【加盟店紹介】「ハルバル材木座」様
NTTコミュニケーションズ提供のワークスペース即時検索・予約アプリ「dropin(ドロッピン)」の広報担当です。
鎌倉市の加盟店をご紹介するシリーズの第5弾として今回利用させていただいたのは「ハルバル材木座」です。鎌倉駅前の喧騒から少し離れた、材木座海岸に近い住宅街の中で、暮らすように働くことができるコワーキングスペースです。平日はコワーキングスペースとして、土日祝日はワークショップの会場などとして利用ができます。
「ハルバル材木座」へのアクセス
鎌倉駅から南東方向に徒歩で約15分、鎌倉での生活をイメージできるような静かな住宅街の中に「ハルバル材木座」はあります。
dropinの「経路表示」機能を使って、地図を見ながら、駅からずっと平らな道を楽しく歩けば、あっという間に到着します。
dropinから日時指定予約をした時間より少し早めに着きそうなので、お散歩気分で散策してみました。観光名所とは少し違う、鎌倉のローカルな雰囲気を味わえるのも、駅前のコワーキングとは違う楽しみですね。
鎌倉での暮らしをイメージしながらテレワーク
「ハルバル材木座」は、オーナーさんが居住されていた一戸建てをリノベーションしたスペースです。入り口には、オシャレな看板が設置されていて、場所を見つけるのは簡単です。
さっそく、玄関ドアのインターホンを押して、室内にお邪魔します。
オーナーの伊藤さんが笑顔で迎えてくださいます。
まずは、階段を登った2階のコワーキングエリアからご紹介します。
木の内装の室内には、イームズ(Charles Eames)などのデザイン家具が配置され、心地よいBGMが流れていて、快適にお仕事ができそうです。
席の間には、透明なパーティションもあり、感染症対策もバッチリ。
コワーキングエリアには共有の「ハルバルキッチン」があります。このキッチンは、営業許可取得済みで、利用者がこの場所を飲食店として使うことができるので、低リスクで自分のお店にチャレンジできます。
「鎌倉で飲食店用の店舗を借りると賃貸が高いので、まずはここで試してみて欲しい」という、オーナーの伊藤さんの想いが伝わるスペースです。
最近では、保存食を作っている方のために、ジャム工場の製造許可を取り、小さな事業として立ち上げる応援をされているそうです!
窓際にはソファもあり、静かに読書を楽しむメンバーさんも多いそう。
1階の玄関横の「和室」は、打ち合わせやZoom会議などにお使いになる方が多いそうです。
dropin用のQRコードは壁に掲示されていますので、利用開始時と終了時に、忘れずにチェックインとチェックアウトの手続きをお願いいたします!
気になるデスクワーク環境は?
さっそくWiFiに接続して、テレワークを体験です。各座席には天井から電源コードが引かれており、足元で配線が邪魔になることはありません!
インターネット回線は安定して「500Mbps以上」で快適です。
ビデオ会議なども不安なく対応できますね。
窓の外には、ベランダにテーブルとチェアを配置したテラス席もあり、これからの季節は、ここでのワークも良い気分転換になりそうです。
オーナーさんにインタビュー!
「ハルバル材木座」のオーナー・伊藤さんにインタビューさせていただきました。
【dropin】伊藤さんは東京のテレビ局に32年間務め、グループ会社の代表もなさっていたそうですが、ご自宅を改装して開放しようと思った経緯を聞かせてください。
【伊藤さん】以前からここを活用して「人と人がつながる場を作りたい」と思っていました。子供が独立したのをきっかけに、1年くらい前から日本中のコワーキングを回ってみました。多くが「駅チカ」「大手出資」「きれい」なものの、受付に人がいても、そこにいる人同士をつないでいないと感じました。そんな中で、山形の米沢と、沖縄の大宜味村にあるスペースに出会って衝撃を受けて、立ち上げ時の参考にしました。
【dropin】今年3月末のオープンから半年ほどが経過しましたが、その当時と今で変化したことはありますか?
