 2023 SPRINGに参加したので、その体験の備忘録としてここに長々とTwitterみたく書き残すことにする。すごい読みづらいと思うので、静岡のお土産ごはんを食べながらのんびり見てほしい。
改めてC4 LANについて説明すると、ゲーマーが集まって三日三晩ゲームする場所。詳細はミス・ユースケさんのエッセイが非常に参考になるので、まだ行ったことのない方はそちらを先に読むのをオススメする。僕はこれを読んでC4LAN参戦を決意した。
「ええい!わしゃどんな体験したのかサッとパッと知りたいんじゃ!」という方に向けて、記事の要約を以下にまとめておく。
鳥取より参戦、だいたい片道14時間くらい?キツイね
なんかすげぇたくさんトラブルに遭った
その代わり天皇賞春で3連複当てた 万馬券です
色んな人に会った すげぇ…すげぇ…
さわやかハンバーグは美味い!
お前もC4 LANに来い!誰かと一緒にな!
なお今回のC4 LANは、平均年齢・人数・安定感ともにハイレベルの「おっさんずVALO」の一人として参加した。大人パワーに頼り、体調良く楽しめられたのはホントに皆様のおかげです。この場を借りてお礼申し上げます。
Day 0 - 地獄の往路
Day 0のプランは単純。静岡行の夜行バスに乗るために、まず鳥取から京都まで行くだけ。…だけだったんだけどね。とにかくこの往路が地獄だった。
2月に組まれたプランA、そしてトラブルに見舞われプランAが崩壊し、土壇場で出来たプランBが以下の通り。
順にプランの崩壊を見ていこう。まず、鳥取姫路間の高速バスが3月に減便していた。これで姫路に行くプランが完全崩壊。乗る前の1時間前に知ってまぁまぁメンタルやられた。
気が付かなかった理由は2点だ。ひとつはプラン構成が早すぎて減便に気が付かなった点、そして某ルート検索サイトのバス予約の表記揺れで、「このバス便は予約しなくてもいい」と勘違いした点。京都静岡間は予約していたが、鳥取姫路間はそもそもバス予約の表記がなかったため、せずに放置していたのだ。
今考えればJRと違って固定席なのだから予約があって当然なのだが、経験が浅くミスをする羽目になった。
うろたえている間に鳥取を脱出するタイムリミットは近づいてくる。そうだ、とにかく姫路まで行こう。焦る気持ちに駆られながら、急ピッチでルート検索をした。
はいアウト。予約済みの0030京都発のバスに乗るのが目標なので、とにかく目指すのは姫路ではなく京都なのだ。このプラン変更で、姫路京都間の乗り換えが結構タイトになった。この後も電車が事故って20分遅延したり、財布を置き忘れたりとトラブルに見舞われたが、なんとか京都駅までたどり着いた。
だが、本当のプラン崩壊はここからだった。
0009京都駅到着、八条東口改札が使えないことを事前に友人に聞き、余裕をもって西口改札を通過。電車内で読んだ「火星の人」(映画オデッセイの原作)に影響されたのがよく分かる。
0030発のバスを見つけ、いざチェックイン…できなかった。何故だ?往路で(唯一)予約取ってる便だぞ?
なんだよ24時って。<検閲済み> ふースッキリした。まぁ八つ当たりしたところで仕方がない。自分がミスしたのは事実、リカバリーを考えるしかない。でも取り敢えず友人に当たっておこう。
ということで急遽ネカフェに行くことに。8時間、結局一睡も出来ずに過ごしていた。初めて新幹線の予約をして、C4 LAN開催までには3時間ほど余裕を持って間に合うプランに固まったので、これからの不安要素は何もないのだが、目を瞑るだけで今日の…いや昨日か。まだ"昨日の26時"だもんな。これまでのミスが刺さる。クソッタレ。
俺ホントにこういう時引用文が咄嗟に出るよな。(出典 : OMORI)
性別と時間帯が同じだけだな。とにかく、この時は祈ってばかりだった。
もうプラン崩壊はごめんだ…
Day 1 - C4 LAN 開幕
でも話は京都からスタートだ。まだ静岡じゃない。
28日は朝ごはんをグランドキヨスク京都で買うことから始まる。肉体も精神も疲弊していて、死んだ顔でご飯を探していたな。
せっかく京都にいるんだからそれらしいもの食べようかな、なんて思考は回らなかった。コンビニの個人的定番メニュー、辛子高菜おにぎりとねぎとろ巻き、微炭酸マッチを買った。疲れてるときは同じものばっかりだ。でもこういう時に食べる簡単なご飯ほど美味いんだよな。
今考えればこのタイミングで髪セットしときゃよかった。
というわけで初新幹線。広い!速い!寝られる!!!
