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超高齢者の予防的手術について

最近ほんとに昔よりも長生きする人が増えてきている印象です。
超高齢者というのは僕の認識では90歳以上ですが、超高齢者でも緊急手術をすることがあります。

これは命に関わる状態で、しないと亡くなる可能性がある場合、超高齢者であってもリスクを犯して緊急手術をするのです。

最近ちょっと問題になっているのは、医療財政の圧迫もありますが、一つは延命治療、もう一つは高齢者や超高齢者の予防的手術です。

延命治療に関しては、日本は諸外国に比べれば遅れていると言っていいでしょう。

皆さんご存知かもしれませんが、胃瘻や気管切開などを超高齢者に行うのは、日本ぐらいです。

これは国民皆保険制度の弊害だと思っています。
保険診療だからこそ、そういった処置をすることで売上が上がるんです。

実際、これが保険が効かない自己負担で行われることになった場合、どれだけのご家族が選択するでしょうか。

だから完全に日本の医療財政を圧迫しないためには、僕は今後、延命治療を保険適応外とする混合診療を認めるべきだと思っています。

同様に、予防的手術についてもお話しします。

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