統合失調症青春狂騒回想記発症後編 9
NESTも終わり、しゃのさんはUNITで、f君はレコード店で、バイトになり、僕はカフェバーで時給720円でバイトしていて、空調は掛け持ちながら、控えめでやっていた。
larry heardhttps://amzn.to/4dOxJ9VのamnesiaというアルバムのCDを買ったことをキッカケにTRAXレーベルなどのchicago houseも買うようになっていた。また、スリーブを観て良さそうだったら、視聴ができれば視聴して買うという方法だった。
一度だけクラブで軟派をしたことがある。f君のバイトの先輩がオルガンバーで回すというのでひとりで行ってみた。
暗闇で見る相手のコが可愛くか見えたので声をかけたのである。その後、一緒に焼肉を食べることになったのだが、ヒステリックグラマーに勤めるそのコはタイプではなく、それっきりだ。
カフェバーでは、英会話のNOVAに勤める外国人にピッチャーでビールをついでたり、丸裸の男が女の子が座るガラス越しに現れ、追いかけて追い払ったり、ゴキブリが出て潰したり、1年間くらいのカフェバーバイトの思い出はそんなところである。
ロックが好きな、女の子連れの若い男の子が調子に乗り出すと、ちょっとムカついてreggaeをかけたりしてたのだが、またreggaeかよーと文句を言われた。
店内の空気を読んでレコードをチョイスしていたので、ワンタンテーブルdjのようだった。
ロッカーズhttps://amzn.to/3yspbFpやワイルドスタイルhttps://amzn.to/3UEdC5q、24アワーパーティーピープルhttps://amzn.to/4dKwp7Oなど音楽関係の映画がそのころやっていた。
ロッカーズのピンクのtシャツを僕が着てたら、f君はファンシーだなあと言っていた。
初めてのクラブdjはその日で閉店するという宙というクラブだった。しゃのさんがみつけてきたのだ。その時の僕は即興で選曲してmixをするということができず、前もって練習した通りにかけようとしてたら、1番手のしゃのさんの静岡の高校の時の友達が、僕の最初の曲のピッチをあげて、最後のほうがミスするかたちになり盛り上げることが出来なかった。バスケ部の時となんか似てる。これは修行だと思った。
djのn君が遊びに来ていたんだけど、しゃのさんがテクノではなく、ハウスをかけていたので喧嘩ごしだった。
宙ではスタッフが掃除をしているのをみんなが手伝ってるとき、ゴキブリがでた。
この頃9.11テロがあった。
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