都市部はコレ使えるの爆アドだな、と納得しながら静岡に到着。ちょうどご飯時なのでさわやかハンバーグでも食べようと思ったが、あんな著名店が行列にならない訳ないし、正直この旅路で食欲がまぁまぁ削がれてしまったので、お腹にやさしいうどんを食べた。券売機使ってから受け取るまで1分も無い爆速うどん。ありがてぇ~
ホテルに荷物を預けあとはC4 LANに向かうだけ。せっかくだし歩いていくか!30分くらいヨユ―よ!でも当日はめちゃくちゃいい天気だから汗が止まらなかった。制汗シート持ってきてホントによかったよ。
ちなみに脚はほぼ疲れなかった。何が死んでも脚だけは丈夫なんだなぁ。
1時間前に到着して既に並んでいたのは5-6人ほど、あとスタッフさんが奔走していた。よっぽどのこだわりが無ければ30分前でもよさそう。入場したら早速PCセットアップと挨拶とその他もろもろ、大人しかいないので名刺交換が流れるように行われていた。
開幕の儀が始まった。ちなみにまだ実感は湧いていない。
2日目がイベント目白押しの本番戦なので、1日目はゲーム日和。GGST触ったりCSGOでbot撃ちとウォーミングアップに充てた。ちなみにGGSTは始めて2週間かつ初格ゲーなので全然弱い。タイランコマンドと昇竜安定しないよ~
ちなみに3日間の服は全部コレ。ちゃんと洗濯してます。ホントはOMORIのHOORIGAN BOMBER JACKETを着たかった。売切れじゃなければ…
ということでプランB、IGZISTユニフォームシャツ。正直C4 LANとは関係なく買った。夏場に適したシンプルでカッコイイユニフォーム、コレだ!
IGZISTが好きな理由はcsgo Ignisの名残です。OMORIに関しては…まぁメンタルをグチャグチャにされたので…ねぇ…?
C4 LANのよくある疑問のひとつに、「せっかく人が集まる場所で、なぜ1人でゲームをするのか?」があると思う。
理由は単純だ。人がゲームしてるのを見ると俺もゲームやりたくなる。シングルかマルチかは関係ない。1人でInto the Breachやりたくなる時もあるし、大人数でCSGOやりたくなる時もある。そういった縛られない自由があるのが大好きだ。色々なステージイベントあったけど、純粋にやりたいゲームがやりたくて参加してないしな。RTA in Japanは最早見てたらゲームやりたい欲が刺激されて座って見れず、即BYOC席に行ってしまう。
つーかゲームだけじゃないな、阪神戦見てるおじさんいたし、ステージでスクワットしてる人もいた。正確には、人がおもしろいことしてると俺も何かやりたくなる。ゲームかどうかは関係ない。そして、参加するかどうかも自由だ。これこそゲーマーの故郷。
Day 1 - Diverse System.
てか、ぶっちゃけ初日C4 LANの一番の思い出はDiverse Systemブースに立ち寄れたこと。ゲームじゃないな!ガハハ!
