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後期研修医はお客様ではないし、他業種へのリスペクトのない医師は医師失格だ

愚痴をしゃべります。許してください。
お目汚しすいません。

まず最初に僕の経歴の話なんですけど、僕は医師となって2年間大学病院で研修を積んだ後、4年間外病院で働いて7年目に大学病院に戻りました。
その後、大学病院からアメリカに留学するまでの10年以上勤務してたわけです。

大病院というところは、他科との連携は大変大事なわけです。
これは実は当たり前のことなんですが、お互いに敬意を払うわけですよ。医療とは共同作業なのです。

外科医が手術をするとなると麻酔科、ICUなどとの連携が必要になります。
自分の手術の全身麻酔をかけてもらいますし、術後の対応もしていただくわけです。

ですので手術当日は、必ず患者さんを手術室に迎える前に、麻酔科の先生にお会いして挨拶をする。またはその手術する患者さんと一緒に手術室に入室するのは不文律といいますか、当然の礼儀なのです。
麻酔をかけてもらうわけですから。

そういったことは研修医時代から教育されていることで、主治医が手術室に来るのが遅れるのは大変恥ずかしいことだと教育されてきましたし、そのように教育してました。

こういった臨床的な習慣や礼儀というのはいつまでも当然抜けないし抜いたらダメなわけで、今でも僕は10歳以上年下の麻酔科の先生にでも麻酔をかけてもらう時は挨拶を欠かしませんし、必ず自分の主治医の患者さんが到着するよりも先に手術室に行きます。

他のスタッフにも挨拶をするのが当然です。当たり前なんですよ。
人としての礼儀です。お互い協力してやるのが医療なのです。

そして、ここから完全なる今日の愚痴です。

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