とりとめのない話
タイトル思いつかんかった。
井戸端会議?他愛もない話?便所の落書き?閑話?道草?駄弁?
まぁ、トリトメノナイ話としてきおきましょう。
この間、平日だけど休みだったから河川敷を散歩していたんです。
今日は、今日だけは電車の音さえも環境音の一部であります。
空はどこまでも青く、顔にあたる風は冷たい。
あぁ、もう冬だなぁ。今年も終わりだなぁ。
犬を連れているお母さんも、お母さんを連れている犬も、どちらも年末の高揚感を享受しているようで小走り気味です。
黄昏れる私を、さらにふけさせる瞬間が訪れます。
「サクッ」
「?」
何を踏んだんだろう?
足元に視点をやると、干上がった砂でした。
雨の時に川が溢れて、吐き出された軽い砂。
本流に戻らず、そこで生きていくと決めた砂。
アウトローさ(砂)
さて、この砂ですが
落ち葉を踏んだ時のような、小気味の良い音がするんです。
牛乳でふやける前のコーンフレークに対するスプーン一投目のような。
この音がたまらなくて、もう1分くらい音を楽しんでいました。
ASMRの動画が人気な理由も少しわかります。
その日はもう、ルンルンで帰りました。
何だろう、繋がった感?
人と人じゃなくて、人と自然が。
最後に締めになります。
もうすぐ今年も終わりですね。
季節感を味わう手段はなんだって良いけど、
例えば、食事でもいいし、景色でもいいし、もっというとマーケティングの一環でもいいし。
来年は、こういうのを感じられる感受性を大事にしていきたいですネ。
以上、よろしくお願いします。