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統合失調症青春狂騒回想録番外編 転校後2

 6年生になり、中学受験をするヨシちゃん、シミ君などは塾に行っていた。シミ君はカルチャーっ子でeagleshttps://amzn.to/4ayreFqのCDを貸してくれた覚えがある。シノは未来少年コナンhttps://amzn.to/4dVTViqや村上春樹さんのノルウェーの森https://amzn.to/3V47uoiを読んでいた。
 弾けた遊びがしたかった僕は、公団のゴミ捨て場から段ボールを拾って組み立ててみんなでぶつかりあうというデンジャラスな遊びを考案した。そのうち、大人にとめられた。
 塾に行かなくても、テストはほぼ80点以上だった。
 そのとき、一度だけイジメをしたことがある。フケのあるメガネの女の子をからかったのである。ダウン症の女の子もそれまで知らなかったので悪くみてた。2人の女の子は反撃してきて、クラス会で問題になった。反省した。 
 僕が好きだったmちゃんは偉く、僕とヨシちゃん、mちゃんとダウン症の子で遠足のディズニーランドのグループでいった。もちろん、大人になった今では障害者の差別はしない。どころか、自分が障害者である。
 mちゃんは自分の誕生日会に呼んでくれて、バレンタインのチョコもくれた。お返しにホワイトデーを渡した。
 このmちゃんが前述した、中学のとき転校してしまった女の子である。
 世田谷区の体育大会で800m走2位だったのだが、今思うと都会のスカしでみんなが全力じゃなかったのかもしれない。ちなみに1位はすごいところから追い上げてきた、中学で仲良くなる同じ小学校のA君だ。
 修学旅行は東北に行った。担任の先生が太郎杉という怪談をして肝試しをやることになった。昼間頭がズキズキ痛んだ。肝試しで夜ビクビクしながら歩いていると、後ろからワーとクラスの何人かが走ってきて一緒になって走った。頭の痛みは取れた。翌日、みんなで歩いてる間、異臭がするな?とみんなが思っていたら、タカハシ君がうんちを漏らしていた。
 アレックス君というオーストラリア人の男の子も転入してきて、みんなと仲良くなった。この頃、自分の髪の毛を自分で抜いたり、鉛筆をかじる癖があった。
 中学でも野球をやるよとヨシちゃんとシミくんに言ったら、公立のk中の野球部やったらヤンキーになるよと言われたが、そのままk中に入学した。

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