【機種変更から約1年】SONY Xperia 1 IVをレビュー
こんにちは。自動車ライター/インストラクター/ドラマーの齊藤優太です。
約1年前、Galaxy Note 10+からSONY Xperia 1 IVに機種変更しました。
以前使っていたGalaxy Note 10+からするとCPUやカメラの性能など、さまざまな部分が進化していたので、いい買い物をしたなぁと思っていました。
しかし、使い始めてすぐにとある問題に直面。
それは、「発熱」と「編集アプリケーション」の2点です。
私は、スマホで仕事をしているので、発熱や編集アプリなど、あらゆる機能をフルに使っています。
なので、これら2点に問題があると業務にも影響が出てしまうのです。
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発熱問題
まず、「発熱」ですが、これはXperia 1 IVユーザーの多くがすぐにSNS等で挙げていたことです。
もちろん、私が手に入れたXperia 1 IVでも発熱するという現象が起きました。
特にひどかったのはカメラを起動したときです。
カメラを起動して10分も経たないうちに本体の裏面がめっちゃ熱くなりました。
冬に使うのであれば、"あったか~い"で済んだと思いますが、購入時期は6月。夏の一歩手前ということも相まって、スマホを持っていられないほど熱くなりました。
この発熱問題については、その後のアップデートで多少改善されたものの、未だにカメラを長時間使用すると発熱します。
購入から約1年経過したものの発熱問題が大幅に改善することがないため、カメラは必要最低限の時間のみ使う方法に切り替えました。
幸いにも、以前使っていたGalaxy Note 10+も現役で使える状態なので、動画の撮影や編集などはGalaxyがメイン、テキスト作成や連絡・オンラインミーティングなどはXperiaをメインに使っています。
編集アプリケーション
編集アプリケーションは、かつてXperia独自のものもあったようですが、現在はGoogleフォトやその他のアプリを使う仕様になっています。
一方、Galaxyには、「ギャラリー」アプリがデフォルトで入っていて、ギャラリーから画像や動画の編集が可能です。
この編集アプリの使い勝手は、Galaxyの方が良いのでないかと思います。
スマートフォンにおける日本メーカーの行き先
日本メーカーのスマートフォンは、かつて安定した動作と機能が魅力でした。(筆者が過去に使っていたXperiaは発熱がなくバッテリー持ちもよかったです。一方、Galaxyはバッテリーがすぐに減って動作も安定しなかったという記憶があります)
ですが、現在はiPhoneやGalaxyなど他国メーカーのスマートフォンの方が機能もバッテリー持ちも基本的な性能も日本メーカーのスマートフォンより上のように感じます。
総務省が発表しているデータを見ても、日本メーカーのスマートフォンのシェアは高くないことが明らかです。
この統計データからも、性能や使い勝手などを含めて総合的に考えると、日本のスマートフォンより、海外のスマートフォンの方が良くなっているといえるでしょう。
かつて、世界をアッと言わせていた日本の電子機器ですが、今は他国に抜かれている状況です。
言い換えれば、昔は日本の電子機器を他国が真似する状況だったのが、今では他国の技術やユーティリティを日本が真似るという状態になっているとも考えられます。
今後日本のスマートフォンはどのようになるのか、2023年5月11日にXperia 1 Vが発売されたものの、Galaxy S23 ultraの後を追うような形になっていることからも、この状況は変わらない・・・というより変えられないのではないかと思いました。