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チャットGPTに「ペーパードライバーが運転できるようになるためには?」と聞いてみた
こんにちは。自動車ライター/インストラクターの齊藤優太です。
今回は、チャットGPTに「ペーパードライバーが運転できるようになるためには?」と聞いてみました。
やっぱり練習あるのみ?!
Q.ペーパードライバーの人が運転できるようになるためには、どうしたらいい?
A.ペーパードライバーが運転できるようになるためには、以下の方法があります。
1.運転教習所に通う:運転教習所に通い、運転技術を身につけることができます。初めて運転をする人や、長期間運転していない人でも、安全に運転するための基礎から教わることができます。
2.知人や家族に運転を教えてもらう:知人や家族に運転を教えてもらうこともできます。運転に慣れるために、比較的空いている場所や時間帯で、まずは運転を始めることが大切です。
3.運転する機会を増やす:ペーパードライバーが運転できるようになるには、実際に運転する機会を増やすことが重要です。自分で運転しなければ運転技術が向上しないため、車を持っている場合は、ドライブに行くなどして運転する機会を作ることが必要です。
4.運転に関する知識を学ぶ:運転に関する知識を学ぶことも重要です。道路交通法や交通ルールなどの基礎的な知識を身につけることで、運転に自信がつき、安全に運転できるようになるでしょう。
5.無理をせず、ゆっくりと練習する:運転に慣れるために、無理をせずにゆっくりと練習することが大切です。最初は短い距離から始め、段階的に運転距離を伸ばしていくようにしましょう。
教習所に勤務をしていた経験があり、フリーランスでペーパードライボー講習もしている(絶賛受け付け中)筆者からすると、ありきたりな答えだなと思いました。
というのも、教習所は今や「いかにクレームが来ないようにするか」や「評判を良くするか」など、"評価"を気にしています。
もし、あなたが教習所に通うなら、、、
【1】とにかく優しくて評価も甘い教習所
【2】鬼のように厳しく実際の交通社会の厳しさを叩き込んでくれる教習所
どちらにしますか?
人それぞれ違う答えになると思います。
免許取得だけを考えるのであれば【1】で良いと思います。しかし、免許を取得した後に頻繁に運転するのであれば【2】が良いのではないでしょうか。
厳しい言い方になりますが、免許制度になっている乗り物は、使い方を間違うと人の命を奪ってしまう可能性があります。
そのため、運転免許は、「一定の知識」と「一定の技量」がなければ、取得できない仕組みとなっています。
ただ、あくまでも"仕組み"です。
教習所では、かつて厳しい指導がされていたと聞いたことがあります(筆者が勤務していたときには既に優しさ重視の指導になっていた)。しかし、現代では、免許を取得させるための指導に変わり、厳しさはほぼない状態になっているといっても過言ではありません。
また、教習所にペーパードライバー講習を受けに来た方への指導は、車を動かさせて、不足している技能や知識を補うだけとなっているケースも見受けられます。
このようなことから、教習所でペーパードライバー講習を受けるのが良いかと聞かれると「?」となります。
実際の道路での運転に活かせる知識や注意点を教えるのが教習所の役割であるにも関わらず、免許を取得させるだけ、講習を受けさせるだけといったように、「◯◯だけ」の指導に変わっているのが現実です。
「◯◯だけ」の指導を受けて免許を取得したり講習を受けたりした方が実際の交通社会で運転できるようになるとは考えにくいです。よって、適切な指導をしてくれるインストラクターを見つけることが大切だといえるでしょう。
もちろん、教習所の中には厳しく免許取得後や講習受講後のことまで考えた指導をしているところもあります。ですが、多くの教習所は「免許を取得させるだけ」や「講習を受けさせるためだけ」となっているように感じます。
これでは、免許を取得したあと、運転するのが怖くなり、ペーパードライバーになってしまうのも納得です。
今の運転を見直しすことも忘れずに
さらに、運転経験が長い方や運転に慣れているドライバーも今一度、自分の運転が正しいか確認する必要があります。
というのも、実際の交通社会では、"最高速度+20km/hくらいまでなら捕まらないし大丈夫"という間違った認識で運転している方が多く見られます。
これが良いのかと聞かれれば、国家資格を持つ筆者からすれば、「ダメです」と言います。
このような"マイルール"で運転している方が多くいる限り、事故や違反がなくなることはないでしょう。
そのため、本来のルールを守って運転することが、事故や違反の減少に繋がるだけでなく、運転初心者や久しぶりに運転する人が怖がらない交通社会になる第一歩と言えます。
ルールやマナーが徹底されれば自動運転の実現も早くなる?!
道路交通法を遵守したドライバーが増え、マナーが良い道路使用者ばかりの交通社会が実現すれば、ルールに従って運転するようプログラムされている自動運転の実現も早くなるのではないかと筆者は考えています。
この"道路交通法を遵守した運転者が増え、マナーが良い道路使用者ばかりの交通社会"というのは、車の運転者だけでなく、二輪車(バイクや原付)、自転車、電動キックボード、歩行者など、道路を使う全ての人が対象です。
道路を使う全ての人がルールやマナーを守っていれば、自動運転車が導入されても事故が起きることは少ないでしょう(あくまでも予測ですが)。
まとめ
いろいろと話が飛躍してしまいましたが、ペーパードライバーが運転できるようになるためには次の2点がポイントです。
・不足している知識や技術を的確に指導してくれるインストラクターを見つける
・日頃から運転している方だけでなく道路を使う全ての人がルールやマナーを見直す
この2点がペーパードライバーが運転できるようになるために必要だといえるでしょう。