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バイオ研究ラボのカタカナ語。試薬の「メスアップ」は英語でどう言う? 文字と動画で解説🎬発音練習も!

バイオ研究の現場でよく使うのに、英語になるとなかなか言えない…。そんな用語「メスアップ」を英語で表現できるようになりましょう!

英語っぽいのに英語じゃない!「メスアップ」

規定の量の液体を量りとる時や、溶液を作って希釈する時によく使う「メスアップ」。
後半は「アップ」=「up」で英語のようですが…どうもそのままでは通じなさそうです。

バイオ実験・化学実験でよく使う「メスアップ」は英語でなんて言う? - Dr. Stormy

いったいどのように表現するのか、2通りの例をご紹介します。

🎬動画で解説 + 発音・言い換え練習も!

それでは解説動画をどうぞ。

💡「メスアップ」の表現例2つ

英語での「メスアップ」の表現を
「200 mL までメスアップする」
という内容を例に見ていきましょう。動画でも詳しく解説しています。

① 「足りない分を補う」=「make up」 を使う例

「メスアップ」1番目の例:
make up the volume to 200 mL

make up には「足りないものを補って完成させる」という意味合いがあります。
200 mL になるまで足りない分の液体を加えて体積を完成させる…という発想です。

(ちなみに、お化粧の「メイク」も「makeup」ですね…。自分の素顔に足りないものをメイクで補って完成形を作るイメージでしょうか)

② 「●● mL まで持っていく」=「bring up」を使う例

「メスアップ」2番目の例:
bring up the volume to 200 mL

bring はおなじみ「持っていく、運んでいく、連れていく」といった意味です。
体積を増やして 200 mL という目標まで持っていく…という発想です。

動画では発音練習や言い換え練習も💡

今回は日本語の「メスアップ」から "up" の部分を活かしつつ、
英語での自然な表現例を2つご紹介しました。

文字で説明を読んだ後に改めて動画を見ていただくと、いっそう理解が深まるかと思います😊

動画講座「英語でバイオ研究 はじめの一歩!」では他の表現レッスンもお届けしていますので、よろしければ覗いてみてくださいね。
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皆さんの研究生活のお役に立てば嬉しいです!

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