[ドラムの上達] 耳コピのコツ-その1
生徒さんからの質問で多いのが
「耳コピができない」
というお悩み。
そんなお悩みに対する私からの回答は、
１，「できる所からやってみる」
２，「そのうち、できるようになるよ！」
３，「最初から完璧は求めなくてよい」
４，「楽譜にすべし」
という感じです。
ここで重要なのが、3番と４番。
完璧を求めると、最初の1小節で心が折れます。
ポイントは、
「自分に聞こえる範囲・自分が認識できる中で、ちゃんと楽譜にする」
ってことです。
そう、「自分に聞こえる範囲」でいいのです。
「正解」を求めてしまうタイプの人は、どうしても「これで合ってるの？」
というのが気になって全然前に進まない傾向があります。
「今の自分にはこう聞こえた」というレベルで全然構いません。
あと、「正解を見ない」こと！これとっても大事です！！
「これで合ってるのかな？」と気になって正解というか、ネットや市販の楽譜の
正解っぽいのを探して見ちゃう気持ちはわかります。
でも、それをやると「耳コピ」の意味というか意図が全然違う方向に行ってしまいます。
間違っていてもいいんです。自分の聞こえたものだけで完結させてください。
聞いて聞いて・悩んで悩んで・聞いて・悩んで...を繰り返すことに意味があります。
※ちなみに、耳コピは「答え合わせ」をする必要は全くありません！
そんでもって「ちゃんと楽譜にする」こと！
楽譜にすることで、より理解の解像度（っていうのかな？）が上がりますし、
楽譜を書く作業をすることで、「あれ、これ手がもう一本ないと叩けない？！」
みたいな、手順の矛盾や不自然さに気づくこともあります。
次に、曲選びのポイント...は、次回へつづく。
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