見出し画像

ワインマーケットパーティさんブラインド75回メモ

今週はやさしくするって…!

なんか先週の出題がハードだったから今週はやさしくするって書いてあった…!ような…!?
やさしさ…やさしさって…なんだろう!?(迷子)

②より①が淡いパターン!

①ニュートラルそれは基本にしてラスボス

そういうとこない?

  • 外観: 澄んで輝きのある、グリーンがかったやや淡めのイエロー、泡は無いが気泡あり、滓なし、粘性普通〜やや高め

  • 香り: アタック中程度、ニュートラル系、フレッシュなリンゴ(〜洋梨)、樽はなしか極めて控えめ、MLFっぽさは最初感じたが後から微妙な感じに、白い花、蜜のような甘香ばしさ(アーモンドもあるかも)、ごくささやかなハーブ感

ニュートラルでCH/アリゴテ/PB/CB達を最初に挙げる。
…が!少し温度上がってくるとイタリア白感、特にガルガーネガやアルネイス(ハーブちょっと弱いけどヴェルメンティーノもありか?)あたりの感じにも。
(後からよく考えたらグリューナーも挙げるべきだった…きちんとロタンドンチェックしていない。あとシャブリCHとロワールCBのセンももう少し慎重にチェックすべきだったな)

  • 味わい: アタック中程度、甘味L、酸味M+〜H-で結構しっかりある、苦味L+〜M-でそこそこあり塩苦味系、果実味M+でしっかりめ、アルコールは最初13-13.5ほどに感じたが後から12.5程度かなとも、余韻やや長7-8秒、後味に柑橘の皮っぽさ

最初ステンレスのシャルドネも考えるが、それにしては大分柑橘のキャラクターが強めに思う。あと白い花のニュアンスも印象的。
なんとはなしにイタリア白感漂う。ガルガーネガとアルネイスで迷うものの、アルネイスの印象がまだきちんと形成できてないことと、先日のミリオーレ・ノッテでいただいたソアーヴェの記憶などから

イタリア(ヴェネト/ソアーヴェ)/ガルガーネガ/2022/12.5%

スペイン(リアス・バイシャス)/アルバリーニョ/2022/13%
×××◯△

これはやってしまいました系。
アルバリーニョ、特にリアスバイシャスのは個人的にもう少し華やかなイメージで、今回の印象からは候補にも挙げにくい感じ。しょっぱさでもう少し疑うべきだったのだろうけども、まあこれはもう少し模索だなー。
ニュートラル系のアプローチ整理と、その中でアルバリーニョ(個人的にはアルバリーニョならニュートラルだとポルトガルとか疑いたくなるけも ど)をどう特定するかの整理を課題としておきたい。

②今週の希望の星

裏切られたら泣いちゃう。

  • 外観: 澄んで輝きのある、グリーンがかった淡いレモンイエロー、泡滓なし、粘性やや高め

  • 香り: アタック強め、やや熟したグレープフルーツやパッションフルーツ、青リンゴ、柑橘の皮系の苦味のある香り、青草感ガッツリ

これは素直にSB(かつNZ)第一候補で行かせていただきたく。
念のため他を挙げるとすれば、華やかさ&酸味寄り&青草でケルナー、あとはその他ドイツ系品種(シルヴァーナー等)とかグリューナーとか。

  • 味わい: アタック強め、甘味L、酸H-でしっかりと量もシャープさもある、苦味L+ほどよくほんのり、果実味M+、アルコール12.5〜13、余韻やや短め6-7秒

これはやはりNZ SBで良いのではなかろうか。強いて言えば、新世界のチオールも青草もバリバリ系の他の産地があればそちらも挙げるべきなのだろうけれど(チリとか南アとかどーなんでしょうね?)、現状の私にはその知識がない。
ここは漢らしく

ニュージーランド(マールボロ)/ソーヴィニヨンブラン/2022/12.5%

ニュージーランド(マールボロ)/ソーヴィニヨンブラン/2022/12.5%
◯◯◯◯◯

いぢわる問題を疑うも、これはサービス問題で良かった!
ただ、「NZと間違われるような新世界他産地」はあれば今後整理しておこう。

③私の(ブラインド)苦手系の方向性

  • 外観: 澄んでやや落ち着きのある、オレンジがかったやや淡いダークチェリーレッド(向こう側はギリッギリ見えるくらい)、エッジはややオレンジがかっている、泡滓なし、粘性普通

  • 香り: アタックやや強め、熟したブルーベリー(赤黒中間くらいの果実で熟度高め系、干し葡萄などのドライフルーツニュアンスも)、ドライハーブ、ヴァニラ(かなり強め。ココナッツもあるかも?)、スイートスパイス、リコリス(?)、皮革系の香りも少し、酸化熟成感。お肉や胡椒やユーカリなどはあまり感じられず

うーん悩ましい。
グルナッシュ/GSMブレンド、シラー、テンプラニーリョ、メンシア、ネロ・ダーヴォラ、プリミティーヴォ/ZFなど、南仏〜伊西系が満遍なく挙がって来てしまう(後から思ったけどヴァルポリチェッラも入れるべきだった)。
単に私がこの辺の(というか温暖寄りの地域全般)解像度低いというだけなんですけど、改めて認識。

  • 味わい: アタックやや強め、甘味Lだがアルコール由来の甘味は豊か、酸味M、渋味M+でそれなりに量も収斂性もある、果実味M+〜H-で高い、アルコール13.5-14、余韻やや長め7-8秒

苦手系(ワインとしてではなくブラインドが)なこともあり悩ましい。
赤黒真ん中からやや赤寄り+果実味豊か+樽しっかりのキャラクター。なんだろう。
候補に挙げた中ではグルナッシュ/GSM、テンプラニーリョ、ネロ・ダーヴォラなんかを最終候補に残したのだけれども、グルナッシュ/GSMは樽使いに違和感。
テンプラニーリョかネロ・ダーヴォラを残してみたい。
ちなみに後からふと思ったヴァルポリチェッラブレンドもかなりある筋な気もするが、その時は上記の二択。
かなりの熟成感、酸・タンニン・果実味がどれも中程度以上にあること、および個人的なネロ・ダーヴォラの経験値不足から、消去法的に

スペイン(リベラ・デル・ドゥエロ)/テンプラニーリョ/2014/13.5%

イタリア(ヴェネト)/コルヴィーナ、コルヴィノーネ、ロンディネッラ/2018/15.5%
×××××

これは後から「はっ!」と思ってしまったヴァルポリチェッラがドンピシャのパターン。
この辺の精度はまさに挙げていきたい。
あとから自分のコメント見てハッとする(赤寄り果実、ドライフルーツ感、酸化熟成傾向、甘味…冷静に考えるとあまりにも特徴的ですね)くらいなので、あとは瞬発的に候補に挙げられるようにするとこですね。
あとはアルコール度がめちゃくちゃズレてるのは大反省ポイント。それも大きなヒントになったはずなので。

1㍉も自信ない。
てかなんだかとってもヴァルポリチェッラな気もしてきた。

総括

今週(も)厳しそうだけれども、②、②だけでも…!と神頼みしつつ。
①は難問白ニュートラル系、③は個人的に苦手としている温暖系で、今後につなげたいところ!

振り返り総括

①は塩味以外にもう少しとっかかりがないと安定しなさそうだが(アルバリーニョの判別やはり苦手)、③は後からハッとしたくらいでかなり馴染んできている気はする。
これで二回目なので、次回以降確実にモノにしたいところ!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?