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【入社エントリ】 大手の内定を辞退し、社員1号目としてスタートアップに新卒入社した理由
これはなにか
※こちらのブログは2019年4月5日に書いた内容をnoteに掲載しています。
これは、いわゆる入社ブログです。
大手の内定を辞退し、新卒でスタートアップに入社することを決めた理由をまとめました。
私がスタートアップに入社を検討した際に、身近に同じような経験をしたような先輩がおらず、とても孤独で、勇気のいる決断でした。
「本当にこの会社に就職していいのか」と悩む人やスタートアップで働くことを検討している人に、自分の経験が参考になれば嬉しいです。
自己紹介
昨年2018年の10月にドクターズプライムの社員1号目として入社しました。社内ではよしえりと呼ばれています。
大学3年生の時に、インターンを2社経験。その後ドクターズプライムでインターンとして働いた後、新卒として入社しました。
現在はHR / PRを担当しています!
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インターンをして見えてきたもの
きっかけ
インターンを始めたきっかけは、大学3年次の留年でした。どちらかといえば家庭環境が厳しかったので、親からどう見られるのか、常に親にとっての「正しい」を追い求めるような学生でした。
そんな中、真面目?に生きていたにも関わらず、ギリギリのところで留年してしまいました。その結果、親にはがっかりさせてしまったし、恥ずかしさのあまり友人に会いたくない感情に陥りました。
「1年間どう有意義に過ごすか」を考えた時に、友人からインターンという選択肢があることを教えてもらい、挑戦することにしました。
働く楽しさを知ったJEEK時代
色々とインターンを見た結果、長期インターン生を採用する媒体であるJEEKを運営しているTechouseという会社でのインターンをスタートしました。
JEEKでは、キャリアアドバイザーチームのマネージャーや営業を経験しました。週5でフルコミットでインターンをして、働くことがとても楽しくて仕方なかったです。
15人くらいの組織で、みんなでサービスを作っていく感覚や、自分が頑張って成果を出せば、その分自分の任される仕事が増えていき、どこまでも成長し続けられる環境を楽しいと感じました。
「もしかしたらスタートアップ合うかも?」と思い始めたのもこの頃です。
多様性あふれるメンバーや価値観を受け入れる会社で、「これが正」という価値観に捉われず、自分の家庭環境や留年をコンプレックスだと感じなくなり、私は私だと思えるようになっていきました。
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私の価値観が変わったきっかけでもあり、本当にJEEKを運営するTechouseのみなさんには感謝しかない。
リクルート時代
JEEKでインターンをしつつ、半年ほどリクルートでの飛び込み営業も経験しました。
リクルートは、会社に誇りを持って働き、かつメンバーに対して愛を持っている素敵な人ばかりでした。ここで働けたことに感謝しています。
実際に大企業に入ると、スタートアップで働いた時とは違い、「リクルートで働く私って、かっこいい!」と自己満足に浸ってしまったこともあります。また、誰もが知っている大企業に就職したら、親にも喜んでもらえるのではないか、と思う気持ちも強くなっていきました。
ちょうど就活の時期だったので「スタートアップ合うかも?」と思っていた気持ちがどこかへ行き、「誰もが知っている有名大企業へ就職!!!」という気持ちに、心変わりしていきました。
なぜドクターズプライムでインターンをしたのか
ドクターズプライム とは、「救急車たらい回しをゼロにする」という想いで、病院・医師・救急隊・患者に4方良しの病院向けSaaSを提供している会社です。
昨年2018年4月にオフィスを構え、本格的に動き出した、いわゆるスタートアップ。
代表の田との初めての出会いは、昨年4月JEEKでインターンをしている時に、営業マンとして訪問した時だった。
営業マンとして、JEEKという採用媒体を使ってインターン生採用頑張りましょう!と言っていたのに「大学生なの?なら、吉田さんうちでインターンしない?」と声をかけてもらいました。
こんなに面白い社長いるのかと衝撃を受け、ついていったら面白そうと直感的に思いました。
また、田は「事業を作る上でペインがあるかどうか」が大事だと熱く語っており、社会的意義があることをやりたいと思っていた私は「ここなら自分に嘘をつかずに働ける」と思ったのです。
JEEKという職場も好きだったが、事業の立ち上げフェーズを経験してみたいという思いもあり、ドクターズプライムで働くことを決意し、昨年6月にインターンをはじめました。 ミイラ取りがミイラになる、とはまさにこのことか・・・!衝撃のスタートでした。
大手の内定を辞退して、なぜ入社したのか
ドクターズプライムでインターンする前に、大手から内定をもらっており、大手で働こうと思っていました。でも、インターンする中で、大手企業で私が働く意義が正直よくわからなくなってしまったのです。
