イスラーム法研究者がサブジェクト・ライブラリアンになった件について:下積編(1)文学部図書室目録係
4月から筆者は,東京湾の内奥にある研究所附置図書館で働いている.先月までは国際学会でポスター報告したり,紀要原稿をまとめていたりしたのに,1日で世界がガラッと変わってしまったかのような感覚がある.しかし,今年度も研究報告の予定は入っていたり,まだまだ研究者として(その卵として)なすべきことは残されている.今回は,研究者の道を志した結果,図書館司書(所属機関ではその特殊性からサブジェクト・ライブラリアンという語を使うことがある.今回はそれに倣うこととする)として働くことを選択