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危ない患者、やばい患者ほど会いに行け、見に行け、家族に会え

ちょっと働き方改革のお話です。

医師の働き方と言うのは、僕の若い頃は労働基準法なんてそんなの関係ないと言う状態で、タイムカードなんかも当然ありませんでしたし、出勤したかどうかなんかもうまぁ適当に名簿に丸つけてるだけという状況でした。有給休暇なんて取ったこともなく、そうですね、20年間有給を使ったことがなかったです。唯一休んだのは新婚旅行で1週間だけ。あと、祖母のお葬式で二日間だけ休んだのを覚えています。でもそんなのが当たり前だったんですね。有給なんか使えない。週6日勤務で、朝7時半に行って夜9時まで働く。翌日7時半からまた仕事で、休みの日曜日は大体他の病院で当直。若かったからできたんだと思うんですけど、それが当たり前だと思っていました。

そして、実は今の状況は当時の僕からすれば天国みたいな環境だと思うんですけど、今の若い医者からすれば、現状が最初から与えられている状況であって当たり前なんですよね。なので、普通に有給もガンガン取りますし、欠勤もガンガンしてます。正直、とても腹が立ってしょうがない。イライラします。ですが、時代と言ってしまえば、それまでで、僕らの時代が異常だったという解釈に落ち着いてしまうわけです。

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