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自己免疫疾患!?

もうひとつ、「耳」にまつわる出来事を記しておく。

大晦日だけど耳がいたい

5〜6年前の大晦日のことである。
本当に5〜6年前なのかどうか定かじゃないけど、コロナが騒がれる前だから、おそらく5〜6年前のことだったと思う。
夕方から夜にかけて、じわじわと耳が痛みだした。
これまでの経験から「また中耳炎かもしれないな …」なんて考えながら、早めに横になったけど、ほとんど眠れず、朝起きたら、両耳から出血していた。この時の出血も鮮明な赤だった。
そう、私の場合は、真珠腫性中耳炎によくみられる「耳だれに血が混じる」という出血ではなく、今回もこのときも「鮮血」なのだ。
私、本当に真珠腫性中耳炎なんだろうか・・・

救急外来

お正月早々、受診なんかしたくなかったけど、耳がカーンとしているし、我慢できないような痛みになったら嫌だなと思い、近くの救急外来を訪ねた。それなりに人がいたけど、30〜40分くらいで順番が回ってきた。
何度も言うけど5〜6年も前のことなので、この時の先生がどんな風貌だったのかは思い出せない。若い先生だったとは思う。たぶん。
一通り診察を終えた後、
「薬を出したいところだけど、耳鼻科で見てもらった方がいいね。今、看護師さんに調べてもらったら、少し離れているけど、耳鼻科の先生が救急外来に出ている病院があるから、そっちに行ってもらえますか?」と言われた。
・・・なんて親切な先生と看護師さんなんだろう。いろいろ調べてもらえて、本当にありがたかった。

紹介していただいた病院へ

元旦の日の入りは早い。
なんだかんだと移動に時間を取られ、紹介していただいた病院に到着したときは、空が夕焼けに染まり始めていた。

話はそれるけど、私は夕日を見るといつも、ブルーハーツの「夕暮れ」を思い出す。その日も夕暮れが脳内でずっと再生されていた。
 ♪  はっきりさせなくてもいい あやふやなまんまでいい
  僕達はなんとなく幸せになるんだ〜
ちなみに私のLINEの音楽はローリングガールズがカバーしてる夕暮れだ。

病院について、たぶん1時間ぐらい待ったあと、診察室に案内された。
比較的若くて、そこそこ背が高くて、さらっとした髪の、耳鼻科じゃなくて小児科にいそうな先生だった。何度も診察してもらうことになったので5〜6年たった今も、なんとなく覚えている。
状況を伝えると、
「耳鼻科の診察室に移動しましょう」
と言われ、看護師さんと一緒に移動した。真っ暗な耳鼻科の診察室に明かりが灯り、一人だけ中にいれてもらうという貴重な体験をした。
このときも内視鏡の映像をシェアしてもらった。
耳の中が真っ赤で、あらら、、、と思ったけど、わりと冷静に受け止めた。

前の記事にも書いたけど、このときは自己免疫疾患なんじゃないかと言われ、後に大学病院で血液検査を行った。それは、その時担当してもらった医師が大学病院の所属で、救急外来はアルバイト?だったからだし、検査の結果もなんでもなかった。その後は今年の3月まで耳のトラブルとは無縁だった。風邪を引くこともなく、お酒もおいしく、それはもう毎日元気に過ごしていた。

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