Diverse Systemは同人音楽レーベルで、音ゲー界隈に身近なコミュニティだ。知った経緯は昔の自分に任せるとして、より本格的に聴き始めたのはk4senさんがCoD BO4実況動画のBGMで聞き惚れてからだ。そのk4senさんも、C4 LANがきっかけでDiverse Systemからアルバムを出している。すげぇ。ちなみにAD:PIANOがだいすき。
物販を眺めつつ「Diverse Systemすごい好きなんですよ~」とオタクスマイルを意地でも抑えながら売り子さんと喋ってたらヒートアップしてしまった。オタクにクールダウンはない。
ドライブがテーマのアルバム、Runaboutの話題になり、売り子さんの「これ僕がプロデュースしたんですよ」の発言でDrvrに電流が走る。RunaboutのP…たしか…
Hayamiさんじゃないですか!!!お世話になっております!!!!
でも名前がパッと出なくて「あっウイスキーの人ですか!!!!」と呼んでしまった(ツイートがウイスキーだらけ)。なんかこう…他にあったやろ。誠に申し訳ございません。ちなみにRunaboutはYoutubeで公式公開されている。ありがてぇ~
ここからさらに会話が加速。記憶のシナプスが段々繋がる。
ここ一番脳汁ドバドバだった。
あとはSpotifyでレーベル検索が難しい話とか、A.D.2011 COMPLETEは驚異のUSB販売だとか、個人的にお世話になるコンポーザーのbさんって「ぶんちゃん」って名前だとか。新参者なので色々聞けてよかった。
このトートバッグはかなり頑丈なのでめちゃくちゃ役立ってる。Diverse System運営側も使うらしい。ウキウキで飾ってたら公式アルバムに載ってしまった。ありがとうDiverse System、ありがとうC4 LAN。
Day 1 - 他イベントのメモ
あと何があったっけ。そうだ、ガレリアさんから大量のチーズバーガーが配られた。大量のピザが出るのは知ってたけどチーズバーガーもか!ありがてぇ。おいしくいただきました。
夜はおっさんずVALOの皆さんで居酒屋へ。「若いモンは払っちゃダメよ~」とタクシーも飯も奢られ、妙に縮こまりながらご馳走になった。ありがてぇ。うまい。
ちなみに21時からCSGO紅白の予定だったけど、メンバーが微妙に集まらずお流れに。ソロでMM回そうとしたら公式サーバーに接続できないので、結局C4 LANでCSGOはbot撃ちしか出来なかった。
後に5Eでマッチ出来ることを知りめちゃくちゃ後悔。何で思いつかなかったんや…いやLANパーティー熟練者のMamEさんに聞けばよかったやん…
おっさんずVALOの神タイムスケジュールにより、日を跨がず23時にチェックイン。しかも当たりのカプセルホテルを引いた。広い!サイコー!でも今日のIGZIST vs. Jadeiteのハイライトを見てちょっとだけ落ち込んだ。がんばれIGZIST。
本当にぶっ倒れなくてよかった。本番は明日だ、寝よう。
Day 2 - C4 LAN 本番戦
8時起きはゲーマーにつらい。だが朝は洗濯して乾燥して飯食って洗顔して…とやることが多いので早めに起きておいた方がいい。後で現地仮眠することになったとしても。
今日のスケジュールをおさらいしておこう。
昼飯は静岡ブースのまぐろ丼。13時よりデトネ―ターのメンバーと麻雀大会、その後はGGSTの対戦会。夜はValorantの日本チーム応援。あとゲームしたりゲームしたり人と話したり。
対戦会ぜってぇ初心者俺だけだよな~とか思いつつ洗顔の準備をしてたら、電動シェーバーが無い。わぁ、朝からクソだな。
仕方ないのでフロントで使い捨てカミソリを買ったが、なにせ初めてのカミソリだ。当然のようにケガをした。ジーザスクライスト。
止血をして2日目開始。実は静岡駅とツインメッセは10分足らずでバスで行ける。はなけいさんありがとう~しかもバスで会ったしすごいわコレ。
広島旅行でも感じたけど、都市部のバスって本当に便がしっかりしてるし、何より安いからすごい便利。自家用車で来れない旅行者にとって間違いなくライフラインだった。
昼飯はまぐろ丼が売り切れていたので、ゲーミング椎茸を買った。美味い!これ酒欲しいね!ユースケさんが食べられなくて悔しがってたのも納得だこりゃ。
GGSTをちょっと触ってから、2試合目の雀魂DTN牌に参加。するがモンキーさんに天皇賞春の本命聞いたいな~と思ったけど結局聞けず仕舞い。チキショー!
