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居場所としてのボランティア

 ~どろっぷでのボランティア活動について~

どろっぷ、どろっぷサテライトではたくさんのボランティアの方が日々活躍してくださっています。
定年退職後に何かボランティア活動を始めようと探して、どろっぷにつながった方。こどもが大きくなったから、何か近所でできることはないかなと、かつて自身のお子さんが利用していたどろっぷを思い出してくれた方。中には港北区以外からもバスや電車を乗り継いで足を運んでいる方もいらっしゃいます。
ボランティア活動が生活の一部になっている方は「水曜日はどろっぷでボランティア」と活動する曜日を決めていたり、自身の予定の合間に気軽に来てくださる方もいたり、参加の頻度は様々です。

下準備にもかなり時間を費やしてくれています

親子で過ごす子育て支援拠点でのボランティアとはどんなことをするのかな?と思う方も多くいて、問い合わせをいただくこともあります。
どろっぷでは年齢に関わらずたくさんの方々に「できる時間にできること」をしていただいて、ボランティアの方々に支えられて日々運営しています。
ホームページのボランティア登録フォームには、「自身の得意なこと」や「主に関わりたいこと」を選択して登録していただけますが、それ以外にも、かわいい赤ちゃんを見たり、抱っこしたり、こどもたちと遊んだり、お母さん、お父さんと世間話をしたり、おしゃべりも全て利用親子に還元されています。

利用親子が過ごしやすいように心配りをしてくれています

月に一度の土いじり、庭いじりの日には花や木々の手入れ、野菜の苗を植えたり、収穫したりと屋外での活動もしていただいています。
「家だとベランダでしかお花が育てられないけど、どろっぷだと庭が広いから楽しいわ」
と月に一度、ボランティアみんなで集まっての作業を楽しみにしてくださっている方もいます。

スタッフだけでは難しい作業もしてくださる頼りになる存在です

まだ現役で仕事をしている方でも、職場との行き来の際に自分の住んでいる街をふと見たところ、どろっぷを見つけてくださり、
「何か自分にできることはないか?」
また、
定年退職後の居場所を今から探しておきたい。」
とボランティアに来てくださっている方もいます。
仕事が休みの日にボランティアに来てくださっているAさん。
たくさんのシニアボランティアの方が活躍している中で、まだ定年退職前のAさんのことは「にいに」、シニアボランティアさんを「じいじ」と呼ぶ子もいます。
「うちの子、男の人は苦手なんですけどAさんは大丈夫なんです。」
と優しい笑顔のAさんは利用者からも大人気です。
時には街でばったり親子に会って「こんにちは」と挨拶をしたり、どろっぷの外でも子育て家庭を気にかけてくれています。

こどもを巻き込んでの遊びを通した体験

最初は自分の好きなこと、得意なことを活かして子育て中の親子に何かしてあげたいなとボランティアをはじめた方も、こどもたちに顔を覚えてもらい、一緒に遊び過ごす中で、どろっぷが自分の居場所となり、逆に、
「こどもたちに生きるパワーをもらっています!」
と皆さんますますお元気に活躍中です。
こどもたちも、家族だけではなく、ボランティアさん、地域の皆さんにかわいいねと愛されて育つことで、どろっぷで過ごす時間が、お互い幸せな時間になっているのではないでしょうか。

ボランティアの皆さんいつも本当にありがとうございます。
利用親子もスタッフも皆さんの笑顔と元気パワーに支えられています。
これからもどうぞよろしくお願いいたします!!

どろっぷ・どろっぷサテライトへのお問い合わせは、ホームページにて受け付けております。本記事に関するご感想もお寄せください。
港北区地域子育て支援拠点どろっぷ