【伊藤さん】自分は人と人がつながってゆく場を作りたかったので、オープン前は、利用者のニーズをいろいろと想定して、「平日はコワーキング、週末はワークショップやシェアキッチン」で運用をスタートしました。
いざ始めてみると、コワーキングでの利用が想定より少ない一方で、ワークショップの利用が思ったより多く、週末はだいたい予定が入っています。
これから5年、10年と続けてゆく中で、利用する人に「流される」ことをテーマに、変化することを楽しんでいきたいと思っています。
【dropin】ワークショップの利用が多いとのことですが、例えばどのような活動がされているのですか?
【伊藤さん】用途はバラバラですが、ビジネス関係よりも、ご自身が体験してきたことを、人にもシェアしたい人が多いです。
例えば先日は「読書会」として、各自が好きな本を2時間、思い思いの場所で読む会がありました。忙しい生活の中で、本と2時間向き合う時間はなかなか作れないと思いますが、一緒に参加した方々が集中して読む雰囲気が良いようで、月1回くらいで定例化しつつあります。
他には、未来日記を書くワークショップや、篆刻(てんこく)、書、英語、アップサイクルなどが開催されましたね。
【dropin】ご自身も、会社員時代は「テレワーク」をなさっていましたか?
【伊藤さん】テレビ局勤務時代は、番組制作や人事、そして出張も多かったので、テレワークはできないと思い込んでしまっていました。まずはその「洗脳」を解いて、部分的にできる範囲だけでも、テレワークを実践してみればよかったなと思っています。
当時は、朝7時に家を出て、夜23時に帰る生活で、昼間の鎌倉を知らなかった中で、昨年末に会社を退職し、ここを立ち上げるまで、「ゼロ人脈」でのスタートでした。そこで、いろんな人に会って話をすると、人が人を紹介してくれる雰囲気が鎌倉にはあります。何かを始めるには、人のつながりが第一なので、自分もこの場所で、何かをやってみたい人を「つなげてあげたい」という気持ちを持っています。
【dropin】「鎌倉ワーケーションWEEK」にも参加されるそうですが、ワーケーションについてはどのように捉えていらっしゃいますか?
【伊藤さん】「ワーケーション」というと、有名観光地で大手ホテルなどが主導しているプランが多いですが、東京から1時間で手軽に来れる立地を生かして、鎌倉ならではのワーケーションの楽しみ方があると思います。
鎌倉の時間や人は、明らかに都内とは違うと思いますが、言葉で説明してもなかなか理解していただくは難しいので、まずは1日過ごしてもらえれば、きっと分かると思います。
ワーケーションは生活ともつながっているので、ぜひお父さんだけでなく、ご家族で参加していただいて、「こういう過ごし方、時間の使い方があるんだな」と感じてもらうことで、それが希望に合致すれば素敵ですし、違うと思っても良いので、体験してみて欲しいです。
人と人とをつなぐ場所
今回は「ハルバル材木座」をご紹介しました。オーナーの伊藤さんのお人柄がにじみ出るような、やさしくてオープンな雰囲気の空間でした。
近隣にお住まいの方も、この空間に足を踏み入れてみることで、お仕事がはかどるのみならず、新たな人とのつながりや、小さな挑戦に一歩踏み出す機会と勇気をもらえるかも知れません。
こちらのnoteでは、今後もdropinを導入頂いている店舗様のご紹介や、皆さまに便利にお使い頂けるような情報を発信してゆく予定ですので、ぜひアカウントをフォローして、更新をチェックしてみてくださいね!
ハルバル材木座の店舗情報
🏠住所 〒248-0013 神奈川県鎌倉市材木座2-8-23
☎️電話 090-6525-6507
🚃アクセス 「鎌倉駅」より徒歩15分
🚗駐車場 無し
🕐営業時間 コワーキングスペース:火~金曜日10:00~18:00(月2回平日不定休あり)
詳細は、こちらのページにてご確認ください。