友人との麻雀成績は運ゲーぶっぱなのでかなりひどいんだけど、流石にイベントでそうはしない。ディフェンシブに立ち回りつつ、親番で満貫を当て逃げ切り体勢とお手本のようなプレイングをしたが、まさかのオーラスで逆転負け。うん、やっぱ麻雀って運ゲーだ。
でも賞品でアマギフ3000円をゲットしたので大満足。久々にガチで麻雀したから緊張したよ…またやりたいね。
Day 2 - 天上階より殺意をこめて
さぁ本日のメインイベント、GGST対戦会。何も考えず勢いとノリで参加したが、常識的に考えてオフラインまで行って戦う奴に弱い奴はほぼ居ない。大体が7-10階層で、天上階(=スマブラのVIPに近い)もいる。なおこちらは3階層。故に超アウェー、ボスラッシュの大魔境だ。2週間の奴が行く場所じゃねえよコレ!
だけど、オフラインで超格上にボコられるのも貴重な経験だし、足掻けるだけ足掻いてみるしかない。折れたらCSGOやろう。
ここまで来たらこちらの初心者ステはもはやアピールポイント。ええい、ビビったら負けだ。「階層どれくらいですか?」で会話起点を作り、セッティングの合間に色々聞いた。どうやらカイはスタンディッパーがクソ強いらしい…フードゥルよりそっちなんだ。
結論から言えば、類を見ないレベルでボコボコにされた。7階層(たぶん)ベッドマンに1ゲーム取ったのが関の山で、それ以外は例外なく蹂躙された。
個人的に一番印象深いのが、最後に戦った天上階ベッドマンだ。起点すら届かず、全ての動きに完璧な対応を出してきた。ハハ、容赦がない。これまで戦ってきた中で一番どうしようもない強さだ。
本来ならばそれぞれ実力が近しい相手と戦うべきで、このマッチアップは健全とは言えない。相手の貴重な時間を奪い、メンタルを折られた代わりに得た「貴重な経験」は、せいぜいオンよりマシな納得感と絶望感、そしてモチベーションだけど、正直あまり釣り合っていない。あの一言までは。
意地のエンジンも切れかけだ。メンタルとフィジカルの差を認め、大人らしく順番待ちに席を譲るか、「次なら噛み合うかもしれない」と子供心で駄々をこねるか。狭間でずっと揺れ動いたのが、天上階ベッドマン戦だった。
ストレート5先され退席する時、たしか「時間かかるだろうけど、頑張ってね」と言われた。終始落ち着いた相手だったが、優しさから垣間見える鋭さがあった。
うん、これこそゲーマーだ。憧れるよりは、ずっといてほしいゲーマーだ。
最近は初心者に優しい環境がスタンダードになって久しく忘れていたが、ここまで理不尽にボコされると「ああ、そういえばこんなんだったな」と、昔のPvP経験を思い出す。こういうゲーマーがいたからこそ、あの頃マウスを握り続けたんだったな。対戦、ありがとうございました。
万能かと思ってた起き攻めチャージエッジが爆速空中バクステで避けられたの衝撃だった。俺も出来るようにしてえなぁ。
Day 2 - VCT Pacific.
