STEP 20. 報告書の作成
こんにちは、ドローンクエストのマサです。
この「ドローン外壁調査 実践マニュアル」では、
ドローン外壁調査を行うための過程を 全21 STEP で投稿していきます!
💡 初めてドローン外壁調査 実践マニュアル を閲覧される方は、こちらの記事を観てから順を追ってSTEPを進んでいただくとより理解しやすいです!☟☟
今回は大切な報告書の作成についてお話していきます。
前回、前々回の画像解析を元に報告書を作成していくので可視光解析&赤外線解析について「STEP 18. 可視画像解析」「STEP 19. 赤外線画像解析」をチェックしてください☟☟
┃ 報告書の作成
外壁調査報告書を作成する際の注意点は、誰が観ても内容がわかる報告書にする必要があります。
クライアントは外壁の事に詳しくないですし、「現状このような状態です」と丁寧に報告します。
お医者さんは私達の症状を聞き、体を検査して今の状態を伝え、病気か病気ではないのか?薬が必要であれば処方箋を書きます。緊急で手術が必要であれば入院案内をしますよね??
僕たちもお医者さんと同じです。
建物のお医者さんとなって、調査結果を伝えて、どれくらい劣化しているのか、補修は必要なのか今は不必要なのか、このままの状態で放っておくとどうなってしまう可能性があるのかをお伝えします。
報告書作成の理想は「報告書を読んだだけでお客様にすべて伝わる」のが最高です。そこを目指して報告書作成をしましょう。
┃ 報告書の内容・構成について
では報告書を観やすく、伝わるように構成を並べていきます。
調査概要
調査機材・調査方法
調査結果
主な不具合現象について
異常箇所検出分布
異常検出箇所詳細[可視光]
異常検出箇所詳細[赤外線]※ 赤外線調査がある場合のみ
※ 各内容詳細を記載しましょう!!
1.調査概要
調査物件の概要はもちろん、調査実施日程・時間、気象データも詳細記載します。
また作業責任者・作業担当者、調査項目も詳しく記載します。
■ 調査計画 ■
どのような人員構成で調査したのか
2.調査機材・調査方法
可視光調査のみを行うのか、赤外線調査も加えて行うのかで使用する機体は変わるかと思いますがどのようなカメラでどのような性能があるのかを記載します。
■ 調査結果 ■
4.主な不具合現象について
調査によって実際にどのような現象が観られたのか?
不具合画像をチョイスしてわかりやすい不具合をピックアップ、説明する。
5.異常箇所検出分布
立面図やわかりやすい全体写真などを用いて、異常箇所がどこにあるのか一目でわかるように不具合箇所をすべて記入する。
6.異常検出箇所詳細[可視光]
可視光解析でピックアップした不具合の疑いがある画像を張り付け、さらに拡大画像でも確認できるように2枚用意します。
その不具合の疑いがある詳細も記載する。
(ひび割れ・シーリング劣化etc…)
7.異常検出箇所詳細[赤外線]
赤外線の不具合疑い画像のみを載せても、箇所がわからないので可視光画像も一緒に載せるとわかりやすいです。
いかがでしたか?
実践マニュアルを読んでいただいているあなたはご理解してくれると思いますが、報告書を画像でお見せすることができません。。
おわかりですよね??!
このnoteを読んでくれているあなたには、実際にお会いして『外壁調査報告書』を理解してもらえると幸いです!!
次のドローン外壁調査 実践マニュアルはSTEP 21. 【ドローン外壁調査まとめ】です。
長らく実践マニュアルを書いてきましたが、次で最後です!
などなどを書きます。
いつも読んでくださりありがとうございます!
最後までお付き合いください!!
ドローンの上手な利用により、一般的にもドローンが日常生活に溶け込む未来が近づいています。その中で、ドローン外壁調査も普遍的に認知されるようになることを願っています!
ドローン外壁調査 実践マニュアル 残り1ステップ、僕の想いも書きますね。
⏰ 全 21 STEPを予定しております!
↓ ↓ SNSでもドローンや外壁調査の事をつぶやいていますので、是非チェックしてください!
フォローもよろしくお願いします★
⌘ 取得免許 ⌘
一等無人航空機操縦士(限定解除マルチ)
赤外線建物診断技能師
第三級陸上特殊無線技士
第四級アマチュア無線技士
ドローンパイロット1級
#ドローン外壁調査
#ドローンクエスト
#実践マニュアル
#調査報告書