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ワインマーケットパーティさんブラインド60回メモ

ん?今週は再び絶望気味では?

絶望ではないが決め手が無かった先週から今週は打って変わって今週はまた頭真っ白系。
え…?もはや毎週のことだけど、ムズくない…?

③の色が!出てきた時点で既にたじろぐ

①ニュートラル系困る

  • 外観: 澄んで輝きあり、ほんのすこーしだけグリーンみも無くはない中程度のレモンイエロー。滓・発泡は無し。ディスクもレッグもやや粘性高そうな感もある

  • 香り: 香りのアタックは中程度、どちらかといえばニュートラルで第一アロマ主体、柑橘から洋梨まで幅広く感じるような…、あと温度上がったら謎の「ロワール品種っぽさ」はあった(昔から言語化できてないこの香り。あれかな石灰とか貝殻の一種なのかなぁ)。樽は感じられず

うーん香りだけだとニュートラル気味で決め手が。CH、CB(南ア)あたり主軸に、柑橘&ニュートラルでアシルティコとかもありうるのか…?

  • 味わい: 酸はH-で結構高めで、これは特徴と言えそう。甘味L、苦味はL+〜M-でやや感じられる。果実味M、余韻はやや短めかも?、アルコール12.5%程度

うぅーん。うん。わからん。
酸高め&塩苦味も感じられるのでアシルティコの線もなしではないものの、なんというかもうちょっと素直にCHとか、いうてもCBとか、そんなとこな気がする。
結構洋梨感あるのも考慮して、決め手ないけどこれステンレス系CHじゃダメですかね?

ということで下記に。
ヴィンテージは2021かと思ったけど、果実の熟度を感じたのと2022も出回り始めてそうな感あるのであえての2022にしてみました。

フランス(ブルゴーニュ/シャブリ)/シャルドネ/2022/12.5%

【解答】フランス(ブルゴーニュ)/シャルドネ/2021/13.5
◯◯◯△△

シャブリじゃなかったけどブルゴーニュステンレスCHまで合ってるから良しとしよう。
果実の熟度はVTで捻るんじゃなく産地(マコン)の方で考慮したかったところw

②最近外し続けてる甘やか系…ですかぁ(涙目)

うんうん。甘やか系もはや来た瞬間身構えるトラウマになってしまったよ。

  • 外観: 澄んで輝きのある、紫がかった中程度のダークチェリーレッド、滓/泡は無し、ディスクは普通だがレッグからはやや粘性高めの可能性

  • 香り: アタックはM+〜H-、コンポートやジャムのブルーベリー感くっきり。「スモモジュース臭」もする。あと甘やかなチョコレート&バニラ(ココナッツもほんのり感じる)の樽香。牡丹など赤い花感も。気になるのはほんのり田舎臭(←自分用語)があるところ

トラウマ系過ぎて最初はアホみたいに候補広げてしまったのだけど(無駄に南仏系とかテンプラニーリョとか)、冷静に考えるとこれエレガント系ZFの典型的な香りの気がする。プリミティーヴォもありうるのかな。
ただ色が結構濃く独特の田舎臭もしたので、マルベックとかタナと言われたらごめんなさいするしかない。

  • 味わい: 酸H-、甘味L〜L-(アルコールなのかほんのりの残糖なのか?)、渋味L M〜M+、果実味M+、アルコール度は13-13.5%程度、余韻は中程度(6-7秒程度)

酸・タンニン・果実味の感じからもこれは素直にZFで行きたい。
CA/ZFなのかイタリア/プリミティーヴォなのかは迷うところなのだけど、プリミティーヴォってもう少し枯れたニュアンスあって樽感もこんな新世界風では無いものしか飲んだことない。
ここは素直系熟女代表(?)として下記にとした。
ただ、CA/ZFにしてはちょっとアルコール低めなのが気になる。まあ最近体内アルコール系壊れてるから深く考えないことにしよう。
あと先週も甘やかガッツリでイタリアという罠にかかったばかりだからなぁ…プリミティーヴォかなぁ…という迷いは捨てきれない。
あと、地味に後から「これ果実味主体若飲み系のテンプラとかもあるのでは?」という迷いも生じた。もはやテンプラニーリョ長らく飲んで無さ過ぎてそろそろほんとに飲んでおかねば…

アメリカ(カリフォルニア)/ジンファンデル/2021/13%

【解答】イタリア(プーリア)/プリミティーヴォ/2021/14
××◯◯△

まあこれは最後まで迷ったしありなうちかな。
前回に続き「新世界っぽい樽感でイタリア」が十分あるということを肝に銘じましょう。
あと単純に、エレガントZF好きとしては今後プリミティーヴォ開拓したいと思えるものが飲めて、ブラインド云々以前の嬉しさが勝る!
(今まで正直あまり良いプリミティーヴォに出会えてこなかっただけだったっぽい)

③ロゼなの?どうなの!?

これ、ロゼなんだろうか?赤の範疇なんだろうか?乗っけから迷う!(←ド素人)
ロゼのコメント俄然慣れてなくてぎこちなさ漂う…

  • 外観: 澄んで輝きのある、やや紫がかった濃いめのラズベリーレッド?ローズペタル?(ロゼわからん!)、泡/滓は無し、ディスクはやや厚めに見えるもレッグは普通

  • 香り: アタックM+、ラズベリー、スミレがいずれも強く特徴的に香る。樽は殆ど感じず。ほーんのりラブルスカ臭がするような気もするのだけど、これは土曜日に某所のブラインドで見事にやられたタケダワイナリーブランのトラウマに引きずられているだけの気もするなぁ

やはりロゼ(なのか?)は鬼門。
第一候補はPN。色からはプールサールとかも無しでは無い?でも香りが違うイメージ。あとラブルスカ系ならデラウェアやキャンベルアーリー、MBAにしては甘さが無いかなあ

  • 味わい: 酸M+、甘: L、渋: L+〜M-、果実味L+、アルコール度は11.5〜12%程度、余韻はやや短め6-7秒

今回③が最後までわからず。
素直に行くとPNな気がする。日本の薄うま系の作りのPNとか。
けどねえ、一昨日のタケダワイナリーでのトラウマがどうしても邪魔してくるんですよねえ。

日本(宮崎県)/キャンベルアーリー/2022/12%

【解答】ドイツ(アール)/シュペートブルグンダー/2022/12%
×××◯◯

はいこれ。今回最大の反省点。まずはやっぱり「直近のブラインドとかに引きずられて第一印象やコメントと乖離した答えにするのはナシ」が最大の反省ポイント。素直に行っていれば品種は取れてたわけで。
ドイツワインラバーとしてもあり得ない間違いなのだけども、とはいえあそこまで色の淡いシュペートブルグンダーは個人的には初めて。なのでドイツ外したのはド反省までは行かないところかな。味わい的には納得なんですけどね。

総括

うーん、今週は特に①・③は迷いに迷ってしまった。
まあ外すのは毎度のことなので、また惨敗して打ちひしがれる瞬間を楽しみに、職務に励みながら待つことにいたしましょう。

振り返り総括

素直系熟女を自称しながら③で素直に行かなかった事が最大の反省点かつ教訓。
最近ブラインドしすぎて色々と邪念に襲われるのだけど、冷静に考えたら第一印象から捻って功を奏した試しがないわ。
今回は「素直、大事」を肝に銘じて次に繋げたいところ。

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