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ワイン@さんブラインド40回メモ

※振り返り追記済み

やらかし確定&全ハズシ濃厚

普段ははしごする時間が無く、月曜祝日でとても久々のワイン@さんに行けた…のだが。
お店出てから「あっ違ったアレだった!」と強く後悔するパターンをやらかし。
今回ワイン@さんは滑り込みだったため焦りはあったとはいえ、普通に考察する時間は十分あったので、普段ダラダラ長考してる悪癖が出たな~。

①と②のお色が似すぎてて
謎に二度見した挙動不審者はわたしです

①後からわかっちゃったパターン(多分)

帰り道もといパーティさんへのはしご道で急に思い当たって秒で絶望した。

  • 外観: 澄んで輝きある、グリーンがかったかなり淡いレモンイエロー、泡滓なし、気泡少しだけ、粘性高め

  • 香り: アタック強めで開いている、グレープフルーツ~青りんごくらいの果実、少しパンのような香ばしい香りも(酵母系?ミネラル系?)、ほんのり白い花、マヨ香

  • 味わい: 甘味L+で残糖あり(オフドライ)、酸味M+~H-で高め、苦味Lほぼ感じず、アルコール12-13、余韻やや長め7-8秒

これは後から考えるとどう見てもロワールCBだったと思われる(残糖系とか大ヒントで候補絞れるサービス問題なので、このやらかしは良くないですね)。
…が!考察中はなぜか全く候補に挙げられず「特徴香無いし産地が典型じゃなさそうだけどリースリングっぽい感じ」をベースに展開してしまった。
そのため他に挙げた候補がリースリングリオンやミュラートゥルガウなどに(特徴香が無かったことと、あと薄めでやさしい酒質で)。
よくよくメモ見ると端っこに「CB」とか書いてあるけど、なんでこの時点でCBに軌道修正できなかったのか。
後悔先に立たずだが、回答時は結局リースリングリオンやミュラートゥルガウと迷った挙句、その二つにしては果実の香りが結構はっきりすることと、あとは二つともマイナーすぎるか?というメタ的逡巡もあり

日本(北海道)/リースリング/2022/12%/W04

オーストラリア(NSW)/リースリング/2023/11.5%/W04
××◯△△◯

あらぁっ!むしろ回答が正しかった。
これは「後から理屈で考えた答えより直観が正しかった」パターン。飲んだ時に「特徴香薄めだけどなんか飲んだ感じがリースリングなんだよなあ…」だった。なお「クレアヴァレーのリースリングに残糖足した感じあるなあ」とも思ったので、国的にも直観が謎に正しかった。
こういうパターンがあるから一概に理屈だけに従って答えが出せず、難しい!

②候補ちぐはぐ迷い系

多分苦手(ブラインド的に)品種、もしくはまだ掴み切れて無い品種か。

  • 外観: 澄んで輝きある、グリーンがかったかなり淡いレモンイエロー、泡滓なし、粘性普通

  • 香り: アタック中程度、ライム~グレープフルーツ、行っても青りんごくらいの果実感、ジュニパーベリー、ミネラル。温度上がるとメロンのような香りも

  • 味わい: アタック中程度、甘味L、酸味M+、果実味L+~M-で低め、苦味L+~M-ほんのりあり塩苦味系、アルコール13-13.5、余韻やや短め6-7秒。顕著に薄いエキス分が特徴的

グリーン系淡めの外観とジュニパーベリーから最初に浮かんだ候補はトロンテス。ただし、それにしてはアロマティック感がかなり低め。
トロンテス以外で唯一ジュニパーベリーを感じたことのあるシルヴァーナーも浮かんだ。
また、温度上がってメロン感が出てきた(結果、柑橘~メロン系まで謎に幅広い果実香に)事と、よくよく味わうと塩味も結構感じる事からアルバリーニョも。
他には青りんご感とピリピリ感でGV。ただ茎の感じも白コショウも感じなかったので優先度を下げた。
これは後から思ったが、ヴェルデホも候補に追加しても良かったのかな(∵メロン、フェンネル)。
苦手&掴み切れていない候補がちぐはぐに挙がって来てしまいダメなパターン。トロンテス、SV、アルバリーニョでかなり迷ったが「控え目なアロマティック感・幅の広い果実香・塩味・薄いエキス分」で無理やり方向を定めて

スペイン(リアスバイシャス)/アルバリーニョ/2022/13%/W04

アルゼンチン(メンドーサ)/トロンテス/2021/12.5%/W02
×××△△×

ぬあっ!こちらも最初に浮かんだものが正しかったパターン!
外観やジュニパーベリー香などから最後まで迷ったものの、マスカット香/アロマティック感があまりにもおとなしく感じたのだけが違和感で選ばなかったわけだけども。
トロンテスは数こなしてないので、こんな控えめなのがあるのねというのが今回の学びでしょうか。というか、このジュニパーベリー感ほぼトロンテスで良いのかも(シルヴァーナーでも感じたことあったけど、そちらはN=1なので一般的なのか今後検証)

③これを外してたら全ハズシ

つらみ

  • 外観: 澄んで輝きある、紫がかった中程度のラズベリーレッド、エッジはほんのりピンク程度、泡無し、滓は無さそうな雰囲気だが2かけら程何か見えた、粘性普通~やや高め

  • 香り: アタック強め、コンポートのイチゴやラズベリー(甘やか系)、スミレ、樽感はそこまで強くない(?)

  • 味わい: 甘味L、酸味M-、渋味M、アルコール13-13.5、余韻取り忘れ

最初甘やかなイチゴ感でガメやMBAも一瞬疑ったものの、キャンディ的というよりも「よく熟した赤系フルーツ感」であると思い、温暖産地のPNを第一候補に。
普段は上記二種やら念のためのネレッロマスカレーゼとの判別などもう少しじっくりするのだが、時間も無かったので

ニュージーランド(マールボロ)/ピノ・ノワール/2022/13.5%/R02

アメリカ(オレゴン)/ピノ・ノワール/2021/13%/R02
××◯△△◯

オレゴン外したものの、新世界冷涼系カテゴリーではあるからまあありな外し方か。
メジャー品種の旧世界vs新世界冷涼産地判別とやら、新世界冷涼系の中での判別、むずかしぃぃぃ!試験にはほぼ響かないだろうから、試験終わったら訓練したい。

総括

ワイン@さんは普段参加できていないこともあり、グラスの違いやら味わい分類など不慣れな点多し。筋トレと一緒で「普段と違う筋肉を使う」事は重要だと思うので、今後も祝日など参加できるときにぜひしていきたい。
あとやはり「限られた時間で精度高く答えを出す」訓練は今後していかないとなと再確認。一旦は「長考でも良いから正答率を上げる」方針でやってきたのだが、正答率がもう少しまともになったらそちらにシフトしよう。
個別回答からの課題としてはやはり②。苦手or掴めてない品種感が強いので、回答見て対策練りたい。
①は「後からわかっちゃったパターン」になると思うが(とかいって全然違ったりするかもだが)、これはやはりスピード向上の一部ですね。

振り返り総括

蓋をあけて見れば意外と大やらかしではなかったものの、①・②ともに「直観に従ったものが正解だった」点で課題が残る。
今週はパーティさんの②も「第一印象が正しかった」パターンだったので、どうにも考えすぎも良くないというか理論と直観のバランスに折り合いをつけられてないというか。
とはいえ頭で考えて寄せられるパターンもそこそこあるので、そのあたりの折り合いどうつけて行くのが良いのか…難しい!

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