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ワインマーケットパーティさんブラインド71回メモ

⌛️フリーズしてた⌛️

今週①・②は割と早々に終わったけど③で永遠に長考フリーズの挙句、癒しワイン先に飲み始めるという暴挙に出たった。

横から見ると②と③似たような色合いなんですけど、このように斜めから見ると差があるんですねえ

①最近慣れ親しんだ香りに疑心暗鬼

  • 外観: 澄んで輝きある、(ほぼニュートラルだけど強いて言えば)ややグリーンがかったやや淡めのレモンイエロー、泡滓なし、粘性普通〜やや低め

  • 香り: アタックやや強め、青リンゴ、柑橘、白い花。後から少し熟度のあるというか蜜のような感じとほんのりのペトロール香も

これはさすがにリースリングと愉快な仲間たち(ケルナー、ミュラートゥルガウ、リースリングリオン、あと念のためバッカスとかも?)が第一候補群で良いのでは。
強いて言えばなぜか時折間違うCBは挙げておく。

  • 味わい: 酸H(量が多くシャープ)、甘味L(だと思うがほーんのり残糖あったか?)、苦味はほぼないがなんだか塩味は少し感じる、果実味M-、アルコール12-12.5、余韻やや長め7-8秒

リースリングでおなしゃす!!
…といいたいところだが一瞬リースリングリオンもよぎったり(※ケルナー、ミュラーは独特の「雑草すりつぶした香り」がないので外した)。
ただ最近飲んでなくて決め手がないのでここは漢らしくリースリングで行かせていただく。
問題は場所で、ドイツ、オーストリア、アルザス、NZ、アメリカ冷涼地域が候補。
あまり決め手がないのだけど、個人的に飲み慣れた感じ(→ドイツ、オーストリア、アルザス)、かつオーストリアやアルザスよりさらに冷涼な感じを受けたため、心を決めて

ドイツ(モーゼル)/リースリング/2021/12%

ドイツ(モーゼル)/リースリング/2022/12%
◯◯◯△◯

おお良かった、今回は私のモーゼル愛が証明できて…!←最近何度かラインガウと間違ったくせに

ただ正直、NZ(クスダなど)やアメリカ冷涼系(Ch.サンミッシェルなど)との区別は最近かーなり迷う。趣味も兼ねてリースリング修行、したい…。

ちなみに一抹の不安としては、ほぼ同じ感じの印象でCBと間違った事が最近一度あったりもした。

②一家の呪い払拭なるか

  • 外観: 澄んで輝きある、(強いて言えば少しだけ紫がかった)やや濃いめのラズベリーレッド(ほぼ真紅、後ろはギリ見える)、エッジのグラデはほんのりピンク程度、泡滓なし、粘性普通〜やや高

  • 香り: アタックやや強め、カシス(少しリキュールっぽい甘やかさあり)、ピラジン(カシスの芽、牛蒡)、バラやゼラニウムなどの赤い花、樽はごく控えめ(フレンチオーク、新樽比率は低そう)、あとほんのちょっとだけビオっぽさというか弱めの還元臭的なものも感じた

これはさすがにCF第一候補ではないでしょうか(デジャヴ)。
CSファミリー当たらない呪いに絶賛悩まされ中なので一応一家の他の方々(CS、メルロ、カルメネール)も候補には挙げてはおくものの、ピラジンの感じがなんかCF独特の感がある。
あとは本当に念のため系でピノタージュ、サンソーなどの南仏系(雑!)、メンシアも候補に。

  • 味わい: 酸M+〜H-で豊富だが丸みはある、甘味L、渋みM-〜L+でかなり控えめ。果実味M-〜L+でこちらも控えめ、アルコール12-12.5%、余韻やや長め7-8秒

CFでおなしゃす!!(デジャヴ)
シノンとかブルグイユとか、典型的なロワールのCFではないでしょうか。味わいの特徴もそうだし、独特のピラジン(個人的にピーマンというよりゴボウ寄りに感じる)も背中を押してくれる。

フランス(ロワール/ブルグイユ)/カベルネ・フラン/2021/12.5%

フランス(ロワール)/カベルネ・フラン/2021/12.5%
◯◯◯◯◯

こちらも(ブルグイユじゃなかったけど)OK。
カベルネファミリーの呪いを少しだけ断ち切れたと祈りたい。
なお先日同じ作り手の上級キュヴェの2006を飲んでいるが、作り手同じとはわかりませんでしたっ(白状)

あと個人的なメモとして、最近「CFは赤系フルーツ」みたいな記述をweb等で何度か目にしたけど、やっぱり果実の系統としては黒がベースよね。味わいが軽やかなだけで。そこは騙されずに(?)行こう。

※生産者サイトによるとこのキュヴェは樽使ってなさそう。樽はごく控えめか無しか迷ったので、その感覚を大事にすべきだった

③禿げ上がるほど悩んだ

リアルにフリーズしてた。

  • 外観: 澄んで輝きある、紫がかった中程度のダークチェリーレッド(②より紫みが強く、後ろが透けない濃さ)、エッジのグラデはほんのりピンク程度、泡滓なし、粘性普通〜やや低め?

