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ワインマーケットパーティさんブラインド64回メモ

再び絶望の淵へ

毎週わからないと言ってますけど、その中でも程度があるんですよ。
でもって今週は「全ハズシ余裕」レベルのわからなさ。
反省するのは既定路線として、ぜひ復習して次につなげたい…

深淵を覗く時深淵もまたこちらを覗いているとかなんとか…もしもーし!深淵ちゃん見てるー?

①知り合いなの!絶対に知り合いなのよ!!

  • 外観: 澄んで輝きのある、グリーンがかったやや淡めのレモンイエロー。滓なし。泡はないと思うが表面に細かく浮いてるので微発泡はありうる。粘性は普通〜やや低めも

  • 香り: アタックやや強め。確実に知り合いなのだが誰でしたっけ?な香り。キラキラ桃メロン的なヴィオニエ系だが大分大人しめの香り。他に柑橘〜青めの木なり果実、ささやかなハーブ感も。樽は無さそうか

ううーーーん。確実に嗅いだことのある香りなのだけど、何か違和感が。
ヴィオニエにしては大分大人しい。でも安価帯の薄めのつくりのヴィオニエだとなくもないのでとりあえず候補には挙げる。
他にこの間ヴィオニエと間違ったコルテーゼ。
さらにはロワール(ミュスカデ、CB)とかでもこのキラキラ感時々ある気も。
桃メロン系だとアルバリーニョも候補には挙がる。フリウラーノも桃あったな。

  • 味わい: 酸M+でそれなりにある。甘味L、苦味M-(ある)、果実味M-、アルコール12.5程度、余韻やや短め6-7秒

酸の高さもあり、果実味も低く、アルコールも高くなさそうで、いよいよもってわずかなキラキラ感だけでヴィオニエと言うには躊躇われる感じ。
とはいえ他の候補も決め手がないので、あきらめて

フランス(ローヌ)/ヴィオニエ/2022/12.5%

ドイツ(フランケン)/シルヴァーナー/2021/13%
×××△△

えっまさかのシルヴァーナー!知り合いは知り合いだったけど、そっち…?的な。
諸事情で日本人ワインラバー平均よりは大分シルヴァーナー飲んでるはずなんですが、いかんせんお久しぶり過ぎた。
というか、正直フランケンにこんなキラキラ感のある香りを感じたのは初である!もっとニュートラル&ミネラリーな印象しかなかったな。
家にちょうどシルヴァーナー一本あるので近々復習しておこう。

今書いててもコメントと回答に著しい違和感があるので、これは絶望的だな…

②あなた私の辞書にいらっしゃいませんよね?

  • 外観: 澄んで輝きのある、やや淡め〜中程度のゴールド(※色はやや淡めだけどグリーンみがほぼ無い)、泡滓なし、粘性は普通〜低め

  • 香り: ニュートラルでアタック弱め。柑橘、柑橘の皮(レモンゼスト)、あと鼻に抜ける風味にちょっと薬箱みたいな独特の香りがほんのり

ニュートラル過ぎて、定番のステンレス系CH、柑橘&ゼストからよく熟して青草の無いSB、他はイタリア系?あとはピクプールとか、あとアシルティコも候補には挙げるべきだったかなあ。
温度上がってからはCHやSBは否定され、トレッビアーノ、ミュスカデ、あとわからんけどベルデホとかありうるのか?

  • 味わい: 酸M(あるけど丸いのか、少ないけどシャープなのか、不思議な感じの酸)、甘味L、苦味ほんのりのみ、果実味M、アルコール12.5-13%

これは残念ながら辞書に無い系の気がするなあ。
全くわからないのでこちらもあきらめて

イタリア(アブルッツォ)/トレッビアーノ/2021/13%

フランス(ブルゴーニュ)/ソーヴィニヨンブラン/2018/13%
××××◯

SBを「辞書に無い」と言い放ってしまったw
これは候補の中だと「青草の無いSB」が正解だったわけですね。
しかし…これは正直再戦しても答えられる自信、無し!「柑橘・レモンゼスト」で辿っても他の候補に行ってしまいそうだなぁ…

トレッビアーノ(ユニブラン)てニュートラルながらもこれはこれでもう少し独特の感じがあったような気が。
まあ辞書に無い系なのでとりあえず埋めといた感じですねこれは。

③またしても鬼門のラズベリーバニラアイス系

本当に最大克服テーマのこのパターン…

  • 外観: 澄んで輝きのある、かなり紫がかったやや濃いめのダークチェリーレッド、エッジのグラデはなし、泡滓なし、粘性は普通からやや高めも

  • 香り: アタック強め。グラスから鼻を離していても甘い香りがプンと来る。「ラズベリーバニラアイス」パターンだけど、きちんと嗅いでみるとイチゴキャンディ感強くてあれ?MC??となった。あと乳酸感強い。樽はアメリカンオークみもあるやも。ピラジン系のグリーンノートは感じず、温度上昇後ややウッディな感じは出るもこれは樽かな

この時点の候補としては、MC感を無視すればアメリカンオーク使いのテンプラ、胡椒も肉も感じないが新世界のシラー(ズ)など。
でもこのイチゴ感さすがにMCなのでは…?

  • 味わい: 酸M+で結構ある。一方で渋味はM-で色の印象に比してかなり控えめ。甘味はL。果実味はM-で、いかにも新世界感漂わせる樽の感じの割にいやに低い。アルコールも12.5-13で高くなさそう。余韻はやや短め6-7秒

これは…やはりMCを信じて良い感じでは…?
ガメでは無いでしょうか。
ただ樽の感じからブルゴーニュかと言うとかなりの違和感はある。
ただガメはほんと他の地域のものを見ない。ちらっとググったらカナダとかでアメリカンオーク使いのガメなどもあるようだけど、まあブラインドに出るにはマイナー過ぎるように思う。
※ちなみにこちら、最後にグラスに残った少量を嗅いだときに全くと言っていいほどMC感無かったのがかなり引っかかっている

フランス(ブルゴーニュ)/ガメ/2021/12.5%

日本(山梨県)/マスカット・ベーリーA/2021/13%
×××◯△

はい、今回の悲しみ枠。MCはMCでもそちらでしたかぁ。
MCでもちろん一瞬ベーリーAは浮かんだものの、この樽使い&濃厚さから、秒で候補から外してしまった。
しかし…なんと「なんか日本ぽさもある…」とのダイイング・メッセージを残していた。
これは一度「こんなベーリーAもある」と鍵を開けないと厳しかった系ではあるものの、「MC感だけどガメに違和感」×「日本ぽさもある」という感覚を大切にすべきではあったということか。

なにこのダイイングメッセージ。
ぽさもある、じゃないよ。日本だよ!

総括

いっや〜、今回ほんとお手上げだったな。
多分そんなに変なものは出てないのだけど私の苦手系分野なのでしょう。
今回の正答はすっぱりと諦めついたので、振り返りで次に繋げることを今回の糧としたい。

振り返り総括

見事予想通りの惨敗全ハズシである(多分二回目)。
①はちょっとしばらくシルヴァーナー色々飲まないと厳しそう。というか、あんなキラキラ系の香りするならちょっと一度コルテーゼと比べないと混乱しそう。
②は正直厳しめかもなので優先度低として、今回最大の次に繋げポイントは③だなあ。ブラインドってこういう「こんなつくりもあるんだ」っていうのがあるから難しい、そして面白い。

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