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医学部受験、面接対策のコツ    Part12 *”赤ちゃんポスト” そして”内密出産”編*(2019年のニューストピック!)

質問:赤ちゃんポストについて、そのメリットとデメリットにはどんなことがあると思いますか?

赤ちゃんポストは、世界11カ国に存在する。ドイツ国内では、病院を中心に現在約100箇所の赤ちゃんポストが存在する。中国の赤ちゃんポストでは、障害児の利用が殺到し、2014年に閉鎖された。日本では熊本の慈恵病院で唯一「こうのとりのゆりかご」という赤ちゃんポストが2007年に設立され、現在に至る。日本でも、赤ちゃんポストの是非については設立以前から論議が繰り返されている。こうのとりのゆりかごでは2018年の1年間では7人の赤ちゃんを保護、開設以降12年間では144人の赤ちゃんを保護した(2019年調べ)。

赤ちゃんポストの目的

目的は、赤ちゃんの命を保護するだけでなく、育児や中絶が困難で社会的に孤立した母親が殺人や死体遺棄などの犯罪を予防する点があげられる。 

赤ちゃんポストの実際の施設

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