  • 香り: アタック中程度、ラズベリーなどの赤系フルーツを差し置いて、独特の紅茶の香り、所謂いつものイタリア系とはやや異なる皮革感も、スミレ、あと香に黒胡椒。その後温度アップでワイルドローズ、胡椒感さらにアップ、コーヒー、ほんのりスモモ

この時点で雲行きが怪しい。
ヴァルポリチェッラブレンド、ガメ、テンプラ、ガルナッチャ、モナストレル、やや特殊なサンジョやネッビ、バルベーラ/ドルチェット、ネレッロマスカレーゼ、ネッロダーヴォラ、アリアニコ、スキアーヴァ、ブラウフレンキッシュ、ツヴァイゲルト、ピノタージュ。

…なんか知ってる黒葡萄品種を列挙せよみたいになってもーた…
こんなにも候補挙げからして決め手がない事があろうか。

  • 味わい: アタック強め、酸M、甘味L、渋味M+で量もそれなりにあり収斂性もある、果実味M+結構ある、アルコール13.5-14%、余韻やや長め7-8秒

はい無理、お手上げ。
赤系×胡椒でガルナッチャ、ちょい黒系な気もするがモナストレル、ツヴァイゲルト、ブラウフレンキッシュ、ネレッロマスカレーゼなどに絞ってみるも、この辺の候補にしては嫌にタンニンがある。
紅茶感×タンニンでまさか特殊なつくりのネッビとかありうる…?とあらぬことを思うも荒唐無稽過ぎるので正気に戻る。
個人的なイメージとは大分違うも、赤系、スパイス、コーヒー、ワイルドローズなどの要素を考慮して、というかもうわからなすぎるので諦めて

南アフリカ(ステレンボッシュ)/ピノ・タージュ/2020/13.5%

スペイン(ビエルソ)/メンシア/2022/12.5%
×××△△

うう、これは次に繋げる系。
Xの方で「メンシアくらいわかんなかった」とか呑気に書いてたのにw

ただスペイン系(ガルナッチャ等)を挙げつつ(もちろんメンシアも頭には浮かびつつ)、メンシアを外したのには理由があって、この間個人練した時のものはもう少し黒系果実の香りだったのです(故に「スペインのピノ・ノワールって感じはしないな」と思ったのです)

今後のため、DBに残していた過日のメンシアメモを比較用に残しておこうと思う。
共通点は「紫がかったやや濃いめのダークチェリーの色調」「果実は赤系(ラズベリー・スモモ)〜ブルーベリーまで幅広く」「黒胡椒感」「中庸な酸、やや高めのタンニン、やや高めの果実味」「どことなくイタリアスペイン南仏あたりぽいが、慣れ親しんだ品種のどれもピンとこない」あたりか。
あと、前回は感じなかったが今回から「紅茶感」「ワイルドローズ」は特徴に追加しておく。

<過日のメモ>
・外観: 澄んで輝きある、紫がかった濃いダークチェリー、エッジのグラデはほんのりピンクくらい、泡滓なし、粘性普通
・香り: アタック中程度、ブルーベリー、牧歌的な香り(自分用語で田舎臭)、黒胡椒(特徴的)、ほのかに根菜、コーヒー、ナツメグ、ドライハーブ、どことなく生物を感じる香り
・味わい: 酸M+、甘味L、渋味H-でそこそこある、果実味M、アルコール13-13.5、余韻やや長め7-8秒
→タナ、マルベック、アリアニコを挙げて不正解。その後セカンドチャンスで「なんとなくイタリア・南仏・スペインのどこか」と答え、GSMなども追加したが不正解

ここ最近で一番のわからなさだった。

総括

③が気になりすぎて夜もグッスリ(老体)。
特徴はある系だったので次回に繋げたい!

振り返り総括

③はボロボロだったものの、何気に①・②の精度のおかげ(&③が難問だったおかげ)で2位入賞していたのはうれしみ。
今回の課題は明らかにメンシア、これは直近2回からの特徴を記憶に刷り込みつつ場数踏む系。
次点でほぼ趣味の「冷涼系リースリング判別」は気長に、息抜きがてら…!

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