即席でパブリックビューイングが出来るのもC4 LANならでは。ギリギリまで忘れていたのだが、なんと29日はZETAとDFM2チームの試合がある日。GGST対戦会から抜けてすぐにDFMの試合が始まった。この時、おっさんずVALO以外の方も訪れており、改めてVCT観戦ってこれまで以上に浸透してるんだな…としみじみ思った。
名札見忘れたんですけど、みとみさんに来ていただいたことをレポで確認しました。ありがてぇ~
DFMは負けたがZETAは勝った。勝ち負け関係なく、毎週ハイレベルな国際戦が見られるのは純粋に楽しいし、なにより嬉しい。ちなみにDFMの2戦目の後半は、流石に体力がもたずに仮眠した。睡眠4時間の反動を舐めてはいけない。ていうか初日の居酒屋でも寝かけた。
Day 2 - 「心が折れるまでやります」
たしか夜10時だったと思う。小腹が空いたので、静岡ゲーミング屋台に買いに行った。
普通に考えて、この時間帯まで売店をするのは正気ではない。オールナイトのイベント自体そもそも正気かと言われたらそれはそうなんだけど、他のブースが軒並み閉まっている中、静岡ゲーミング屋台は光り続けていた。
その時、C4 LANが愛される理由ってこういうことなんだろうなと思った。
「好き」とか「楽しい」「面白い」とか、心の底から湧き上がってくる純粋なパワーで動いている。ゲーマーとして、人として、ありのままの姿で遊べる空間がC4 LANなんだ。だから初日からC4 LANが妙に馴染んだわけだ、そりゃ好きだよ。
僕が2日目のC4 LANを後にしたのは、12時を少し過ぎた辺りだったと思う。静岡ゲーミング屋台はまだ動いていた。
Day 2 - 他イベントのメモ
ミッドナイトフリーダム、DoAのアレだ。VCTすっぽかして見に行った価値があった。ほとんどのイベントが配信付きだったのにコレだけ無かったのは英断だと思う。
2日目もDiverse Systemブースに行った。売り子の方がHayamiさんから別の方に代わっており、喋りながらどなたなのか必死に考えていたが…
本当に与作さんってどこにでもいるんだ…ていうか現地でゲームしてた。そしてクソ頑丈トートバッグの凄さを改めて教えてもらった。
ピザだー!!あまりにもステージ上に置かれたピザの量がエグすぎて笑うしかない。なんならピザより先に紙皿が無くなる珍事が発生したのが面白すぎる。
この日はおっさんずVALOとタクシーでホテルへ。もちろん奢られる。ちょっと雨が降ってたけど、多分本降りにならないだろう。初日に不運に見舞われたから、流石にそろそろツキが回る頃でしょ。
Day 3 - C4 LAN 最終日
寝坊した。ツキもクソもないなぁ。目覚ましを掛けたのに、チェックアウト締切まで一回も起きなかったからかなり疲れてたんだな…
ホテル側の配慮もあり、どうにか最速でツインメッセ行のバスに乗ることが出来た。ホントにありがとうございます…
今日のプランはまだ寄っていないブースに全部行くこと。スタンプラリーが全然終わっていないのだ。とはいえ、ステージイベントは全然参加できていないし、圧に恐れて事前インストールしたQuake ChampionsもNKO DICEも一切プレイしていない。やり残したことが多すぎて、「C4 LANで出来ることを全部やった」と言える人はほとんどいないんじゃないんだろうか。
でも、「やらなくてもいい」のもC4 LANだ。自由だ。
そういえばなんで椅子の上で胡坐かくんだろう。最近は胡坐どころか片膝立てて座ることが多いし、段々座り癖がフリーダムになってきてる。でも許容してくれる椅子があるのはかなり便利。
いや寝癖どうにかしろよ!!!ツインメッセのお手洗い広いんだからさ!!!!!!
