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AIの進歩と医療現場における利点と欠点

AIが医療技術医療現場に降りてきまして、だいぶ細かい作業が楽になってきています。例えばカルテを勝手に読み込んでサマリーを作ったり、紹介状を作ったり、あと指示のミスがあれば指摘してくれたりと言ったことが普通にできてます。もう一つは外来中に患者さんの診察をしながらしゃべるとそれがそのままカルテに記載される。ここまでは音声入力で一緒なんですけど、さらには雑談なんかとばしてくれて要約してくれたりします。こうなってくるとキーボードに向かうことがほとんどなくなってきてまして、患者さんと目を合わせる時間も今までより増えるようになってきました。これ非常に良いことですね。いいことなんですが、そしたら今後AIがなければ診療ができないと言う医者が出てくる可能性があります。日本の医院はAI導入にお金かかりますので、おそらくはいつまでもAIを導入しないままの病院と言うが出てくるはずです。そういった病院に勤務になったときに大学病院で研修を積んだ医者が困るような世の中になるかもしれません。実際電子カルテについてですが、電子カルテの導入はもうすでに8割を超えてはいるんですけど、それでもいまだに紙カルテを使っている病院っていうのはあります。それで勤務する場合ボールペンでカルテを記載する必要があるわけです。オーダーリングシステムと言ってさすがに薬剤とか点滴のオーダーはパソコンを使っていても紙カルテを使っている病院っていうのはやっぱりあるわけです。僕も医者なって20年以上なりますけど、当時は紙カルテでオーダーも紙でした。電子化されたのは僕が医者になって2 、3年してからなります。僕の大学の話ですけど。
医療の進歩っていうのはこういったハードウェアソフトウェア的な進歩ももちろんありますが、薬剤の進歩手術の進歩なども目覚ましく薬剤の進歩についてはですね。医療費が逼迫してる原因の1つになっています。


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