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子供の発熱の対処法【内科専門医が解説】


子供が突然熱を出した時

さてどうしようって時

母親としてできることの引き出しを増やしておくことはとても大切。

すりおろしりんごなどは有名🍎

その他の引き出しを今日は二つ紹介。

①豆腐湿布

日本の伝統的な解熱法の一つ。
38度以上の発熱でおすすめ。

うちの一番上の子は冷えピタがきらいだった。
冷えピタの成分は水分を含んだ高分子ゲルと冷感成分であるメントールなどの添加物。
冷えピタが悪いわけではないけれど、敏感肌や小さい子供はいやがる。

冷えピタや氷枕と違うのは、豆腐湿布には体の内側から解毒してくれる作用があること。

そして豆腐湿布の方が自然な熱の冷却作用だから、子供の身体にとってはラク。

【豆腐湿布の作り方】

▶︎材料:
•豆腐(絹ごしや木綿どちらでも可)
•小麦粉または片栗粉(固めるため、少量)
小麦アレルギーの場合は米粉でもOK 1/2cup程度
•すりおろし生姜 豆腐の1割程度
•布(ガーゼや清潔な薄い布)

▶︎手順:
1.豆腐を水切りをして、手でつぶしてペースト状にする。
2.小麦粉や片栗粉、生姜を混ぜて、ペーストがまとまる程度にする。
3.このペーストをキッチンペーパーやガーゼに広げる。2cm程度の厚みにする。
4.子供の額や熱を持っている部分に当てる(肌に直接触れないように布で包む)。

▶︎豆腐湿布の効果
1.熱を吸収する効果
豆腐には水分が多く含まれており、その水分が蒸発する際に熱を吸収してくれる。

2.保湿と穏やかな冷却
豆腐は直接肌を冷やしすぎることなく、穏やかに熱を逃がしてくれる。特に敏感肌の子供には◎!

▶︎注意点
交換タイミング: 豆腐が温まると効果がなくなるため、1〜2時間程度で交換。豆腐が黄色くなるのも目印。

②はちみつとレモンの温かい飲み物

(※はちみつなので1歳以上の子供限定)
コップ1杯の温かい水に、はちみつ小さじ1とレモン果汁を少量加えるだけ。🍯🍋

▶︎医学的根拠:はちみつには抗菌・抗炎症作用があり、喉の痛みを緩和したり免疫をサポート。
レモンはビタミンCを含み、免疫機能を助ける。



あとはキャベツ枕も有名。
3人目の時に初めて乳腺炎になった時もやろうとしたけど、キャベツがなくて断念。
乳腺炎にも有効。


今の世の中便利なものはたくさんあるけれど

身体の自然な免疫力、回復力も邪魔しない
身体に優しい自然な手当て法を
取り入れてみてください。

その引き出しをどれだけ持つかが
家族の健康を守る秘訣🤝🏻🧡。


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