それでも日々は過ぎていく
2024.9.20
俺より先に旅立った。
出会った頃はまだ10代。
高円寺の高架下。
今はもう無くなった。
いつもの現場
いつものSP
いるだけで安心だった。
陽キャでアホだけど
たまにナーバス
気づいたらコロナ禍で
少しずつ疎遠になった。
「また今度」って言ったけど
こんな形は聞いてない。
いつもはうるさいはずなのに
最後まで目を閉じたまま。
久しぶりに会う人達
みんなが涙を浮かべ
偲ぶ時間はあっという間で
振り返るには足りなくて
消えた記憶も蘇る
最初は小さな車座で
はじめまして。が昨日のよう
ゆっくりと今、紐解いた
思い出の中で生きている
いつもの冗談みたいにさ
いきなり目覚めると思ってた
それなのになぜ
目を閉じたまま
あいつの分も生きてやる
とか俺には荷が重すぎる
そっちには俺のダチ
そいつも明るい奴だから
2人がそっちにいるのなら
盛り上げている気がするな
ここにはもういないけど
それでも日々は過ぎていく
それが一番ツラい事
泣いても陽はまた昇る
次に会うのはいつだろう
とりあえず
俺はここで生きようと思う。
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