ジメジメする天気と反重力寝癖が合わさるとどうしようもない。いや嘘です多分どうにかなります。多分。タブンネ。ちなみにキャンペーン当選しました。
こちらは大分のEsportsチームの花天月地ブース。知る人ぞ知る最強ジュース、つぶらなカボスがお土産として渡されるという神ブースだ。やっぱゲーマーには射的が効く。というかめちゃくちゃいい笑顔してるな…
つぶらなカボスは親の都合でほぼ毎月飲むので、文字通りの「実家のような安心感」を得てしまった。果肉が入ってて本当に美味いのでオススメ。
これは「その手があったか」と膝を打った例。大人の知見ってすげぇ。
忙しい中合間を縫ってファンサービスして頂いた。でもイベント進行の段取りが不透明でOooDaさんも「今忙しいかどうかわかんない」って言ってたの面白い。あとサインの日付も昨日の4/29になってるのがさらに面白い。さすが大御所パワー、時空のゆがみすら起こす。ありがとうございました。
じゃんけん大会全然当たらなかったよツイてねえじゃねえかチキショー! でも流石原初Esports、めちゃくちゃ面白かった。ただのじゃんけんをここまで盛り上げる司会進行ってすごいし、大人全員ノリノリノリアキなのも楽しい。でもノリアキさんの擦りにやられたのは普通に悔しい。
また来てしまった。ここが俺のホームだ。既に商品は撤収済みだったが、M3でよく配られるworks.付箋を頂いた。付箋はデカければデカイほどいいのは数年前に嫌というほど学んだので、純粋にありがたい。与作さんありがとうございます。
CSGO村の皆さんで写真を撮っていただいた。数か月前までは今の日本CSGOコミュニティについてほとんど分からなかったけど、蓋を開けてみればそこには変わらずCSが好きな人がいて、楽しんでいる人がいる。当たり前のことだけど、最近の流行り廃り論でゲームとコミュニティを否定するのはズレているし、何より実際にプレイしてみると案外楽しい。そのことを改めて学んだ時間だった。ありがとうございます。
Major Pick'em当ててぇ~ENCE3-0してくれない?
おっさんずVALOの皆さんには本当に頭が上がらない。連絡からタイムスケジュールまで滞りなく進んでて、細かなところの気遣いが溢れており様々な学びを得ることができた。あと純粋に「(大小関係なく)繋がりのある人がいつもいる」ことの安心感がすごかった。ありがとうございます。
そして何より、C4 LAN運営並びに出演者、参加者の皆さん全員のおかげで、初参加初BYOCながらとても楽しむことができた。惜しむらくはわずか3日間しかないことだが、もし4日目に突入したらいよいよ家との境界線が無くなってしまう。この辺が潮時なんだろうな。
また来年行きたいなぁ。就活と直撃しそうだけど。
初日のボードを掲げたら見事に抜かれた。その代わり寝癖は隠せたのでヨシ!
Day 3+1 - 反動理論と天皇賞春
「帰るまでが遠足」という言葉がある。つまり、僕のC4 LANはまだ終わらない。静岡を出るのは23時なので、それまでの9時間を過ごす必要がある。
まずやることは決まっている。競馬だ。GI・天皇賞春だ。
連覇を狙うタイトルホルダー、菊花賞馬アスクビクターモア、阪神大賞典馬ジャスティンパレス、2年連続2着ディープボンド…役者が揃った長距離GI。これが面白くない訳がない。15:40発走に向け、最後の馬券組みを始めた。
父との意見交換で、タイトルホルダーとジャスティンパレスは硬いと考えた。これに異論はないが、問題はどう馬券に組み込むかだ。強気に行くなら2頭軸の3連系だが、昨年の有馬記念でタイトルホルダーが9着に沈んだ記憶が頭をよぎる。加えて、タイトルホルダーは単勝オッズ1.7倍と非常に低い。リスクの割にはオッズがあまり跳ねなさそうだ。
どうにもタイトルホルダーを信じ切れず、結果としてジャスティン軸の3連複にし、相手にタイトルホルダーを加えた。さて、他の相手はどうする?
