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選択的夫婦別姓が導入されるかもしれませんが、離婚後も元夫の姓を名乗る女性もいるのです

選択的夫婦別姓が法律として成り立つかどうかっていうのは、正直もう僕にとってはどうでもいいんですが、僕の妻の話をちょっとさせてください。

僕の妻の母親は3回結婚して3回離婚しているんですけど、3回目の結婚の時に僕の妻が誕生しまして、その5年後に離婚しました。

離婚時に、妻の母親は父親の姓をそのまま名乗ることにしました。
これは可能なのです。

離婚から3か月以内に届出をすれば、結婚していたときの姓をそのまま名乗り続ける「婚氏続称」という制度があるのです。

そうした理由は、その時点で妻がもうすぐ小学校に入るというのに苗字が変わると手続きがめんどくさいと言うこと、それと母子家庭であることを悟られたくないという気持ちがあったからです。

離婚した事実を隠していたのかもしれません。

要するに、離婚後も父親が養育費を支払い、母親が子を育てる状態で、名前は変わらず。でも離婚していた、という状況だったんですね。

親と子が別姓であると母子家庭であることが一目でわかってしまうので、姓を変えずにそのまま生活していたわけです。

選択的夫婦別姓が法律として制定されたとしても、根付くには数十年の時間がかかるでしょう。

母親と子が異なる姓であると、余計な詮索を受ける可能性もありますし、子供から見ればなぜ母親と自分の苗字が違うのかという疑問を持つことは間違いありません。

他の子供はみんな同じなのに、なぜ自分だけ違うのかと考えるかもしれません。

確かに妻が自分のもともとの苗字を大事にしたいという気持ちは理解できます。

しかし子供の立場から見るとちょっとめんどくさいことになりますし、何気ない学校生活でいじめの原因になったりしないかと変に想像してしまいます。

まあ、日本人の古い考え方だと言われてしまうと何も言うことはないんですけど、そういうリスクがその法律が根付くまでにはあるということを考えたほうがいいです。

妻に選択的夫婦別姓が制定された場合ことについて聞いたのですが、苗字が変わらなければ結婚したという実感が得られない気がすると言っていました。

まあ、これも古い考えと言われればそれまでなんですけどね。以上です。

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とある地方都市の某外科医
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