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土日祝・平日・長期休暇における運転の時間計算

こんにちは。
自動車ライター/インストラクター/ジャーナリスト/ドラマーの齊藤優太です。

まもなく2023年も終わります。2023年12月24日から休みを取って年末年始の休暇にそのまま入る方もいるのではないでしょうか。

そこで今回は休日、特に年末年始やゴールデンウィークなどの長期休暇の時における運転の時間計算について考察します。

今回の内容は、私の個人的な経験が主となるので参考程度にお考えください。


土日祝と平日の違い

まず、土日祝と平日の交通の違いを考えていきましょう。

土日祝と平日では、車の台数や走行している車に違いがあります。

土日祝は乗用車の台数が多く、トラックやダンプカーなど働くクルマの台数は少ない傾向です。

一方、平日は乗用車が少なく、トラックやダンプカー、そして4ナンバーの事業用の車の台数が多くなります。

また、バスやタクシーなどの公共交通機関にも違いがあります。

土日祝は台数や本数が多くなりやすいです。一方、平日は通勤ラッシュ・帰宅ラッシュの時間帯の台数や本数が多くなり、その他の時間帯の台数や本数が少なめになります。

土日祝と長期休暇の違い

次に土日祝と長期休暇の違いを考えていきましょう。

土日祝は、その場所や近くに住んでいる方々が繁華街や駅などに出かける傾向があります。

一方、長期休暇の場合は、帰省したり、遠出をしたりする方が増えるため、他県ナンバーの車が多くなる場所と交通量が少なくなる場所があります。

なぜなら、遠出をして出かけるスポットの相場は決まっているケースが多く、混みやすい場所と混みにくい場所が顕著にわかれるからです。

公共交通機関は、土日祝・長期休暇ともに稼ぎ時となるため、本数や台数を増やす傾向が見られます。また、長距離移動も増えるため、他県ナンバーの観光バスも増えるでしょう。

平日と土日祝と長期休暇の時間計算

では、平日と土日祝と長期休暇における時間計算の目安を紹介します。

近年では車のナビケーション機能より、Googleマップなどを利用する方も多いでしょう。しかし、いずれも今現在における所要時間となるため、あくまでも目安にしかなりません。

そこで大切なのは、ゆとり時間を確保しておくことです。

とはいえ、どのくらいのゆとり時間をプラスしたらよいのかわからない方も多いでしょう。

平日と土日祝と長期休暇における、ゆとり時間の目安は次の通りです。

平日

・出発地点から目的地までの距離が10km程度の場合・・・15分
・出発地点から目的地までの距離が10km~30km程度の場合・・・15分~30分
・出発地点から目的地までの距離が30km~50km程度の場合・・・30分~1時間
・出発地点から目的地までの距離が50km~150km程度の場合・・・1時間30分
・出発地点から目的地までの距離が150km~300km程度の場合・・・2時間

土日祝

・出発地点から目的地までの距離が10km程度の場合・・・20分
・出発地点から目的地までの距離が10km~30km程度の場合・・・20分~1時間
・出発地点から目的地までの距離が30km~50km程度の場合・・・1時間~2時間
・出発地点から目的地までの距離が50km~150km程度の場合・・・2時間
・出発地点から目的地までの距離が150km~300km程度の場合・・・2時間~3時間

長期休暇

・出発地点から目的地までの距離が10km程度の場合・・・30分
・出発地点から目的地までの距離が10km~30km程度の場合・・・30分~1時間
・出発地点から目的地までの距離が30km~50km程度の場合・・・1時間30分
・出発地点から目的地までの距離が50km~150km程度の場合・・・2時間~3時間
・出発地点から目的地までの距離が150km~300km程度の場合・・・2時間30分~4時間

※自然渋滞(事故渋滞を除いた渋滞)の時間やトイレ休憩などを含めた時間計算です
※個人的な経験に基づくゆとり時間の計算です
※参考程度にお考えください

時間帯別混雑予想

ここまで、平日・土日祝・長期休暇の違いやゆとり時間の目安を紹介してきましたが、これらはあくまでも平均値にすぎません。

ゆとり時間とあわせて覚えておいていただきたいのは、時間帯によって交通量や混雑具合が異なるということです。

では、時間帯別の混雑予想を紹介します。

平日

・1:00~5:30・・・空いてる(ナビ通りの時間で進める)
・5:30~9:00・・・混雑または渋滞(ナビの時間では到着できない可能性が高い)
・9:00~12:00・・・混雑(ナビの時間プラス30分~1時間のゆとりを持つと安心)
・12:00~13:00・・・混雑(昼休憩の時間となるため混雑)
・13:00~16:30・・・比較的空いてる(空いている可能性が高いが交通トラブルが発生しやすい)
・16:30~18:30・・・混雑または渋滞(帰宅ラッシュのため混雑する可能性が高い)
・18:30~20:30・・・比較的空いてる(ラッシュが終わり道が空いてくる時間帯)
・20:30~23:00・・・空いてる(空いているが場所によっては混雑する時間帯)
・23:00~1:00・・・空いている(ナビ通りの時間で進める)

土日祝

・1:00~5:30・・・空いてる(おおむねナビ通りの時間で進める)
・5:30~9:00・・・比較的空いてる(ラッシュが始まる頃)

・9:00~12:00・・・混雑(外出する人が多く混雑しやすい)
・12:00~13:00・・・混雑(繁華街や観光地などで混雑や渋滞が発生)
・13:00~16:30・・・混雑または渋滞(外出する人が多く混雑や渋滞が発生しやすい)
・16:30~18:30・・・混雑または渋滞(帰宅ラッシュが始まる頃)
・18:30~20:30・・・混雑または渋滞(帰宅ラッシュによって混雑したり渋滞したりしやすい)
・20:30~23:00・・・比較的空いてる(ラッシュが終わり道が空いてくる頃)
・23:00~1:00・・・空いてる(ナビ通りの時間で進める)

長期休暇

・1:00~5:30・・・空いてる(おおむねナビ通りの時間で進める)
・5:30~9:00・・・混雑(長期休暇の始まりは特に混雑する時間帯)
・9:00~12:00・・・混雑または渋滞(帰省や遠出する車両が増え混雑したり渋滞したりする)
・12:00~13:00・・・渋滞(外出する人が増え渋滞が発生しやすい)
・13:00~16:30・・・渋滞(移動する人が多く混雑または渋滞が発生しやすい)
・16:30~18:30・・・混雑または渋滞(目的地に着く人が増え交通量が減り始める時間)
・18:30~20:30・・・混雑または渋滞(繁華街や観光地での混雑や渋滞が目立つ時間帯)
・20:30~23:00・・・混雑(帰路に着く人が増え交通量が減少し始める時間)
・23:00~1:00・・・空いてる(おおむねナビ通りの時間で進める)

※自然渋滞(事故渋滞を除いた渋滞)の時間やトイレ休憩などを含めた時間計算です
※個人的な経験に基づくゆとり時間の計算です
※参考程度にお考えください

時間にゆとりがある運転計画を立てる

今回は、個人的な経験に基づくゆとり時間の目安と時間帯別混雑予想を紹介してきました。

あくまでも私個人の経験や分析ではあるものの、おおむね合っていると思います。

ぜひ、ゆとり時間の目安と時間帯別混雑予想を参考に運転計画を立て、実際に合っているか検証してみてください。

「この目安と予想は合っている」や「目安と予想は間違っている」、「実際に◯◯だった」などのコメントや感想をお待ちしております。

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