定石に沿うなら、菊花賞馬のアスクビクターモアが候補だ。あとサウジ重賞馬のシルヴァーソニックも外せない。ディープボンドは何も考えずに買った。いや、ボルドグフーシュもアリだな…
途中でさわやかハンバーグの予約をしたところ、15時時点で2時間待ちにビビった。まぁ17時なら丁度いいか。
発走が近づいてくる。3日間を振り返ると、あまりにもツイてないことだらけだった。昔関さんのPUBG配信で学んだ反動理論、そろそろ回ってくる頃じゃないか。あぁ、一回のGIで賭けるのは1000円まで(自己ルール)だ。10点で決めるため、相手は5頭で絞らなければならない。
タイトルホルダー、ディープボンド、ボルドグフーシュ、穴にブレークアップ。迷った時の阪神大賞典組だ。あと1頭。アスクビクターモアか、シルヴァーソニックか。
その時、去年の天皇賞春を思い出す。大歓声のWINSで見た、あの空馬だ。
なるほど、シルヴァーソニックに入れるか。昨年の菊抜き馬券、リスキーにも程があるが、一発やってみるか。
結果、的中した。間際で入れたシルヴァーソニックが3着に食い込んだ。今年の回収率が一気にプラスになる、初めての万馬券だった。だが、アフリカンゴールドとタイトルホルダーの競争中止が気になって仕方がなく、喜べない面持ちになった。
まぁ、反動理論が遅すぎる気もするが、しっかりと回ってきただけ良しとしよう。さわやかハンバーグの予約番号が近づいてきた。
Day 3+1 - 駆け込み寺、コメダ珈琲
スマホの充電が無くなりかけている。どうする?レンタルチャージでもいいが、小腹が空いた今コンセント付きのカフェに寄るのが最善だろう。
果たしてそんなところあったけな、と半信半疑で調べたところ、バス停近くのコメダ珈琲がヒットした。あぁ、あの逆メニュー詐欺のね。ちなみに行ったことはない。
充電が出来たことに落ち着きつつ、最近マイブームのコーヒーゼリーに身を任せてジェリコ元祖を注文した。うん、コレ美味いわ。うちの近くにもあったし、今度友人誘って行ってみよう。
こういう新たな発見が出来るのも1人旅のいいところかもしれない。
2時間ほど滞在した後、夜の東静岡を歩いた。程よい気候で歩きやすく、人も少なく、灯りがぽつぽつと残っている。そうだ、これだよ。
まるで、都市型オープンワールドをフリーランしているみたいだ。作り込みが良く、インタラクトし放題で、処理落ちもない。五感で味わえる神ゲーだ。
初めてこの感覚を学んだのは、Minecraftだった。何年も遊んだ配布ワールド、舞倉市を思い出す。
ある時は兵器をサモンし、家を作り、街を浮遊都市にし、破壊してまたインストールし直す。ただ歩くだけでも面白かった。作者がこっそり入れたイースターエッグを探したり、モデルの仙台市と比べたり。
こんな風に、逆説的にゲームに日常生活の認識をハックされることを、どこかで読んだ気がする。藤田祥平さんの電遊奇譚だったかな。あの人のW:ET話はとてもワクワクした。…あぁ、C4 LANで触ってみときゃ良かったな。
<バスが来た。>
Day 3+1 - やっぱり夜行バスはキツイ
鳥取に帰ってきた。いや、ここから家までだいぶ遠いんだけど…まぁ大体ゴール、タイマーストップだ。もう夜行バスはこりごりだよトホホ~…
C4 LANを体験して、新しいキーボードが欲しくなった。それも反応早くて60%の小さいやつ。格ゲーやFPSやるならやっぱりキーボードは良い奴がいいし、何よりカッコイイ。C4 LANでめちゃくちゃ目立つわコレ。
というわけでSteelSeries Apex Pro Mini を購入した。(初期不良のためDucky One 2 SF RGB 65%に鞍替え)
未だに心ここに有らず、静岡にずっといる感覚だ。 #C4LAN で無限に眺めてしまう。でもGGSTやりたい。CSGOやりてえ。次の競馬GIいつだよ。
これまで非常にとんでもなく見づらい文章をお届けしたが、僕のC4 LANを追体験して楽しんでもらえたら幸いだ。勿論ここに書き残せていないことはたくさんあるものの、無限に書いてたらGGXrdアニメが見られないので、これくらいで終わらせたい。てか終わらせないとタスクがヤバイ。
待ってろC4 LAN 2024 SPRING in ツインメッセ静岡。
最後に、Yossyさんとのツーショットでこのレポートを締めようと思う。
皆さん、ありがとうございました。