中年が歯の健康を保つためにしていること
せっかくなので、テーマに沿った話でもしようかなと思います。歯の健康の話ですね。
僕は大学病院時代は、やっぱり忙しすぎて歯医者に行く時間もなかったので、虫歯が痛むとどうしたかというと、自分の大学の歯科口腔外科に赴き、そこで研修医上がりの歯科医師の実験台になっていました。まあ、かなりまともな治療を受けました。上級医も当然見ているので、虫歯の治療を繰り返していました。
大学病院を出ると、当然歯医者に行かなければならないのですが、市中の歯医者にはピンからキリまであります。歴史の長い歯医者に行って、オールドファッションな治療を受けてひどい目に遭いました。結局、大学を出てからも大学の歯科口腔外科に通って歯の健康を保っていたのですが、これが問題になったのはアメリカに行ってからです。
アメリカの歯科医師もたくさんいますが、保険は民間のものが効くので、お金のことは気にしなくていいのですが、予約がやはり日本と同じで取りにくいです。良い歯医者ほど予約が取れませんし、アジア人の歯を見る歯医者は特にそうで、日本の歯医者や日本語が通じる歯医者となると、半年待ちといった異常な待ち時間が必要です。一度、ワシントンの日本語対応歯科医に予約を取ってみたのですが、やはり半年待ちと言われて、とても待てないと判断し、日本に帰国する際に歯医者に駆け込みました。応急処置的な治療をしてもらい、何とか3年間のアメリカ生活を保ったわけです。
帰国後も当然ながら歯医者にかかる必要がありました。幸いなことに、先輩の医者の友人が歯科医師で近所で開業しており、大変評判が良いと言うことでお世話になっています。現在も3ヶ月に1度、歯科検診を受けています。当然ながら、歯を磨くこと、そして毎日フロスをすることを推奨されています。しかし、3ヶ月も経つと、やはり僕のやり方が悪いのかもしれませんが、歯石がたまるわけです。ステイン、つまり茶渋が付くと言うことで、3ヶ月ごとに通院しています。幸いなことに、その都度何か見つかればその場で治療してもらえるという良心的な歯科でして、既に良い年ですが、これまで親知らず以外は抜歯したことがありません。何とか歯を保っています。これからもこのまま続けようと思っています。