私が本気で熱を注げるのはドクターズプライムだと思いました。
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意思決定の過程で「なぜスタートアップにするのか」「なぜドクターズプライムに行くのか」を考え抜きました。
なぜスタートアップなのか
実際に、立ち上げ1年目のドクターズプライム、8年目のJEEK、リクルートという組織規模の違う3社インターン経験した中で 、立ち上げ間もないスタートアップのスピード感が自分には合っていると思ったから
事業をゼロから作る側に回りたかったから
なぜドクターズプライムなのか
①事業への共感
祖母が一昨年の2016年12月に、医師の診察断りにより亡くなり、初めて自分の大事な人の死を経験しました。
自分自身の経験からも救急車たらい回しをなくしたいと強く思いました。「自分の家族が、診察を断られ、たらい回しにされたら許せるのか?」それは絶対にNOだと、誰しもが答えると思います。
祖母の診察を断った病院は、弊社のサービスを導入し、断らない医療を一緒に実践しているところです。ある意味、ドクターズプライムへの入社を後押ししたのは祖母かもしれないと思います。
②新卒スタートアップ入社のロールモデルになりたいという夢
私は新卒スタートアップ入社のロールモデルとなり、自分のキャリアを発信することで、新卒で、スタートアップで働くことに一歩踏み出したい人を応援したいと思っています。
自分自身が、ドクターズプライムから新卒入社の話をもらい、迷っている時、新卒入社としてスタートアップで働いているロールモデルと思える人を見つけられなかった現状があります。
きっと、みんな一歩踏み出したくても、親や周りから否定や心配をされたり、周りに相談できる人がおらず、悩んで、孤独に感じる事もあると思います。
私もそんな時期がありました。だからこそ、一歩踏み出したい人を応援できる存在になりたいし、スタートアップ業界をもっと盛り上げていきたいと思っています。
そもそもなぜ、大手受けたのか
ここまで読むと、スタートアップでインターンしていたのに、なぜ大手受けたのか!ってツッコミを受けるかと思う。
JEEKでインターンしながら、「スタートアップ合うかも?」と思っていた。でも、大手を受けた。
それはなぜなのか。
正直なところ、
「そもそもスタートアップの会社ってどう見つければいいか分からない!」「どの会社がいいかよく分からない!」「その中で決めるなんて正直不安だ〜!」って思っていました。
「就活でスタートアップ内定って、そんな短期間でよく知らないスタートアップに意思決定できないよ。」って。
やはり不安を感じてしまったのが正直な話です。結局私は、大手に就職してしまうんだな〜と、もやもやしながら生きていました。
そんな中、インターンを始めたドクターズプライムでは、カルチャーフィット、事業の可能性、財務面などをじっくり見れた。
かつ代表の田がとことん相談に乗ってくれ、向き合ってくれた結果、ドクターズプライムよくわかっちゃったよ状態になったのです。
実際にインターンとして働いたことで、フィット感を知れ、ここで働き続けるイメージが鮮明になったことが大きいと思います。
就職先を選ぶために大切だと思うこと
1年半、3社でインターン経験をし、キャリアについて悩み抜き、ドクターズプライムを選択しました。
その経験の中で、自分のキャリアについて考える上で大事だと思った2点を残しておきたいと思います。
実際に働いてみて、自分の働く上での大事にしている価値観を知る
入社する前に、その会社で働き、事業に可能性があるのか、会社のカルチャーにフィットするのか、上司(代表)を信頼できるか、自分がやりたいことができるのかを確認する
上記2つは、小さな規模のスタートアップだからこそ確認できることだと思います。
この2つを考え抜くことを徹底的にサポートしてくれた代表にはとても感謝しています。
入社して思うこと
先日2019年4月2日(火)にスタートアップ合同入社式がありました!
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昨年2018年10月に入社したものの、社員1号目で入社式というものがなかったため、この機会に入社式というものに参加できたことを嬉しく思います。
留年をきっかけに、自分で意思決定してこなかった私が、インターン、そして就活を通じて、多くの人に支えられ、ここまで走り抜けてきたと思います。親も私の今までの気持ちを受け止め、応援してくれました。周りの方々に感謝しかないです。
キャリアの選択に正解はない。 納得して選択をした後、自分の選択を自分で正解にすることが大事だと思います。
選択した段階で正解だったかどうかなんて分からないので、その選択を成功にする努力が大事だと思います。
私もドクターズプライムに入社した選択を正解であったと言い切れるよう、これからも頑張っていきたいと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました!
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