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音大受験奮闘記(はじめての夏期講習編&高校一年生編)

こんにちは!

前回は嶋崎先生門下入門から夏期講習会参加までのお話を書いてきました。

緊張の中、初対面の大学の先生を待つ福田少女。
どんな出会いとなるのか…?!

嶋崎先生にお借りしたスネアを携えて、仏子の入間キャンパスに無事入構(ほぼ登山)。

レッスン室で準備を整え、待っていると安藤芳広先生が部屋に入ってきました。

緊張で震える声でできる限り元気に挨拶。

「こんにちは!嶋崎先生の弟子の福田です。よろしくお願いします!!!」

「おお、君か。連絡もらってるよ。よろしく。」

そんなこんなで始まったレッスン。

まずは基礎打ちから。

ゆっくりの速さから左右交互に次第に速くしていき、また減速する一つ打ち。

速くなってきたところですぐに止められ、叩き方を直される。

先生に言われた通りに打面にスティックを落としてみると、今までは詰まったような、張り付いたような感じだった音がスネアの両面の皮をストンと抜けていくような心地よい音に変わる。

「おぉ…!!」と思わず感動してしまう。

「君は言ったらすぐに直せるね。いいことです。」

と褒められて嬉しかったのを覚えています。

それから、嶋崎先生のレッスンでも見ていただいていたマーチのレッスン。

当時はフラム やロールのやり方を教わったばかりでテンポ通りに叩くこともままならない状態だったので、基礎の技術から教えていただきました。

中でも忘れられないのが、レッスン室に用意されていたドラムセットで安藤先生がビートを刻みつつ一緒にマーチを叩いてくださったこと。

一緒に演奏していると嫌でも乗れる(聴いているだけでも乗れる)ほどのビート感のドラムに合わせてマーチを演奏した経験はとても楽しく、打楽器の面白さをあらためて私に教えてくれるものでした。

安藤先生のレッスンを受けてモチベーションが上がった私はその経験からより一層音大に行きたいという気持ちを強めるのでした。


そうして、前の話で書いていませんでしたが実は入部していた部活(管弦楽部)の練習もしつつ、受験のための練習をする日々を送ります。(もちろん学校の勉強も。課題が多いで有名な高校で大変だった…)

ちなみに、管弦楽部には元々入るつもりはなく、軽音部に入るつもりでしたが、人数不足で必死に部員集めをしている管弦楽部の先輩方の姿を見て両方に入部しました笑(打楽器は当時引退寸前の3年生1人のみで、一応打楽器経験者であることを伝えたらめちゃくちゃ歓迎してくれました。笑 3年の先輩もすごく上手い人だった)

一年生の時には部活のコーチであった大塚敬子先生にも何度かレッスンを受けました。今考えると凄いことだったなぁ…

管弦楽部のイベントで特に覚えているのは、周辺の高校と合同でリムスキー・コルサコフの「シェヘラザード」4楽章を演奏したこと。私はトライアングル担当でとんでもない人数の管楽器、弦楽器に飲まれないよう必死に練習した記憶があります笑めちゃくちゃスパルタだった…

そんな恵まれた環境の中、ぬくぬくと過ごしつつ、高校最初の一年は終わります。

というわけで今回はここまで!!

次回はマリンバやソルフェージュのレッスンについても書いていこうと思います。

それではまた来週〜!!

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