エル ブランシュさん日本ピノ会メモ
エルブランシュさんにて、日本ワインドシロウトの私めにはもったいないようなワイン会に参加させていただいたのでその模様をメモ。
メイン: 日本のピノ達
大変手に入りにくい貴重なものも含め、日本各地のピノ6種がずらりと!
ちなみに「先入観に惑わされず純粋に好みのワインを見つける」目的で、サーブされていた主催のカブさん含め完全ブラインドでの比較試飲でした。
ラインナップと短評はこちら。
あたり前のことではあるけれども、一口に日本ワインと言ってもいろいろですねえ…。
総じて果実味タンニンが控えめ傾向にあるのは共通項だし予想通りだけれども、それよりも(それだけに?)醸造スタイルの違いが際立つ感じだなあと改めて。
日本ワインを楽しむには、ある意味他の地域以上に各作り手のスタイルを理解することが重要なのかなと思うなど。
サブ: 世界のピノたち -土壌の違いによる味わいの違い-
ここまでで6種と十分な飲み比べだったにもかかわらず、なんとさらに日本以外のピノ、かつ土壌違いでの飲み比べ企画まで。
お出しいただいたワインはこちら。
正直なところ私は土壌違いによる味わいの違いというのが体系的に感知できるほど自分の中でしっくり来ていないのだけれども、例えば今回で言えば②のオレゴンはかなり温暖な味だったりと、「熱の蓄えやすさ」の要素は感知しやすいのかなと改めて思ったり。
なお②のオレゴンは果実も熟熟、かつ所謂「焼けたタイヤ」の香りがあったためブラインドでは満場一致で南ア予想だったが、見事に覆されて一同ビックリという一幕も。
贅沢な持ち寄りのお料理にお祝いワインまで…!
テイスティングと食べるので忙しくて(←ヲイ)お写真全く撮れなかったけれども、実は持ち寄りのお料理もめちゃくちゃ豪華。
ノドグロの握りに始まり、まぐろ握りや肉寿司などの豪華握り攻め。
かと思えばお手製キッシュ、焼売食べ比べ、千駄木腰塚のコンビーフ、高級パン各種等々、多彩かつすんばらしいラインナップでした。
午後の会だったのだけども、お夕飯いらなくなったくらいにまんぷく!
しかも!お料理だけでなく、エルブランシュさんのリニューアルオープンお祝いとのことでSHINさんが持参されていた北信ピノノワールまで気前よく振舞ってくださり、なんとこの日計10種のピノを味わえる企画に。
北信ピノノワール、個人的にはとてもバランスよく正統派で好み。
本日の日本ワインの中だと個人的トップ3は
1. IRENKA
2. 北信ピノノワール
3. Mie Ikeno
…でした!
大変贅沢で学びがありかつ楽しい会に参加させていただきました。
主催のカブさん、ありがとうございました!