入院前の説明
手術前の検査、手術前の診察、ともに異常がなかったので、いよいよ入院について具体的な説明を受けることになりました。
手術の説明
私が受ける予定の手術は「右鼓室形成術(耳小骨再建術)+乳突削開術」
まずは側頭筋膜や耳介軟骨を搾取して、耳の後方の骨を削りながら、乳突洞、中耳腔の心術病変を摘出、敗れた鼓膜を筋膜などで形成、鼓膜から内耳への音の伝わりを再建するというような手術らしいです。耳の中のリノベーションみたいなものでしょうか。
麻酔の合併症
全身麻酔で行うので、麻酔に伴う合併症(肺、心臓、脳の負担!?、アレルギー反応、肺血栓塞栓症、術後の頭痛など)があるかもしれないとの説明も受けました。
以前、全身麻酔を経験した際に術後の頭痛は経験済みです。あれは辛かった、、、
「前に全身麻酔したとき、頭痛苦しかったです」と伝えると
「今は、頭痛や吐き気が起こりにくい薬を使うので、大丈夫ですよ」と言われました。が、多少は覚悟しておいた方がいいよね。うん。肺とか、心臓とか、脳とかに何かあるくらいなら、頭痛ぐらい我慢できるというものです。
予測される合併症や偶発症と危険性
【よくある合併症】
術後の一時的な耳鳴りやめまい、味覚の変化、耳の周りのピリピリした感じ、、、はよくおこるそうです。まあ、それくらいは我慢しないとね。
【頻度は低いけど起こる可能性がゼロとはいえない重大な合併症】
顔面の運動麻痺、髄液漏、髄膜炎、脳炎、多量出血、、、
えっ?それは勘弁してほしい、、、低い頻度の一人にならないことを祈ろう。
【耳内術創の安定】
「手術後、耳内術創が安定するまで2か月ぐらいかかるので外来で観察して行くことになります。鼻を強くかんだり、くしゃみをしたり、鼻から耳へ空気を送ったり、頭を激しく振るような行為は避けてくださいねー」
のような説明を受け、頭を激しく振るような行為っていったいどういう状況?w と思いつつ、「はい」と答えると、間を入れず、
「気圧の変化により形成した鼓膜や再建した耳小骨が影響を受けることがありますので、飛行機には乗らないでくださいね」といわれました。
10月に札幌&シアトルに行かなければならないことを思い出し、「えっ…飛行機、乗っちゃダメですか?」と聞いてみたところ、
「2か月は乗らないでほしいですね」とのこと。
ガーン…
札幌は新幹線と特急でいくとして、シアトルは…キャンセルするしかないよね。よーし、こうなったら、函館まではグランクラスで行くぞ〜
説明はまだ続き、肺血栓塞栓症予防のために、ポンプみたいな機械や弾性ストッキングを装用することとか、手術により期待される効果とか、いろいろ、いろいろ説明をうけたけど、まあ、先生を信じて、がんばるしかないね。
「初心者が行う中耳手術のコツ―乳突削開術を中心に」
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jibiinkoka/123/3/123_232/_pdf
なんて論文を読みつつ、私の手術をしてくれる先生はベテランの先生なんだったと考えたりしました。
入院と手術室での流れについての説明
看護師さんからは、「全身麻酔手術を受けられる方へ」というパンフレットに沿って説明を受けました。
大まかに記載すると、現在治療中の病気や内服中の薬、アレルギーなどについてと、呼吸訓練と禁煙の必要性、手術前の体調管理、手術室れの流れ、、、などなど。
今治療中の病気はないし体調はすこぶる快調!そもそもタバコは吸わない!
ということで、まあ、大きな問題はなさそうかな。あーでも、お酒、控えるようにした方がいいのかな、、、
「手術室では、少しでも落ち着けるように、好きな音楽を流すことができますよ!」と言われ、あいみょんの音楽を流してもらおうかとチラリと考えたけど、どうせ全身麻酔で眠ってしまうんだし、お願いするほどじゃないよねと思い直しました。それより、執刀してくれる先生が好きな音楽をかけた方が良いのではー?なんてね。
入院についての説明
これもパンフレットに沿って説明してもらいました。
用意するもの、病室について、入院生活について(病棟での生活や食事、入浴、安全のためのお願いなどなど)、面会について、退院について、病院の中の案内などなど。
あ〜、いよいよ入院か〜〜〜〜〜
すべてが無事にすむことを祈るばかり…
(人д`*)オネガイシマス
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